15830967_l
こんにちは、管理人のサトウです。

今回は新築なのに欠陥住宅だったという、とんでもない体験をされた方のお話しです。最初は販売業者は瑕疵を認めなかったようですが、どうやって欠陥を認めさせたのかがとても参考になりました。

家が右に傾いてビー玉が転がります

私は派遣社員としてコールセンターに勤務しているで29歳の女性です。今回は購入した物件が欠陥住宅だったので、その体験についてお話ししたいと思います。

物件は京都の一乗寺にあります。私は元々大阪に住んでいたのですが、京都の落ち着いた雰囲気が好きで、一乗寺でのんびり暮らしたいと思ったのです。

そこで夫と相談して一乗寺の駅近くにある物件を購入するに至りました。

その物件は2階建ての一軒家で、小さい庭と家の前には駐車場があります。

値段も2000万内と安かったので、そこそこいい買い物をしたと思っていました。

しかしそこに住み始めてから、何だかフローリングの床が異様に軋む事に気づいたのです。

他にもトイレの扉が勢いをつけないと完全に閉まらない、他のドアもちょっと閉まりにくい、と言う事がありました。

もしかして家が歪んでいるのかな、と思って部屋の真ん中にビー玉を置いてみました。

すると全ての部屋で、右の方へ転がっていく事が判って、この家は右に少し傾いているんだと欠陥に気づいたのです。

販売業者は欠陥を認めませんでしたが、別の業者に計測を依頼して証拠をつきつけてやりました

この物件を買った業者に問い合わせたのですが、欠陥があるとは認めてもらえませんでした。

そこでリフォーム業者に来てもらって家を見てもらったのですが、地面は平らなのに家が右に大分傾いていると言われたのです。

床が軋むのも、ドアが閉まりにくいのも、全て家の歪みが原因でした。

この欠陥をもう一度家を買った業者に伝えると、最初は渋っていましたが、何とか粘って認めさせる事が出来ました。

実際に家を見に来てもらったのですが、そこで測定して確かに歪んでいると、判ってもらえたのです。

そこでこの家をどうするかという話になったのですが、場所は気に入っていたので、リフォームして歪みを直す事にしました。

そのリフォーム代は家を買った業者に出してもらいました。

リフォームを請け負ってくれた業者の方は、家に来た時に「酷いですね」と同情してくれました。

工期は半年程かかりましたが、何とか今度は歪みもなくなったので良かったです。

欠陥住宅を購入しないために必要なこと

欠陥住宅を購入しない為に大切なのは、安いからと言って慌てて購入しない事です。

買い物をする時の基本的な事ですが、それでもつい忘れて飛びついてしまう時もあります。

欠陥のある家に住んでいると、ストレスも溜まってしまいますし、地震が来た時なんかに大変危険です。

おかしいなと思ったらまずは物件を買った業者に問い合わせる事、そして測定してもらう事をお勧めします。

相手はなかなか自分のミスを認めてくれませんが、別会社で測定してもらった結果を見せれば、何とかなる場合もあります。

もしくは物件を購入する時は、周りの物件購入者に聞いて、どこの不動産会社がいいのか決めるのもいいと思います。

長年住んでいて問題のない、という人から聞くのが一番の手です。

(体験談は以上です)

【不動産売却のおすすめ記事一覧】 

【不動産売却の基礎知識】

【不動産売却のコツ】

【不動産売却の疑問】

【相続した不動産売却】

【不動産買取りのおすすめ記事一覧】 

【不動産買取について】