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こんにちは、管理人のサトウです。今回は新居に引っ越した途端に子どもたちにアレルギー症状が出始めた方の体験談です。

新築した家で謎のアレルギー症状 まさかのシックハウス症候群

私は37歳の男性会社員です。田舎ではありますが先祖からの土地があったので新築で家を建てました。

家は某大手の住宅メーカーなのですが、他の業者とも相見積をしてみましたが、随分と価格が安くてこちらに依頼をしまさいた。しかし、入居後にまず、子供がくしゃみや鼻水が出るようになりました。また、目やにも多く痒みもあるようでした。その後、妻と私にも同様の症状が現れ、また、次第に頭痛もするようになってきました。

友人の大工さんがシックハウス症候群に気がついてくれた

たまたま、外回りに木製のテラスを作ろうと言うことになり、友人で大工がいるので見積と新築祝いがてら家に来てもらいました。その時に引っ越してからアレルギーのような症状がでて、家族も私も体調が悪くなったというような話をしたところ「シックハウス症候群ではないか? 測定機器を持っているから測ってやるよ。」と言われました。

当日に友人が、測定器で測ると日本の基準0.08ppmをはるかに上回る0.135ppmという数値が出たため、すぐに対処法として、24時間換気システムを取り付け全ての部屋に空気清浄機と中和剤を備え付けました。また、出来るだけ、外気を取り入れるようにして、空気を入れ替えるように窓なども改良しました。

住宅メーカーは知らぬ存ぜぬ

住宅メーカーの方に苦情を言いましたが、最初は軽くあしらわれたので、国土交通省に相談したところ法テラスにて訴訟をすることになりました。その後は、行政処分などを恐れたメーカー側が和解として換気にかかる設備や空気清浄機、窓の改装費を負担することと若干の和解金を支払うことで和解しました。

値段が安くなったからといってすぐには飛びつかない

このような、事態にならない為には、極端に安いところとは契約を交わさないということが最良の手なのかもしれませんが、誰にとっても普通は安い買い物ではないので、出来るだけ出費は削りたいと思います。それでも、相見積などをして値段が安くなったからといってすぐには飛びつかない方がいいでしょう。

安くなったことについて、なぜ価格が下げられるのか説明を求めた方がいい場合もあります。また、私のように建築などのことで信頼できる相談者がいればよいのですが、いない場合は、自治体や行政機関などの住宅の不具合を相談できる窓口などをあらかじめ探しておくことが望ましいですね。特に今回のような事例では、引越しを伴ったことから環境の変化により体調の不良かな?というように、まさか、劣悪な材料を使用したことによる欠陥住宅によるものだ、とは気付きにくいものもあります。

(体験談は以上です)

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