駐車できない 白蟻このページはWEB広告を利用しています
こんにちは管理人のサトウです。今回は購入した中古戸建住宅に欠陥があったという方の体験談です。

駐車スペースに車が入らない物件

私は女性で68歳の主婦です。居住地は広島県です。

現在の家を探したのは、インターネットです。ネットで価格が手ごろで広さも十分の家を見つけました。

一番の魅力は、何より近所と離れている点でした。

地図上では分からないため、取り扱い業者に依頼して、家を実際に見せてもらいました。

結果、見晴らしは抜群だし、空気はきれいでベランダは六畳ほどの広さもあり、当時はそこから灯台まで見えてい即座に購入を決めてしまったのです。

自然が残っているのは車が入らないためでした。

また、車に乗らない私達には、車が入らない住宅は、そう欠陥とは思えなかったのです。

けれど、致命的欠陥が他にもありました。

それは、見学に行った折、周辺の雰囲気をすっかり気に入った私達には気付かなかったことでした。

白蟻で柱がボロボロでした

また、前借家から値上げの要請もあって、引っ越しのための家探しを急いでいたのです。

中古住宅だったので、長年の痛みもあるだろうとは予測はしていましたが、この住宅が欠陥住宅かもしれないという致命的な事実がありました。

その欠陥というのは、柱一本が白蟻にやられて、あたかも紙のようになってしまっていることでした。

これは転居後、掃除をしている時気づいたので、まさに後の祭りなのでした。

噂では聞いていましたが、木の柱が紙ぺらのようになるなんて信じがたいことでした。

他にもあるかもしれないと、慌てて業者に見てもらいますと、駆除が絶対必要だと言われ、結局、家全部に薬を入れてもらうことになりました。

駆除代が20万円以上かかり、ボロボロの柱と床下の補強工事に7万円位もかかりました。

他にも住んでみると、床が緩んでいる箇所もあります。

これも、床柱が白蟻にやられているのかも分かりませんでした。

また、玄関かまちの石の裏側が開いたまま何も封鎖していない土間状態になっていたので、そこから様々の虫が自由に出入りしていましたし、そこは土間状態になっているので、家全体がカビ臭くて仕方ないので、そこを塞がざるをえませんでした。

これも住んでみなければ分からない欠陥と言えば欠陥でした。

訴えることも考えたが、その場しのぎの対策で乗り切ることに

白蟻駆除業者によれば、欠陥の原因は一度も駆除をしていた痕跡がないことでした。

それでやられてしまったのだろうと。もしかしたら、売主はそれに気づいていたのかもしれません。

仲介した不動産業者から、家の価値はないから家を壊して立替えと言う形で販売すると伝えられていたようです。

ですから、売主が気づいていたとしても、騙そうとする悪意はなかったのだと推測できます。

そうした事情もあって訴えることもできたでしょうが、とりあえず私達が家を購入したのが50代半ばでしたので、この先老年になるまで持てばいいと、ゆるくなった床にはビニールテープを張って踏まないようにして暮しています。

周辺の近隣の家とは離れていて環境が気に入っているし、森のようになっている木々に囲まれて、小鳥も来訪し安らげる家です。

また、しっかり作られた家は台風でもびくともしませんでしたし、最初から雨漏りもありませんでした。

幸い柱は直りましたし、白蟻駆除以降、白蟻は出現していないようなので、それで良しとしました。こうした長所を選ぶことにしました。

ただ、こうした目に会わないためには、物件は決して即断しないということが大切なのだと自戒しました。もはや、後の祭りですが…。

(体験談は以上です)