【欠陥住宅体験談】下水道にトラブルがあった200万円値下がり物件

こんにちは、管理人のサトウです。
今回は、200万円ほど値下がりした物件を買ったら欠陥住宅だったという方の体験談です。見て分かる欠陥は気付きやすいですが、下水道のトラブルは住んでみないと分かりませんよね・・・

200万円ほど値下がりした物件を購入

私は35歳の時に同い年の会社員の男性と結婚し、新しくアパートを借りて住んでいました。

半年ほど過ぎたころに、ずっと家賃を払い続けるよりは一軒家を買ってしまおうという話になり三重県内で建売を探していました。

物件を何件か見て回り、最終的に200万ほど値下がりしていた一軒家を購入しました。

静かな住宅街で環境的にも何の問題もなく、入居してから1年ほど何事もなく暮らしていました。

家を購入してから3年目に子どもが生まれ、家族3人の生活になり生活ペースが変わりました。

それで家に欠陥があることが分かりました。

庭から生ごみの臭いが・・・

下水道がつながっていない地域の為、浄化槽が駐車スペースの下に埋めてあります。欠陥は浄化槽から道路の側溝までつなぐはずのパイプがないというものでした。

どうも庭から生ごみの匂いがする。これまでになかったことなので不思議に思いましたが、梅雨の時期だったので湿気のせいで匂うのかな、畑も近くにあるからたい肥でもまいたかな?くらいでやり過ごしていました。

次に気づいたことは浄化槽のふたの隙間から汚水が少し漏れ出していたことでした。あぁ、これが匂いの原因だったんだ、と思い浄化槽会社へ連絡しました。

電話越しで状況を説明したところ『蓋を強く締めて圧がかかってるのかもしれないですね』ということだったので見に来てもらい浄化槽の点検をしてもらったところ、浄化槽から側溝へつながるパイプがないということを説明されました。

この時点で頭の中は?だらけでした。

今まで夫婦二人の生活だと洗濯や炊事で使う水の量が多くない為、浄化槽を通った水は敷地内の地下に染み込んでいただろうということ。

家族が増えた=水の使用量が増え、地下に染み込む水が限界を超えて浄化槽いっぱいになって蓋を押し上げていたこと。

きちんとした謝罪とフォローがありました

すぐに建売を購入した会社に連絡を取り、その状況を伝えたところ、とても丁寧に対応、工事を迅速に行っていただけました。

家を買って数年経過していたので自腹もあるのかな…と思っていたのですが。

なんとなく浄化槽を通ったとはいえ数年の間、汚水が敷地内に染み込んでいたことは気分よくありませんが、きちんと謝罪し、フォローいただけてよかったと思います。

家の場合、浄化槽から側溝までパイプが通ることは設計図にきちんと書いてありましたが、こんなめずらしい事態もあるようです。

目に見えない、手の届かない場所の欠陥はもうどうしようもないと思うので、設計図をよく確認しいつでも建売メーカーに連絡を取れるようにしておくことが重要だと思います。

(体験談は以上です)

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