【住宅売却体験談】別荘物件はなかなか買い手が見つからない

このページはWEB広告を利用しています
こんにちは、管理人のサトウです。
今回は、２DKの別荘を売却された方の住宅売買体験談です。最近は、別荘に興味を持つ人が少なく、別荘を売却する際は買い手を見つけるのがとても大変だそうです。

２DKの別荘を売却

私は42歳の男性で会社員をしています。居住地は神奈川県です。父が45年前に購入した静岡県熱海市の別荘を売却しました。

別荘といっても建物は大きいものではなく、間取りとしては２ＤＫの平屋でした。

父が数年前に亡くなったことで、私が売却のための動きを取ることになりました。

家族の誰かがそのまま使うことが出来れば良かったのですが、父以外は近年ほとんど利用することがありませんでした。

愛着は有りましたが残念ながら売却に踏み切ることにしました。

売却にあたり地元熱海市の不動産業者と媒介契約を結びました。

地元の別荘物件に精通しており、何よりも地元の業者でないと売却のチャンスは無いものと判断したためです。

事前にメールと電話で連絡を取り、休日に現地で直接会うことにしました。

現地の実情を教えてもらったところ、何年も前から別荘物件はなかなか買い手がつかないとのことでした。

相場としての売り出し価格は450万ほどであるとのことだったため、まずはその価格で売り出しました。

ところが３ケ月以上経過しても一人の顧客からも引き合いの連絡が入らず、困りました。

当時は父の急死の影響で色々と焦燥感もあったため、売れることが第一と考えてすぐに380万円に下げました。

しかしそれでも一人の引き合いも入りませんでした。

物件としてはあまりにも古く、何よりもそうした古い別荘物件をわざわざ購入しようという顧客が時代としても少なくなってしまっているとのことで難しさを感じました。

そこで媒介契約を結んでいる不動産業者に買取をしてもらえないものかと相談をしました。

すると、全く乗り気でない反応だったため、幾らであれば買い取って頂けるのか？と確認しました。

すると手間や売れないリスクのことを考えると100万円でも買い取りは出来ないとのことで顧客が現れるのを待つしかないとの回答でした。

これはもう価格にこだわらずに売れさえすれば良いと考えるようになりました。

何名かの知人や同僚に対して破れかぶれで提案を持ちかけたのですが、そのうちの一人に関心を持ってもらうことが出来ました。

休日に調整をして現地に案内をすることになりました。物件の外観の古さには驚いていたのですが、室内が意外と小綺麗であることを気に入ってくれました。

そして不動産業者にも立ち会ってもらい、本来の物件の相場などを説明してもらった上で、100万円の価格で買い取ってくれることになりました。

本当にこの物件の売却は難しいと感じていた矢先のことなので、このご縁は僥倖といって良いくらいの感覚でした。

あれから数年経ちますが、今ではますます別荘物件に意欲を持つ人が少なくなった気がします。

思い出の残る別荘だったため、知人に活用してもらえるのは何よりだったと今でも思っています。

不動産売却では、業者によって価格に100万円以上の差が出ることが普通です。

そのため、査定を１社だけに任せると100万円以上の損をする可能性が高くなります。

しかし、複数社に査定を１社ずつ依頼するのは手間と時間がかかります。

そこで便利なのが、複数の不動産会社に物件の査定をまとめて依頼できる一括査定サービスです。

ここでは無料で使えて、しかも悪質な業者を排除している安全なサービスのみを厳選しました。

もちろん査定に納得できない場合は売却する必要もありません。