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こんにちは、管理人のサトウです。今回は空き家になっていた自宅を売却された方の体験談です。現在は空き家の数もどんどんと増えてけているので、空き家の売却を検討されている方には参考になるかと思います。
固定資産税を払うだけの空き家を売却しました
私は20代後半の普通のサラリーマンです。つい先日、祖父母の自宅だった戸建の売却を行いました。
所有権は両親にあったのですが、私自身が不動産業界経験が過去にあったことと、持ち家を購入したばかりで何かと不動産にかかわる機会が多かったこともあって母から協力要請があり、売却にかかわることとなりました。
祖父母の自宅は東京都の町田市内にあります。駅からは遠く、また築年数ももう40年以上になるので、正直売却額には家族一同まったく期待をしておりませんでした。しかし祖父母も数年前に亡くなっており、完全なる空き家を固定資産税だけ払い続けるのも勿体ないという話になり、この度売却を決断しました。
売却にあたってまず大事なのはどこの業者さんにお願いするか、ということかと思います。これは今回は私主導で、大手仲介業者さんの地元にある支店にお願いしました。大手の業者さんを選んだのは、非常に専門的な内容になりますので、やはりしっかりした知識を持った方に細かい査定をしてもらいたいという思いがあったからです。
大手の不動産業者と小さな不動産会社の違いは査定の正確さです
私自身元々業界の人間だったわけですのでいろいろな会社さんの査定内容を拝見する機会がありましたが、大手とその他で一番差が出るのはこの査定の部分だな、と当時から強く感じていました。今回の祖父母宅も、案の定大手さんにお願いして良かったと思う点が出てきました。
それは、自宅周辺の壁(擁壁)でした。恥ずかしながら私はまったく気づいていなかったのですが、古い擁壁がもうずいぶんくたびれており、売却にあたってはその補修費も考慮しないといけない、ということでした、さすがよく見てくれている、と感じました。
今回の売却にあたってもっとも気をつけたのも、その点でした。あえて直してから売却する必要はないが、しっかり伝えたうえで売却をしないと後々トラブルになりかねないと不動産会社さんの方にアドバイスをいただいたので、販売開始後に実際に家を見に来てくださる方々には必ず説明をしてもらい、また補修に費用がかかることを見越して見積もりより安く販売に出すことを決めました。
補修費のことを考えて少し安い金額で売り始めました
見積もりは1800万円ほどでしたが、実際に売りに出した額は1700万円からでした。今思えば、良い判断だったと思います。
売却は非常にスムーズに進み、販売から2ヶ月ほどで買い手がつきました。このスピーディさに関しては、地元の業者さんを選んだかいがあったと思います。地元に根付いている業者さんは、その土地の価値の移り変わりや周辺地域のマニアックな情報まで、本当に細かく知っています。そしてそういった情報をたくさんお客様に伝えてくれます、買う側は情報が多い方が安心ですし、包み隠さず教えてくれる営業さんには「人」がつきやすいものです。私たちとしては、その担当さんにも恵まれたと思います。
期待値に近い額で、しかも素早く話がまとまったことで両親も非常に満足しています。そして何より、担当さんに恵まれたと思います。私たちにも遠慮なく物件のマイナス面を説明してくれ、また見に来た方にもちゃんとそのマイナス面とその改善方法まで合わせて説明してくれ、非常に真摯な印象でした。お互いにとって非常に大きな金額のやり取りになるわけですから、見積もり額どうこうよりも、どんな方にお任せするか、やはりこれが大事だなと改めて思いました。
(体験談は以上です)
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