このページはWEB広告を利用しています
こんにちは、管理人のサトウです。
このページでは、住宅ローンを借り換える際に必要な費用についてまとめてあります。
住宅ローンの低金利が続いている中、住宅ローンの「借り換え」を検討する人が増えているのではないでしょうか。
現在借り入れている住宅ローンよりも条件の良い住宅ローンに借り換えれば、住宅ローンの返済額を減らせるなどのメリットがあります。
しかしながら、住宅ローンの借り換えには様々な費用がかかります。その費用を含めたトータルコストを比較した上で最適な住宅ローンへ借り換えをしなければ、損をしてしまうこともあります。
今回は、住宅ローンを借り換える時に必要な費用について、詳しく解説します。
年間35万人が利用する当サイトで人気の住宅ローンは、PayPay銀行の住宅ローンです。
人気の理由は、変動金利が安く、さらに無料の保障が充実していること。
全疾病保障・がん保証が無料で付帯しています。
支払い総額が他行に比べ数百万円お得になることもあります(借換にも対応)。
住宅ローンの借り換えに必要な費用とは
借り換えに必要な費用として、主に下記の費用があります。
- 事務手数料
- 保証料
- 抵当権抹消費用
- 抵当権設定費用
- 司法書士報酬
- 印紙税
- 団体信用生命保険料
- 火災保険料
- 全額繰り上げ返済手数料
各項目について詳しく解説します。
(1)事務手数料
事務手数料とは、借り換え先の銀行に支払う、住宅ローン事務手続きの手数料です。
事務手数料の相場は、銀行の分類によって大きく下記の2パターンとなっています。
- ①都市銀行・地方銀行・信託銀行などの場合
- ②ネット銀行・流通系銀行などの場合
⇒定額32,400円(3万円+消費税※)
※現状:8%、2019年10月以降:10%
⇒借入額×2.16%※
※イオン銀行、住信SBI銀行など
例えば借入額2,000万円の場合、②ネット銀行・流通系銀行などの場合は事務手数料が「432,000円(2,000万円×2.16%)」と高額になりますので、注意しましょう。
(2)保証料
保証料とは、万が一住宅ローン利用者が返済できなくなった場合に備え、保証会社に支払う費用のことです。
保証料の相場も、銀行の分類によって大きく下記の2パターンとなっています。
- ①都市銀行・地方銀行・信託銀行などの場合
- 銀行によって費用は大きく変わります。
- 「一括前払い型」か「金利上乗せ型」を選べる銀行もあります。
- ②ネット銀行・流通系銀行などの場合
- 保証料は無料の場合が多いです。
支払方法 | 内容 |
---|---|
一括前払い型 |
借入金額と返済年数、及び審査結果により決まります。
35年ローンの保証料相場は「借入額の約2~4%」ですが、 審査をギリギリ通過した人はもっと高くなることもあります。 |
金利上乗せ型 |
相場は「金利+0.2%」の上乗せです。
|
例えば借入額2,000万円の場合、①の場合で一括前払い型を選択すると、借り換え時に支払う保証料は「40万円~80万円くらい」となります。②の場合は無料です。
保証料だけ見ると②のネット銀行・流通系銀行の方が無料でお得に見えますが、事務手数料はかなり高額となりますので、保証料と事務手数料の総額もチェックしましょう。
(3)抵当権抹消費用
抵当権抹消費用とは、借り換え前の銀行の抵当権を外すために必要な費用のことです。
抵当権抹消にかかる登録免許税は「不動産1個につき1,000円」です。
例えば一戸建ての場合は、土地と建物で「1,000円+1,000円=2,000円」となります。土地が複数件に分かれている場合は、その件数分の登録免許税が必要です。
(4)抵当権設定費用
抵当権設定費用、借り換え後の銀行の抵当権を設定するために必要な費用のことです。
抵当権設定にかかる登録免許税は「借入額の0.4%」です。
例えば借入額が2,000万円の場合、抵当権設定費用は「2,000万円×0.4%=8万円」となります。
(5)司法書士報酬
抵当権の抹消・設定の手続きは司法書士へ依頼します。そのために支払う費用です。
司法書士報酬の相場は「5~10万円程度」です。
(6)印紙税
印紙税とは、住宅ローンの借り換えに係る契約書等の申請に必要な収入印紙代のことです。
印紙税は借入額によって下記のように金額が異なります。
借入額 | 印紙税 |
---|---|
500万円超~1,000万円以下 |
1万円
|
1,000万円超~5,000万円以下 |
2万円
|
5,000万円超~1億円以下 |
6万円
|
なお、印紙税は書面の契約書に収入印紙を貼り付けるための費用であるため、「電子契約」で借り換える場合は印紙税が不要となります。
(7)団体信用生命保険料
団体信用生命保険料とは、住宅ローン利用者が死亡または高度障害になって返済できなくなった場合に、残ったローンを団体信用生命保険の保険金で返済するために必要な保険料のことです。
民間の金融機関では、団体信用生命保険の強制加入が主流となっています。ただし、保険料は金利に含まれていることが多いため、その場合、新たな支出はありません。
金融機関によっては、毎年「保険料」として別途支払う商品もありますので、事前に支払い方法を確認しておきましょう。
(8)火災保険料
住宅ローンでは、ほとんどの金融機関が火災保険への加入を義務付けています。
火災保険料は、保険会社や補償範囲、物件などにより金額が大きく異なります。一括払いすると割引になり、最大10年分の一括払いが可能です。
なお、借り換え前に加入していた火災保険をそのまま継続することも可能です。火災保険に入り直す場合は、その費用が必要となります。
(9)全額繰り上げ返済手数料
全額繰り上げ返済手数料とは、今まで借入れていた住宅ローンを繰り上げ返済するための手数料です。
全額繰り上げ返済手数料は、金融機関によって有料(数万円)の場合と無料の場合があります。
借り換えに必要な費用の試算例
借り換えに必要な費用の相場を一覧にまとめると、下記のとおりです。
【借り換えに必要な費用の相場一覧】
費用項目 | 費用の相場 |
---|---|
事務手数料 |
32,400円(都市銀行など)
|
借入額×2.16%(ネット銀行など)
|
|
保証料 |
借入額の約2~4%
または 金利+0.2%の上乗せ(都市銀行など) |
無料(ネット銀行など)
|
|
抵当権抹消費用 |
不動産1個につき1,000円
|
抵当権設定費用 |
借入額の0.4%
|
司法書士報酬 |
5~10万円程度
|
印紙税 |
1~6万円
|
団体信用生命保険料 |
金利に含まれることが多い
|
火災保険料 |
無料~年間数万円
|
全額繰り上げ返済手数料 |
無料~数万円
|
上記の相場をもとに、都市銀行とネット銀行における。「2,000万円、20年ローン」の一戸建て借り換えに必要な費用の試算結果をみてみましょう。
なお、団体信用保険料は「金利に含まれる」ものとし、火災保険料、全額繰り上げ返済手数料は「無料」として試算しています。
都市銀行(三菱UFJ銀行)の試算結果
三菱UFJ銀行の試算結果は下記のとおりです。保証料や司法書士報酬などは、「三菱UFJ銀行借り換えシミュレーションサイト」で試算した金額です。
費用項目 | 試算結果 |
---|---|
事務手数料 |
32,400円
|
保証料 |
239,640円
|
抵当権抹消費用 |
2,000円
|
抵当権設定費用 |
80,000円
|
司法書士報酬 |
約89,930円
|
印紙税 |
20,000円
|
団体信用生命保険料 |
金利に含まれる
|
火災保険料 |
無料
|
全額繰り上げ返済手数料 |
無料
|
合計 |
463,970円
|
ネット銀行(イオン銀行)の試算結果
イオン銀行の試算結果は下記のとおりです。事務手数料や司法書士報酬などは、「イオン銀行借り換えシミュレーションサイト」で試算した金額です。
費用項目 | 試算結果 |
---|---|
事務手数料 |
432,400円
|
保証料 |
無料
|
抵当権抹消費用 |
2,000円
|
抵当権設定費用 |
80,000円
|
司法書士報酬 |
約80,000円
|
印紙税 |
20,000円
|
団体信用生命保険料 |
金利に含まれる
|
火災保険料 |
無料
|
全額繰り上げ返済手数料 |
無料
|
合計 |
614,000円
|
借り換えの費用がすぐに用意できない場合は?
試算結果を見ると、借り換えの手続きだけで数十万円の費用がかかることが分かります。さらに、団体信用生命保険料や火災保険料、全額繰り上げ返済手数料も借り換え時に必要となる場合があります。
借り換えの費用がすぐに用意できない場合は、「借り換えの費用を住宅ローンに上乗せする」という方法があります。
最近はほとんどの金融機関で、借り換え時に必要となる手数料等の諸費用をローンに上乗せできるため、上乗せしても借り換えのメリットがあるかどうか検討してみましょう。
まとめ
今回は、住宅ローンを借り換える時に必要となる下記の費用について説明しました。
- 事務手数料
- 保証料
- 抵当権抹消費用
- 抵当権設定費用
- 司法書士報酬
- 印紙税
- 団体信用生命保険料
- 火災保険料
- 全額繰り上げ返済手数料
借り換えの費用として、借り換え手続きだけでも数十万円の費用がかかります。さらに、団体信用生命保険料や火災保険料、全額繰り上げ返済手数料も借り換え時に必要となる場合があります。
借り換えに必要な費用は金融機関や商品によって大きく異なりますので、借り換えによるメリットと借り換えに必要な費用をしっかりと試算した上で、最適な住宅ローンへの借り換えを行いましょう。
金利・総支払額が安い住宅ローン
最後に、金利が安く、保障も充実した住宅ローンの紹介です。
トータルの支払金額を安くしたい場合におすすめとなっています。
審査の結果金利が高くなることもあるので、仮審査は早めに行っておくと安心です。
銀行によって審査条件が違うので、審査を通った中から一番条件の良かった銀行を選ぶのがおすすめとなります。
ネットでお得な変動・10年・長期固定住宅ローン
低金利と充実保障でお得な住宅ローンとして人気がある銀行の住宅ローンです。
PayPay銀行(全国対応)
PayPay銀行の住宅ローンは、変動・10年固定金利が安く、さらに充実した保障が完備されれているのがポイントです。
がんや糖尿病を含む全疾病の他、自然災害や失業時にも対応しており、もしもの時も安心です。
また、一定の条件を満たした方は、がん経験済でも追加負担なく、がん保障付団信に加入することができます。
金利が安く抑えられており、支払い総額が他行に比べ数百万円お得になることもあります。
保証料無料・団体信用生命保険料無料・一部繰上返済手数料無料となっています。
イオン銀行(全国対応)
イオン銀行の住宅ローンは、変動金利、10年固定金利が最低水準で、イオングループでのお買い物がいつでも5%オフになるのがポイントです。
オリコン顧客満足度調査で第1位!
金利も安く、イオン系列店でお買い物をする機会がある人には金利以上にお得な住宅ローンです。
借り換えにも対応しており、保証料、繰り上げ返済手数料まで無料となっています。
住宅ローンは、当初金利を比較するだけでなく、ローン終了までの総支払額を比較することが重要です。
また、審査基準は低くないため、事前審査は早めに行っておきましょう。
地域別 金利比較ランキング
お住まいの地域で利用可能な住宅ローンの金利をランキングにしています。
一番お得な住宅ローンを見つけるのにご利用ください。
10秒!おすすめ住宅ローンをシミュレーション比較!
住宅ローンのおすすめ記事一覧
【住宅ローン 都道府県別金融機関】
- 都道府県別 住宅ローンを借りられる金融機関と金利まとめ
★地域別に住宅ローンを借りられる金融機関と金利の情報をほとんどすべて掲載しています!
【住宅ローンの基礎知識】
- 住宅ローンの借り方 いつ?何を?どうすればいいの?
- 住宅ローン借換えの流れと手順 いつ?どこで?何をすればいいの?
- マイホームの新築購入で失敗しないための5つのポイント
- 住宅ローンで失敗する前に知っておきたいこと7選!
- 住宅ローンで破綻しない 借りる前に考える無理なく返すためのポイント10選!
- 住宅ローンで絶対に失敗しないためのポイント9選!
- 住宅ローンを借り換えるときに必要な費用っていくら?
【住宅ローンの疑問など】
- 住宅ローンの頭金の目安はどれくらい?諸費用なしでも審査は大丈夫?
- 住宅ローン仮審査は複数申込んでも大丈夫?気を付けるポイントは?
- 年収300万円でも住宅ローンは組める?審査落ちしないためには?
- 年収300万円で頭金なし!住宅ローンはいくらまで借りられる?!
- 住宅ローンの8大疾病保障やガン保障は必要?
- 住宅ローンに落ちた!再審査までにやるべきことまとめ!
- 住宅ローンで親から子供に援助する時に気を付けることまとめ
- 住宅ローンのシミュレーションに使えるサイトのランキング
- 住宅ローンの事前審査で落ちないためのチェックリスト!自分でできる仮審査の不安解消対策!
- 住宅ローンの仮審査が通っても本審査で落ちることはある?事前の注意点は?
- 住宅ローンの3大疾病保障は必要?カバーされる病気の範囲は?
- 住宅ローンの頭金の平均額はどのくらい? 無しでも大丈夫?
- 3000万円の住宅ローンを組むには年収はどれくらい必要?
- 住宅ローンつなぎ融資で失敗しない5大ポイント!
- 住宅ローンの全期間固定を選ぶ人が増えているって本当?その理由と人気の背景を解説
- 住宅ローンの優遇金利はいつまで続くの?期間が終了したらどうなるの?
- 住宅ローンの審査が緩い銀行ってあるの? 借りるのが厳しい人ってどんな人?
- 住宅ローン借り換えのデメリット! こんな人は借り換えしてはいけない!
- 住宅ローンを労金で借りるメリットはある? 審査や金利は?
- 住宅ローンのガン特約はお得? 保険会社で入るのとは違うの?
- うつ病や持病があっても住宅ローンは組める? 注意点は?
- 住宅ローンを多めに借りて他に使っても大丈夫? 何に使うならOK?
- 共同名義で住宅ローンを組んでひどい目に! 悲惨なリスク5選はこれ
- 多めに借りた住宅ローンで車を買っても大丈夫?
- 生前贈与と住宅ローンを組み合わせて得する住宅購入方法
- 賃貸併用住宅を建てて賃料で住宅ローンを返済することは問題ないの?
- 住宅ローンの仮審査は準備が8割! 落ちないための事前チェック