住宅ローン3大疾病保障01

住宅ローンを組むとき、基本的には「団体信用生命保険」に加入することが借入れの条件となっています。

団体信用生命保険とは、住宅ローン利用者が死亡又は高度障害状態になった場合に、残りの住宅ローンが相殺されて以降の返済が不要となる保険のことです。

また、最近ではほとんどの金融機関が、団体信用生命保険の特約として「3大疾病保障」を取り扱っています。さらに保障の充実した「8大疾病保障」や「11大疾病保障」といった商品を取り扱っているところもあります。

特約を付けるかどうかは任意です。そのため、3大疾病保障を付けた方がよいのか、迷う人が多いのではないでしょうか。

今回は、住宅ローンの団体信用生命保険に付ける3大疾病保障について詳しく解説します。

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3大疾病保障とは

3大疾病とは、「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」のことです。

ただし、3大疾病のいずれかになったらすぐに保障されるのではなく、それぞれの疾病ごとに定められた適用条件を満たした場合に、保険金が支払われることとなります。

まず、一般的な3大疾病保障の適用条件についてご紹介します。金融機関によって適用条件は異なりますので、詳しくは金融機関にご確認ください。

(1)がんの保障適用条件

がんの一般的な保障適用条件は下記のとおりです。

 

  • 保険期間中に、所定のがん(悪性新生物(に罹患したと医師によって病理組織学的所見(生検)により診断確定されたとき、保険金が支払われます。
  • ただし以下のいずれかに該当した場合は対象外となります。
    1. 責任開始日前に所定のがんと診断確定されていた場合
    2. 責任開始日から90日以内に所定のがんと診断確定された場合
    3. 責任開始日から90日以内に診断確定された所定のがんの再発・転移等と認められる場合
    4. 「上皮がん」や「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん」の場合

 
まず、全てのがんが保障対象なのではなく、「所定のがん(悪性新生物)」のみを補償対象としている金融機関が多いことに注意しましょう。

また、がんの保険期間は責任開始日(ローン実行日または引受保険会社が加入を承諾した日)からすぐに始まるのではなく、「責任開始日から90日経過後」からとしている金融機関が多いことにも注意しましょう。

(2)急性心筋梗塞の適用条件

急性心筋梗塞の一般的な保障適用条件は下記のとおりです。

 

  • 責任開始日以後の疾病を原因として、急性心筋梗塞を発病し、その急性心筋梗塞により初めて医師の診療を受けた日からその日を含めて60日以上、労働の制限を必要とする状態(※)が継続したと医師によって診断されたとき、保険金が支払われます。
  • ※「労働の制限を必要とする状態」とは、軽い家事等の軽労働や事務等の座業はできるものの、それ以上の活動では制限を必要とする状態のことです。

 
いわゆる心疾患には「急性心筋梗塞」のほか、「狭心症」や「心不全」などがありますが、急性心筋梗塞以外は保障対象外としている金融機関が多いことに注意しましょう。

また、急性心筋梗塞の場合は、がんのように医師の診断確定で保障が適用されるのではなく、「60日以上、労働の制限を必要とする状態が継続すること」が適用条件となっていることにも注意しましょう。

(3)脳卒中の適用条件

脳卒中の一般的な保障適用条件は下記のとおりです。

 

  • 責任開始日以後の疾病を原因として、脳卒中を発病し、その脳卒中により初めて医師の診療を受けた日からその日を含めて60日以上、他覚的な神経学的後遺症(※)が継続したと医師によって診断されたとき、保険金が支払われます。
  • ※「他覚的な神経学的後遺症」とは、言語障害、運動失調、麻痺等のことです。

 
脳卒中とは、一般的に「くも膜下出血・脳内出血・脳梗塞」のことです。それ以外の脳血管疾患は保障対象外としている金融機関が多いことに注意しましょう。

また、脳卒中の場合も、がんのように医師の診断確定で保障が適用されるのではなく、「60日以上、他覚的な神経学的後遺症が継続すること」が適用条件となっていることにも注意しましょう。

3大疾病保障の保険料は?

一般の医療保険や生命保険の場合、保険会社に毎月決まった保険料を支払うことになりますが、住宅ローンの3大疾病保障の保険料は、住宅ローン金利に上乗せすることが大半です。

上乗せされる金利は金融機関によって異なりますが、2018年8月現在では「住宅ローン金利+0.2~0.3%上乗せ」としている金融機関が多いです。

金利上乗せの場合の保険料をシミュレーション

金利に0.2~0.3%上乗せされた場合、実際にどのくらいの保険料を支払うことになるのでしょうか。

住宅金融支援機構の「ローンシミュレーション」サイトで、フラット35の2018年8月金利をもとに、3大疾病保障の有無で返済額がどのくらい変わるのかをみてみましょう。

住宅金融支援機構の「ローンシミュレーション」

【シミュレーション条件】

  • 借入金額:2,000万円、3,000万円
  • 返済期間:35年
  • 借入金利:年1.34%
  • 返済方法:元利均等返済
  • 3大疾病保障の上乗せ金利:0.24%
  • →上乗せ後の金利:1.58%

【シミュレーション結果】

借入金額(2,000万円) 借入金額(3,000万円)
金利 毎月返済額 総返済額 毎月返済額 総返済額
1.34%
6.0万円
2,507万円
9.0万円
3,760万円
1.58%
6.3万円
2,605万円
9.4万円
3,908万円
差額
+0.3万円
+98万円
+0.4万円
+148万円

 
金利だけをみると保険料がどのくらいなのか分かりにくいですが、総返済額の差額をみることで、支払う保険料が分かります。

返済期間35年で借入金額2,000万円の場合、3大疾病保障の保険料は98万円(毎月返済額は約3,000円増額)となりました。

また、返済期間35年で借入金額3,000万円の場合、3大疾病保障の保険料は148万円(毎月返済額は約4,000円増額)となりました。

借入金額や返済期間、上乗せ金利によって3大疾病保障の保険料は変わりますので、まずは保険料をシミュレーションしてみることがおすすめです。

無料で疾病保障が付く住宅ローンもある?

ほとんどの金融機関では、3大疾保障などの特約を付けると保険料が追加(金利上乗せか別途保険料を支払い)となりますが、中には無料で疾病保障が付く住宅ローンもあります。

住信SBIネット銀行では、3大疾病保障ではなく「全疾病保障」という商品を取り扱っており、保険料は三井住友信託銀行が負担するため無料です。

全疾病とは、8疾病「ガン(悪性新生物)急性心筋梗塞脳卒中高血圧症糖尿病慢性腎不全肝硬変慢性膵炎」と、8疾病以外の病気やケガの2分類から構成されます。

全疾病保障は、「3大疾病以外の病気も全てカバーされ、保険料が無料」という点が魅力的です。一方で「就業不能状態が12カ月以上継続すること(8疾病以外の病気やケガについては、入院により就業不能状態が12カ月以上継続すること)」と適用条件がかなり厳しくなっています。

疾病保障を検討する際には、保険料だけでなく、保障の適用条件や保障内容までしっかり確認して検討しましょう。

3大疾病保障は必要?

住宅ローン団体信用生命保険は、「契約者が死亡または高度障害になること」が適用条件であるため、適用のハードルがとても高いという欠点があります。

3大疾病保障を付けておけば、3大疾病のいずれかになり働けなくなっても、住宅ローンの心配をすることなく治療に専念できます。

ただし、団体信用生命保険に3大疾病保障特約を付けると、ほとんどの場合は保険料が金利に上乗せされ、保険料は総額100万円以上になることもあります。

また、疾病保障は住宅ローン借入時しか加入できず、途中で解約や契約変更できないものが多いため、後で後悔しないよう、加入前に十分検討する必要があります。

(1)3大疾病保障を付ける必要性が低いケース

下記のようなケースでは、3大疾病保障を付ける必要性はあまり高くないと言えます。

 

  • 借入金額が少なく、返済期間も短い
  • 一般の「3大疾病保険」等で住宅費等も含めた保険に加入済
  • 万が一の時に住宅ローンを支払える十分な貯金有
  • 共働きで万が一の時でも住宅ローン支払可能

 
返済期間が短く、比較的若いうちに返済が終わるのであれば、返済期間中に3大疾病にかかるリスクも低くなります。

また、一般の「3大疾病保険」等に加入している場合、住宅ローンの3大疾病保障を付けると保障内容が重複してしまう可能性がありますので、既に加入済みの保険があれば、その保障内容と重複していないかどうか、事前にしっかり確認しておきましょう。

(2)3大疾病保障を付ける必要性が高いケース

逆に下記のようなケースでは、万が一3大疾病になって住宅ローンが支払えなくなってしまった場合、住宅を手放すことにもなりかねません。

 

  • 借入金額が多く、返済期間も長い
  • 3大疾病になった場合の保険には未加入
  • 万が一の時の貯金があまり無い
  • 共働きでなく、万が一の時は充分な収入が見込めない

 
返済期間が長いと年齢も高くなっていくため、3大疾病にかかるリスクも高くなります。

また、万が一の時の保険が十分でない、貯金があまりない、共働きでない、といったような場合も、3大疾病保障を付けておいた方が安心です。

(3)一般の保険も一緒に見直すことが大切

住宅ローンの疾病保障は、ローン返済期間中に保険期間が限定されている保障です。また、保障されるのは住宅ローンの費用のみであり、病気の医療費等は保障されません。

住宅ローンの3大疾病保障を検討する際は、一般の医療保険や生命保険等も一緒に見直して、保障の過不足がないようにしっかりと検討することが大切です。

まとめ

今回は、住宅ローンの3大疾病保障について詳しく解説しました。

3大疾病とは、「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」のことであり、それぞれの疾病ごとに定められた適用条件を満たした場合に、保険金が支払われることとなります。

一般的な適用条件を解説しましたが、適用条件は金融機関によって異なります。簡単にまとめると下記のとおりです。

 

  • がんの保障適用条件
  • 保険期間中に所定のがん(悪性新生物)と医師の生検により診断確定されたとき

  • 急性心筋梗塞
  • 急性心筋梗塞を発病し、医師の診療を受けた日から60日以上、労働の制限を必要とする状態が継続したとき

  • 脳卒中
  • 脳卒中を発病し、医師の診療を受けた日から60日以上、他覚的な神経学的後遺症が継続したとき。

 
住宅ローンの3大疾病保障の保険料は、「住宅ローン金利+0.2~0.3%上乗せ」としている金融機関が多いです。まずは保険料をシミュレーションしてみることがおすすめです。

住宅ローン団体信用生命保険は適用のハードルがとても高いため、3大疾病保障を付けておけば、3大疾病のいずれかになり働けなくなっても安心して治療に専念できます。ただし、保険料が別途かかることに注意しましょう。

また、疾病保障は住宅ローン借入時しか加入できず、途中で解約や契約変更できないものが多いため、後で後悔しないよう、加入前に十分検討しましょう。その際は、一般の医療保険や生命保険等も一緒に見直して、保障の過不足がないようにしましょう。

 

金利・総支払額が安い住宅ローン

最後に、金利が安く保障も充実した住宅ローンの紹介です。

トータルの支払金額を安くしたい場合には特におすすめとなっています。

ただし、他行よりも審査が厳しい傾向にありますので、仮審査は早めに行っておく必要があります。

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