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岩手銀行の新型コロナウイルス対応情報岩手銀行住宅ローンの新型コロナウイルス対応状況については、下記リンクをご参照ください。住宅ローンの返済に関する条件の相談などを行うことができます。

収入減少や勤務先の破綻に伴う返済金の減額、返済期間の延長、金利の一時的な引き下げなど、状況に応じて対応してくれます。
>>岩手銀行の新型コロナウイルス対応情報はこちら

このページでは、岩手銀行の住宅ローンの金利、審査、保証料、そして口コミ評判、メリット・デメリットについてまとめてあります。

岩手銀行は、岩手県盛岡市に本店を置く地方銀行です。「いわぎん」と呼ばれ、岩手県全域をはじめ、東北エリア(青森県、宮城県、秋田県)、そして東京都に合計109店舗あります。

岩手県勤労世代(18~65歳)のうち、8割超の方がいわぎん口座を保有(2020年9月末調べ)しており、地域に根付いた銀行です。

岩手銀行の住宅ローンを検討中の方は参考にして下さい。

 

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岩手銀行と他行の住宅ローン金利比較

まずは岩手銀行と他行の住宅ローン金利を比較してみたいと思います。

岩手銀行の住宅ローン最新金利一覧 

岩手銀行の住宅ローン金利をネット申込型住宅ローンと一覧で比較しています。参考にしてみてください。
銀行名 変動 固定3年 固定10年 固定35年
岩手銀行 年1.000% 年2.350% 年1.500%
固定金利タイプ
年2.030%
フラット35S
[いわぎん住宅ローン(長期固定金利型)]
住信SBIネット銀行 年0.448%
所定の条件を満たした場合
年1.143%
所定の条件を満たした場合
年1.413%
所定の条件を満たした場合
年1.610%
フラット35S

[フラット35(機構買取型)]
(確認時現在の最安の優遇金利を掲載しています。※正確な金利は公式HPをご確認ください。)

岩手銀行の金利は住信SBIネット銀行の金利に比べ、変動金利で +0.552%、3年固定で +1.207%、10年固定で +0.087%、の差があります。

これらの金利で、返済額にどれくらいの違いが出るのかを確認してみたいと思います。

岩手銀行の住宅ローンシミュレーション 

上記に記載の「変動金利」で「返済期間35年」を選択した場合の、岩手銀行の毎月の返済額と総返済額をシミュレーションし、ネット申込型ローンと比較した結果を下の表に示します。
借入額は「1500万円」、「3000万円」、「4500万円」で比較しています。
上段が毎月の返済額、下段が総返済額(緑文字)となっています。

【変動金利/返済期間35年の場合の返済額】
銀行名/支払差額 借入1500万円
毎月返済額
/総返済額
借入3000万円
毎月返済額
/総返済額
借入4500万円
毎月返済額
/総返済額
岩手銀行 42,343
1,778万円
84,686
3,557万円
127,029
5,335万円
住信SBIネット銀行 38,594
1,621万円
77,188
3,242万円
115,782
4,863万円
上記2行の
返済額の差額
3,749
1,574,485
7,498
3,148,969
11,246
4,723,454

岩手銀行と住信SBIネット銀行との比較では、1500万円の借入で約157万円、3000万円の借入で約315万円、4500万円の借入で約472万円岩手銀行のほうが返済額が多くなるため、住信SBIネット銀行などの低金利な、ネット申込型住宅ローンに比べると損をしてしまう可能性があります。

当サイトでも人気の高いのは、住信SBIネット銀行となっていますので、下記の公式ページを参考にしてみてください。

>住信SBIネット銀行の公式ページ(実質金利が安い/変動・10年固定金利が最安水準)

また、岩手県で住宅ローンを借りられる金融機関の金利を全て比較したい場合は、下記の「岩手県版 金利比較ランキングページ」をご覧ください。


岩手県版 金利比較ランキング
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岩手銀行の住宅ローンの種類

岩手銀行住宅ローン02

岩手銀行では、利用者のライフスタイル、ライフステージに見合った様々な住宅ローンや保障(保険)を提供しています。

 

  • 基本となる住宅ローン
  • 万が一に備えた保障
  • 様々なニーズに対応した住宅ローン
  • 住宅金融支援機構の住宅ローン(フラット35)

基本となる住宅ローン

岩手銀行のメインの住宅ローンは、基本を備えた「いわぎん住宅ローン」です。

主な金利の種類は下記の通りです。

 

  • 変動金利型
  • ⇒金利は半年ごとに見直し

  • 固定金利型
  • ⇒固定2年、固定3年、固定5年、固定7年、固定10年の5種類で、固定金利指定期間中は、金利及び返済額が一定

万が一に備えた保障

万が一に備えた保障は、以下の6種類です。

 

  • 団体信用生命保険(団信)
  • 住宅ローン返済中に、万が一のこと(死亡・所定の高度障害状態)があった場合、さらに余命6カ月以内と判断された場合、保険により住宅ローン残高が全額返済されます。

  • がん保障特約付団体信用生命保険
  • 通常の団信の保障内容に加え、がんと診断確定された場合、保険により住宅ローン残高が全額返済されます。

  • 11疾病保障特約付団体信用生命保険
  • 通常の団信の保障内容に加え、がんと10種類の生活習慣病(脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎、大動脈瘤及び解離、上皮内新生物 ・皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん)により所定の支払事由に該当された場合、保険により住宅ローン残高が全額返済されます。

  • 全疾病保障付団体信用生命保険
  • 通常の団信の保障内容に加え、三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)と5つの重度慢性疾患保障(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)、さらにその他全ての病気・ケガにより所定の支払事由に該当された場合、保険により住宅ローン残高が全額返済されます。

  • 夫婦連生がん団体信用生命保険
  • 夫婦のどちらかが、通常の団信の保障内容に加え、がんと診断確定された場合、保険により住宅ローン残高が全額返済されます。

  • ワイド団体信用生命保険
  • 健康上の理由(糖尿病、肝機能障害、高血圧症など)で通常の団体信用生命保険に加入できないケースにおいて、加入条件を緩和した団信で、ワイド団信用の所定の事前審査があります。※リビング・ニーズ特約付帯

様々なニーズに対応した住宅ローン

岩手銀行では、様々なニーズに対応した住宅ローンがあります。

 

  • いわぎんリフォームローン「トリプルスター」(無担保)
  •  ⇒住宅リフォーム関連に利用可能なローン(最大1,000万円、最長20年)

  • 空き家活用・解体ローン(無担保)
  •  ⇒空き家の活用や解体、リフォームに利用可能なローン(最大1,000万円、最長10年)

  • リバースモーゲージ【悠活】
  •  ⇒持ち家を担保にするリバースモーゲージ型のローン(最大5,000万円、終身)

 

 

これら住宅ローンの詳細については、岩手銀行公式サイトの「かりる」にて確認できます。

住宅金融支援機構の住宅ローン(フラット35)

「フラット35」は、民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する全期間固定金利(最長35年)です。通常の固定金利よりも長期的に安定した返済計画を立てやすいのが特長ですが、購入する住宅の技術基準を満たす必要があり、投資用の住宅購入には利用できないといった規定があります。

 

なお、当サイトで人気の高いフラット35は、ARUHIのフラット35です。
金利が安く、審査が速いのが特徴です。

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岩手銀行の住宅ローンの金利

岩手銀行住宅ローン03

岩手銀行の住宅ローンの金利は、「変動金利」、「固定金利」、「フラット35」の3種類です。

固定金利の数は5つ(2年、3年、5年、7年、10年)で、他銀行と比べると選択肢は一般的です。

 

「変動金利」は、金利が景気によって変動するため、場合によっては固定金利よりもはるかに低い金利となることがあることが魅力です。金利上昇の影響を受けても返済出来る見通しがあり、返済期間が短いもしくは借入額が少ない方に向いています。

一方、「固定金利」や「フラット35」は、金利が固定されることにより、返済計画が立てやすく、金利上昇のリスクを負わないので、決まった返済計画を立てたい方に向いています。

変動金利と固定金利には、一長一短があります。それぞれの特徴及びメリット・デメリットについて簡単にまとめましたので、参考にして下さい。

固定金利 変動金利
特徴
  • 借入時から返済終了まで金利が一定
  • 利息を含めた総返済額は、契約時に確定
  • 変動金利と比較し、金利は高めのケースが多い
  • 金利は、半年ごとに見直し
  • 金利の変動に伴い、返済額も変更
  • 固定特約付変動金利に変更可能
メリット
  • 返済終了まで返済額が固定されているため、返済プランが立てやすい
  • 市場の金利上昇の影響を受けない
  • 固定金利と比較し、低金利のケースが多い
  • 低金利となった場合、返済額が減少
デメリット
  • 変動金利と比較し、金利が高いケースが多いため、総返済額が高くなる傾向
  • 低金利の局面でも契約時の金利にて返済
  • 金利変動により総返済額が不明確であり、返済プランが立てにくい
  • 金利が上昇すると、総返済額が増加

住宅ローンの金利

岩手銀行の住宅ローン基準金利は、下記表のとおりです。

借入内容や審査結果により、基準金利から優遇された金利が適用されます。

 

【岩手銀行の金利一覧】(2024/12/09更新)
住宅ローン商品名 区分 変動金利型(%) 固定金利期間選択型・固定金利型(%)
03年 05年 10年 15年 20年 25年 30年 35年
いわぎん住宅ローン 基準金利 標準 2.875 2.350 2.650 3.200 - - - - -
いわぎん住宅ローン 優遇 1.000 - - 1.500 - - - - -
(金利情報引用元:一般財団法人 住宅金融普及協会)

 

金利は毎月見直され、最新金利については公式サイトの「ローン金利一覧」にて確認できます。

フラット35の金利

融資率(借入割合)が9割以下で利用するケースが一般的ですが、頭金などの自己資金を準備することが難しい場合には、9割超で利用することも可能です。ただし金利が高くなってしまうので注意が必要です。

フラット35の金利は下記表のとおりです。

 

【岩手銀行のフラット35金利一覧】(2024/12/09更新)
住宅ローン商品名 区分 固定金利型(%)
15年 20年 25年 30年 35年
フラット20定額新規・借換9割以下 標準 1.890 1.890 - - -
優遇 1.790 1.790 - - -
フラット20定額新規・借換9割超 標準 2.000 2.000 - - -
フラット35定額新規・借換9割以下 標準 - - 2.280 2.280 2.280
優遇 - - 2.180 2.180 2.180
フラット35定額新規・借換9割超 標準 - - 2.390 2.390 2.390
フラット50定額‐9割以下 標準 - - - - -
フラット50定額‐9割超 標準 - - - - -
(金利情報引用元:一般財団法人 住宅金融普及協会)

 

金利は毎月見直されます。

フラット35の金利詳細については、住宅金融支援機構の「フラット35」にて確認できます。

住宅ローンシミュレーション

住宅ローンを利用する際、自身の年収から、いくらくらいの住宅ローンが組めるのか、毎月の返済額はどのくらいになるのかが気になるポイントだと思います。

店頭で返済シミュレーションをしてもらうことも可能ですが、多くの金融機関では、住宅ローンの返済シミュレーションを提供しています。

 

岩手銀行では、公式サイトの「住宅ローン 返済シミュレーション」にて試算することができます。

 

また、岩手県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にして下さい。

岩手銀行の住宅ローンのメリットとデメリット

岩手銀行住宅ローン04

岩手銀行の住宅ローンのメリット、デメリットについてまとめました。

6つのメリット

岩手銀行の住宅ローンのメリットとしては以下の6つが挙げられます。

  1. 一部繰上返済手数料が無料
  2. 保証料が不要
  3. 疾病保障の種類が豊富
  4. 充実した相談体制
  5. ATM手数料優遇サービス
  6. フラット50の取り扱いがある

メリット1:一部繰上返済手数料が無料

住宅ローン返済中に余力が出来た場合、「繰り上げ返済」をすることによって、総返済額を減らす効果が期待できます。

しかし、金融機関側の立場からすると、繰り上げ返済をされることによって、得られる利息収入が減ることになってしまうので、繰り上げ返済の手続きの際、手数料をとるケースが一般的です。

手数料は金融機関によってことなりますが、数千円~数万円かかります。

インターネットバンキングサービスを提供している金融機関では、ネットで一部繰上返済手続きができ、しかも手数料を無料としているケースが多いです。

 

岩手銀行では、インターネットバンキングサービスにて、一部繰上返済の手続きが可能で、手数料は無料です。

 

岩手銀行の住宅ローン関連手続きの手数料は下記表を参考にして下さい。

手続き 手数料(税込)
窓口
ネットバンキング
一部繰上返済
変動
11,000円
無料
固定
22,000円
全額繰上返済
変動
3年以内
3,300円
手続き不可
3年超5年以内
2,200円
5年超7年以内
1,100円
7年超
無料
固定
33,000円
金利変更
固定金利再選択
5,500円
手続き不可

詳しくは、公式サイトの「融資関係手数料」にて確認できます。

メリット2:保証料が不要

住宅ローンの「保証料」とは、銀行が融資したお金をきちんと回収するための保険です。

住宅ローンを貸した人(借用人)がなんらかの理由によって、住宅ローンの返済が出来なくなったとき、借用人に代わり保証会社が住宅ローンを肩代わりし、銀行に返済してもらうための掛け金です。

そのため、保証料は銀行ではなく、保証会社に支払うことになります。銀行によって保証料の設定は異なりますが、一般的には借入額の数%程度となります。

多くの銀行では、保証料が必要なプランのみの扱いとなっていますが、岩手銀行では保証料が不要で、しかもローン取扱手数料は、ネット銀行よりも低く設定されています。

 

岩手銀行の手数料は下記表の通りです。

種類 手数料
定額型
定率型
借入金額 x 1.10%
※上限550,000円

 

各銀行における事務手数料と保証料がどの程度なのかを比較するため、下記表にまとめました。

銀行 融資事務手数料 保証料
楽天銀行
330,000円
0円
住信SBIネット銀行
借入金額 x 2.20%
0円
PayPay銀行
借入金額 x 2.20%
0円
ソニー銀行
定率型
借入金額 x 2.20%
0円
定額型
44,000円
ARUHI(アルヒ)
借入金額 x 2.20%
0円
イオン銀行
定率型
借入金額 x 2.20%
0円
定額型
110,000円
0円
三菱UFJ銀行
借入金額 x 2.20%
0円
借入金額 x 1.10%
0円

借入金額に対する事務手数料の比較は次の通りです。

借入金額 事務取扱手数料
岩手銀行(1.1%)
他金融機関(2.2%)
1,000万円
110,000円
220,000円
3,000万円
330,000円
660,000円
5,000万円
550,000円
1,100,000円
6,000万円
1,320,000円
7,000万円
1,540,000円

5,000万円まではネット銀行の半分で、それ以降になるとより大きな差となり、岩手銀行の融資事務手数料が低いことが分かります。

メリット3:疾病保障の種類が豊富

住宅ローンの利用する際、万が一の備えとして疾病保障に加入するケースは少なくなりません。

岩手銀行では、一般団信以外にも5つの保険がラインナップされていますので、ライフプランに合わせて加入できます。

 

  • がん保障特約付団体信用生命保険
  • 11疾病保障特約付団体信用生命保険
  • 全疾病保障特約付団体信用生命保険
  • 夫婦連生がん団体信用生命保険
  • ワイド団体信用生命保険

 

また、がんやそれ以外の疾病を保障するためには、別途保険料を支払加入する必要があり、一般的にはローン金利に対し、+0.1~0.4%が上乗せとなります。

岩手銀行は住宅ローン利用時の年齢が45歳以下の場合、保険料の割合が下がります。

融資時年齢 疾病保障
がん
11疾病
全疾病
満20歳以上45歳以下
無料
年0.10%
年0.20%
満46歳以上
年0.10%
年0.20%
年0.30%

詳しくは、公式サイトの「団体信用生命保険について」にて確認できます。

メリット4:充実した相談体制

住宅ローンをはじめ各種保険などの相談は窓口でも対応していますが、岩手銀行では土・日曜日も営業を行っているローンプラザがあります。

事前予約で優先的に相談することも可能ですので、最寄りのローンプラザを利用ください。

 

■ローンプラザ

  • 盛岡ローンプラザ(岩手県盛岡市)
  • 一関ローンプラザ((岩手県一関市)
  • 八戸ローンプラザ(岩手県八戸市)
  • ローンプラザえづりこ(岩手県北上市)
  • ローンプラザあてるい(岩手県奥州市)  ※日祝日休
  • 仙台ローンプラザ(宮城県仙台市)

 

詳しくは、公式サイトの「土日もローン相談が可能な店舗一覧」にて確認できます。

メリット5:ATM手数料優遇サービス

岩手銀行では、「ATM手数料優遇サービス」を提供しており、取引の状況に応じて以下のサービスを受けられます。

取引状態 サービス内容
次の①~④のいずれかに該当

  • ① 給与振込
  • ② 公的年金振込
  • ③ 住宅ローン
  • ④ 金融資産残高1,000万円以上
ATM時間外等利用手数料
無料
次の⑤、⑥のいずれかに該当

  • ⑤ ①~④の複数に該当
  • ⑥ 金融資産残高2,000万円以上
ゆうちょ、コンビニATM利用手数料
キャッシュバック(月3回)

詳しくは、公式サイトの「ATM手数料優遇サービス」にて確認できます。

メリット6:フラット50の取り扱いがある

岩手銀行はフラット35よりも借入期間が長いフラット50を取り扱っています。

フラット50は、長期優良住宅を対象とした最長50年の全期間固定金利の住宅ローンです。

長期優良住宅は耐久性や省エネ性能に優れているだけでなく、設備等の交換がしやすいという点もあるので、メンテナンス次第では親子三代まで住み続けること可能です。

詳しくは、住宅金融支援機構の「フラット35」にて確認できます。

3つのデメリット

岩手銀行の住宅ローンのデメリットとしては以下の3つが挙げられます。

  1. 固定金利が高い
  2. 疾病保障が無料ではない
  3. フラット35の事務手数料は定額型のみ

デメリット1:固定金利が高い

岩手銀行の住宅ローンは、借入内容や審査結果により、基準金利から優遇された金利にて利用できます。

しかし、金利が優遇されるのは変動金利固定10年のみで、他の固定金利(2年、3年、5年、7年)は優遇されず、基準金利のままで高いです。

 

【岩手銀行の金利一覧】(2024/12/09更新)
住宅ローン商品名 区分 変動金利型(%) 固定金利期間選択型・固定金利型(%)
03年 05年 10年 15年 20年 25年 30年 35年
いわぎん住宅ローン 基準金利 標準 2.875 2.350 2.650 3.200 - - - - -
いわぎん住宅ローン 優遇 1.000 - - 1.500 - - - - -
(金利情報引用元:一般財団法人 住宅金融普及協会)

デメリット2:疾病保障が無料ではない

岩手銀行では、万が一への備えとして、以下の疾病保障があります。

ネット銀行では、疾病保障を無料としている銀行も多いですが、岩手銀行の場合、疾病保障は無料ではありません。

保障 住宅ローン残高が0円になる条件 保険料
(適用金利に上乗)
※45歳以下
団体信用生命保険(団信)
死亡もしくは所定の高度障害状態に該当した場合、さらに余命6カ月以内と判断された場合
無料
がん保障特約付団体信用生命保険
通常の団信の保障内容に加え、がんと診断確定された場合
年0.1%
※無料
11疾病保障特約付団体信用生命保険
通常の団信の保障内容に加え、がんと10種類の生活習慣病(脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎、大動脈瘤及び解離、上皮内新生物 ・皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん)により所定の支払事由に該当された場合
年0.2%
※0.1%
全疾病保障付団体信用生命保険
通常の団信の保障内容に加え、三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)と5つの重度慢性疾患保障(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)、さらにその他全ての病気・ケガにより所定の支払事由に該当された場合
年0.3%
※0.2%
夫婦連生がん団体信用生命保険
夫婦のどちらかが、通常の団信の保障内容に加え、がんと診断確定された場合
年0.3%
ワイド団体信用生命保険
死亡もしくは所定の高度障害状態に該当した場合、さらに余命6カ月以内と判断された場合
年0.2%

詳しくは、公式サイトの「団体信用生命保険について」にて確認できます。

デメリット3:フラット35の事務手数料は定額型のみ

フラット35を利用する場合、事務手数料が必要です。

事務手数料は、「定額型」と「定率型」の2種類があり、金融機関が独自で設定します。

多くの金融機関は定率型と定額型を取り扱っていますが、岩手銀行では、定額型のみです。

種類 事務手数料(税込)
一般的な金融機関
岩手銀行
定額型
55,000円
55,000円
定率型
(融資額×利率)
2.20%

また、岩手銀行のフラット35(定額型)の金利は一般的な金融機関の金利よりも少し高めに設定されています。

 

【岩手銀行と他行のフラット金利比較表】
銀行名
(更新日)
固定金利型(%)
15年 20年 25年 30年 35年
岩手銀行(2024/12/09) 1.64
フラット20S
いわぎん住宅ローン(長期固定金利型)
手数料:55,000円
1.64
フラット20S
いわぎん住宅ローン(長期固定金利型)
手数料:55,000円
2.03
フラット35S
いわぎん住宅ローン(長期固定金利型)
手数料:55,000円
2.03
フラット35S
いわぎん住宅ローン(長期固定金利型)
手数料:55,000円
2.03
フラット35S
いわぎん住宅ローン(長期固定金利型)
手数料:55,000円
青森銀行(2024/12/09) 1.54
フラット20S
青銀長期固定金利型住宅ローン(機構買取型)
手数料:55,000円
1.54
フラット20S
青銀長期固定金利型住宅ローン(機構買取型)
手数料:55,000円
1.93
フラット35S
青銀長期固定金利型住宅ローン(機構買取型)
手数料:55,000円
1.93
フラット35S
青銀長期固定金利型住宅ローン(機構買取型)
手数料:55,000円
1.93
フラット35S
青銀長期固定金利型住宅ローン(機構買取型)
手数料:55,000円
(金利情報引用元:住宅金融支援機構) ※フラット35S/20Sは11年目以降の金利が+0.25%となります。

 

詳しくは、住宅金融支援機構の「フラット35」にて確認できます。

 

 

また、岩手県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にして下さい。

岩手銀行の審査はどうなの?

岩手銀行住宅ローン05

住宅ローンの審査は、一般的に事前(仮)審査本審査の2段階となっています。

事前審査では、以下の内容について金融機関が重点的にチェックします。

  • 本人の収入状況に関するもの
  •  ⇒年齢、年収、雇用形態、勤続年数など

  • 借入金額に関するもの
  •  ⇒借入金額(融資可能額)、返済負担率など

  • 信用情報に関するもの
  •  ⇒他の債務状況や返済履歴など

 

本審査では、金融機関だけでなく、保証会社による審査も行われ、「健康状態」や「担保評価」なども細かくチェックされ、融資可能かどうかの判断が行われることになります。

事前(仮)審査及び本審査及びは、住宅ローン専門窓口だけでなく、インターネット上でも申請可能な金融機関が増えていますが、岩手銀行の場合、仮審査申込、本審査申は窓口のみの取り扱いとなります。

 

相談や事前審査申し込みについては、公式サイトの「来店予約サービス」「店舗・ATM検索」にて確認して下さい。

岩手銀行の住宅ローンを利用できる条件

岩手銀行の住宅ローンを利用できる主な条件は以下の通りです。

項目 条件
一般団信
疾病団信
借入期間
40年以内
借入金額
2億円以内
年齢(※)
満20歳以上満65歳以下で、完済時満80歳未満
満20歳以上満50歳以下で、完済時満80歳未満
職業(雇用形態)
継続して安定した収入がある方
年収
特になし
勤続年数
特になし
健康状態
団体信用生命保険に加入が認められること
その他
岩手銀行所定の融資条件を満たすこと

※疾病団信の種類によって加入年齢や完済時年齢が異なります。

 

ネット銀行の場合、「年収400万円以上かつ勤続2年以上」といった条件がありますが、岩手銀行の住宅ローンは「年収:特になし」、「勤続年数:特になし」です。

職種についても特にきまりはありませんが、「継続して安定した収入がある方」となっていますので、アルバイトやパートなどの場合、年収などの条件を満たしていても、事前(仮)審査が通らないか、通ったとしても保証金が高く設定されてしまう可能性が高いので注意が必要です。

審査に落ちた理由と対策について

住宅ローンの審査を申し込み、残念ながら審査に落ちてしまうこともあります。

なぜ落ちてしまったのか、金融機関が教えてくれることはありません。住宅ローンの審査は総合的に評価されるため、『一つの理由だけではなく、複数の理由で審査から落ちてしまった』と考える必要があります。

審査にて落ちる可能性のある理由

審査で落ちてしまう理由は、金融機関によっても異なりますし、どの項目でNGとなってしまったのかは定かではありません。

ただし、審査に落ちる理由として、他の金融機関と同様に、下記のような一般的な項目が岩手銀行でも当てはまっている可能性が高いです。

  • 勤続年数が少ない
  • 収入が安定していない
  • 健康状態が良くない
  • 住宅ローン以外の借入が多数ある、もしくは返済事故を起こしたことがある

審査に落ちたときの対策はどうする?

住宅ローンの審査は、決められた審査基準を元に行われます。そのため、申込者が何も改善せず、再度申し込んだとしても審査に通ることはまずありません。

上記の項目にて心当たりがあるものがあれば、その項目を改善してから再度申し込む必要があります。

  • 勤続年数が少ないことが原因と考えられる場合
  • ⇒勤続年数に条件がないといっても、入社して間もないといったケースや、収入が不安定である場合には落ちてしまう可能性が大きいです。勤続年数を増やしたり、収入を安定させたりすることが挙げられます。

  • 返済能力が低いことが原因と考えられる場合
  • ⇒共働きにも関わらず、夫の収入のみで申し込んだ場合は、妻側の収入も加え、夫婦合算収入として世帯収入をアップさせることが挙げられます。

  • 健康状態が良くないことが原因と考えられる場合
  • ⇒健康状態が良くない状態で審査を申し込んでも、完済できる見込みがないと判断されてしまう可能性が高いので、やはり症状を改善することが最善策となります。

  • 住宅ローン以外の借入がある、返済事故経歴があることが原因と考えられる場合
  • ⇒住宅ローン以外の借入がある場合は、まずそちらの借入を完済させる必要があります。
    ⇒返済事故経歴がある場合には、信用を回復させる必要があります。事故内容もよりますが、5~10年程度は事故歴アリとしてブラックリストに載ってしまっていますので、その期間は審査に通りません。
    ブラックリストに載っているかどうかは、個人信用情報機関に問い合わせることで確認することが出来ます。

 

しかし、何も改善できない場合には、岩手銀行は諦め、別の条件もしくは、審査基準が緩い金融機関にて住宅ローン審査を申し込むことも一つの対策となります。

岩手銀行の住宅ローンの評判

岩手銀行住宅ローン06

岩手銀行の住宅ローンを利用された方がどのような点に着目して選んだのか、またどのような感想を持っているのかについて、まとめましたので参考にして下さい。

岩手銀行を選んだ理由

  • 勤務先のメインバンクとなっている
  • 金利や条件が良かった
  • 保証料がなく、手数料がネット銀行よりも安かった
  • 担当者の対応がとてもよかった

岩手銀行を利用しての感想など

  • ネットバンキングからの手続きで一部繰上返済手数料が無料となり助かる
  • 土曜日、日曜日に営業しているローンプラザがあるので会社を休む必要がなかった
  • ATM手数料がかからないなどの特典があるのが嬉しい

 

『オリコン顧客満足度』が提供する「住宅ローンの比較・口コミ」には、実際の利用者からの評判や口コミが掲載されています。

まとめ

岩手銀行の住宅ローンのメリットやデメリット、評判、そして審査はどうなのかについてについて紹介しました。

岩手銀行は、岩手県最大の地方銀行で、保証金不要の「いわぎん住宅ローン」が主力商品です。

岩手銀行での住宅ローンのメリットやデメリットなどをしっかりと確認して、岩手銀行の住宅ローンを検討してみるのも良いでしょう。

 

金利・総支払額が安い住宅ローン 

最後に、金利が安く保障も充実した住宅ローンの紹介です。

トータルの支払金額を安くしたい場合におすすめとなっています。

審査の結果金利が高くなることもあるので、仮審査は早めに行っておくと安心です。

銀行によって審査条件が違うので、審査を通った中から一番条件の良かった銀行を選ぶのがおすすめとなります。

ネットでお得な変動・10年・長期固定住宅ローン 

低金利と充実保障でお得な住宅ローンとして人気がある銀行の住宅ローンです。

PayPay銀行(全国対応) 



PayPay銀行の住宅ローンは、変動・10年固定金利が安く、さらに充実した保障が完備されれているのがポイントです。

がんや糖尿病を含む全疾病の他、自然災害や失業時にも対応しており、もしもの時も安心です。
また、一定の条件を満たした方は、がん経験済でも追加負担なく、がん保障付団信に加入することができます。

金利が安く抑えられており、支払い総額が他行に比べ数百万円お得になることもあります。

保証料無料・団体信用生命保険料無料・一部繰上返済手数料無料となっています。

PayPay銀行の公式ページはこちら


    イオン銀行(全国対応) 

    イオン銀行の住宅ローン


    イオン銀行の住宅ローンは、変動金利、10年固定金利が最低水準で、イオングループでのお買い物がいつでも5%オフになるのがポイントです。

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    金利も安く、イオン系列店でお買い物をする機会がある人には金利以上にお得な住宅ローンです。

    借り換えにも対応しており、保証料、繰り上げ返済手数料まで無料となっています。

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住宅ローンは、当初金利を比較するだけでなく、ローン終了までの総支払額を比較することが重要です。

また、審査基準は低くないため、事前審査は早めに行っておきましょう。


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