収入減少や勤務先の破綻に伴う返済金の減額、返済期間の延長、金利の一時的な引き下げなど、状況に応じて対応してくれます。
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このページでは、横浜銀行の住宅ローンの金利、審査、保証料、そして口コミ評判、メリット・デメリットについてまとめてあります。
横浜銀行は、県庁所在地である神奈川県横浜市に本店を置く地方銀行です。「浜銀(はまぎん)」と呼ばれ、神奈川県全域に支店があるのはもちろんのこと、近隣の東京だけでなく、群馬県(高崎市、前橋市、桐生市)や愛知県名古屋市、大阪府大阪市に支店があります。
地方銀行(64行)では、堂々全国1位の規模を誇り、2020年12月で創立100年を迎える老舗の地銀です。
横浜銀行にて住宅ローンを検討中の方は是非一読してみて下さい。
年間35万人が利用する当サイトで一番申込数が多い住宅ローンは、三菱UFJ銀行の住宅ローンです。
人気の理由は、変動・10年・35年固定金利が安く、さらに固定期間終了後の金利まで低いこと。
支払い総額が他行に比べ数百万円お得になることもあります(借換にも対応)。
住宅ローン契約額は日本で第1位!、当サイト以外にも多くの人が利用しています。
横浜銀行と他行の住宅ローン金利比較
まずは横浜銀行と他行の住宅ローン金利を比較してみたいと思います。横浜銀行の住宅ローン最新金利一覧
横浜銀行の住宅ローン金利をネット申込型住宅ローンと一覧で比較しています。参考にしてみてください。銀行名 | 変動 | 固定3年 | 固定10年 | 固定35年 |
---|---|---|---|---|
横浜銀行 | 0.385% 所定の条件を満たした場合 | 0.790% | 0.960% 所定の条件を満たした場合 | 1.230% フラット35S |
三菱UFJ銀行 | 0.475% ネット対応住宅ローン | 0.590% ネット対応住宅ローン | 1.040% ネット対応住宅ローン | 1.350% 全期間固定/ネット対応住宅ローン |
横浜銀行の金利は三菱UFJ銀行の金利に比べ、変動金利で -0.090%、3年固定で +0.200%、10年固定で -0.080%、35年固定で -0.120%の差があります。
これらの金利で、返済額にどれくらいの違いが出るのかを確認してみたいと思います。
横浜銀行の住宅ローンシミュレーション
上記に記載の「変動金利」で「返済期間35年」を選択した場合の、横浜銀行の毎月の返済額と総返済額をシミュレーションし、ネット申込型ローンと比較した結果を下の表に示します。
借入額は「1500万円」、「3000万円」、「4500万円」で比較しています。
上段が毎月の返済額、下段が総返済額(緑文字)となっています。
銀行名/支払差額 | 借入1500万円 毎月返済額 /総返済額 |
借入3000万円 毎月返済額 /総返済額 |
借入4500万円 毎月返済額 /総返済額 |
---|---|---|---|
横浜銀行 | 38,180円 1,604万円 |
76,361円 3,207万円 |
114,541円 4,811万円 |
三菱UFJ銀行 | 38,772円 1,628万円 |
77,545円 3,257万円 |
116,317円 4,885万円 |
上記2行の 返済額の差額 |
-592円 -248,652円 |
-1,184円 -497,304円 |
-1,776円 -745,956円 |
横浜銀行と三菱UFJ銀行との比較では、1500万円の借入で約-24.9万円、3000万円の借入で約-49.7万円、4500万円の借入で約-74.6万円、横浜銀行のほうが返済額が少なく、お得になります。
また、神奈川県で住宅ローンを借りられる金融機関の金利を全て比較したい場合は、下記の「神奈川県版 金利比較ランキングページ」をご覧ください。
横浜銀行の住宅ローンの種類
横浜銀行では、利用者のライフスタイル、ライフステージに見合った様々な住宅ローンが準備されています。主な住宅ローンの種類は次の通りです。
- 基本となる住宅ローン
- 保険が充実した住宅ローン
- 住宅金融支援機構の住宅ローン(フラット35)
基本となる住宅ローン
基本を備えたベーシックな住宅ローンで、下記4つの金利タイプが用意されています。
変動金利もしくは固定金利指定型は、横浜銀行が設ける条件を満たす場合、店頭金利から金利が優遇割引されます。
- 変動金利
- 固定金利指定型
- 固定金利型
- 超長期固定金利型
⇒金利は半年ごとに見直されるが、返済額は5年間一定
⇒固定3年、固定5年、固定10年の3種類で固定金利指定期間中は、金利及び返済額が一定
⇒固定15年、固定20年の2種類です。最終返済日まで借入金利及び返済が一定
⇒固定35年です。最終返済日まで借入金利及び返済が一定
保険が充実した住宅ローン
万が一に備えた保障付の住宅ローンは、以下の5種類です。
- ガン保障特約付住宅ローン
- 3大疾病保障特約付住宅ローン
- 8大疾病保障特約付住宅ローン
- 全傷病保障特約付住宅ローン
- ワイド団信
団信の保障内容(死亡・所定の高度障害状態)に加え、ガンと診断確定された場合、住宅ローン残高が全額返済されます。
また、ガン以外の病気もしくはケガにて入院した場合、一時金10万円が受け取れるだけでなく、1回の入院につき住宅ローン返済が最長3ヶ月保障されます。
3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)により所定の支払事由に該当された場合、住宅ローン残高が全額返済されます。
上記の3大疾病保障に加え、5種類の生活習慣病(糖尿病、高血圧症、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)で就業不能状態が12ヶ月を超えた場合、住宅ローン残高が全額返済されます。
さらに、病気もしくはケガにて入院した場合、一時金10万円が受け取れるだけでなく、1回の入院につき住宅ローン返済が最長3ヶ月保障されます。
上記の8大疾保障に加え、それ以外の病気やケガなどで就業不能状態が12ヶ月を超えた場合、住宅ローン残高が全額返済されます。
さらに、病気もしくはケガにて入院した場合、一時金10万円が受け取れるだけでなく、1回の入院につき住宅ローン返済が最長3ヶ月保障されます。
健康上の理由(糖尿病、肝機能障害、高血圧症など)で通常の団体信用生命保険に加入できないケースにおいて、加入条件を緩和した団信です。
ただし、すべての方が加入できるわけではないので、所定の事前審査が必要となります。
住宅金融支援機構の住宅ローン(フラット35)
「フラット35」は、民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する全期間固定金利(最長35年)です。通常の固定金利よりも長期的に安定した返済計画を立てやすいのが特長ですが、購入する住宅の技術基準を満たす必要があり、投資用の住宅購入には利用できないといった規定があります。
これら住宅ローンの詳細や、それ以外の住宅ローンについては、横浜銀行の「住宅ローン」にて確認してみて下さい。
横浜銀行の住宅ローンの金利
横浜銀行の住宅ローンの金利は、他銀行と同様に「変動金利」、「固定金利(3年、5年、10年、15年、20年、35年)」、「フラット35」の3種類が準備されています。
「変動金利」は、金利が景気によって変動するため、場合によっては固定金利よりもはるかに低い金利となることがあることが魅力です。金利上昇の影響を受けても返済出来る見通しがあり、返済期間が短いもしくは借入額が少ない方に向いています。
一方、「固定金利」や「フラット35」は、金利が固定されることにより、返済計画が立てやすく、金利上昇のリスクを負わないので、決まった返済計画を立てたい方に向いています。
横浜銀行の固定金利は6種類で、他銀行と比べると選択肢は同等です。
変動金利と固定金利には、一長一短があります。それぞれの特徴及びメリット・デメリットについて簡単にまとめましたので、参考にしてみて下さい。
固定金利 | 変動金利 | |
---|---|---|
特徴
|
|
|
メリット
|
|
|
デメリット
|
|
|
基本プランの金利
横浜銀行の基本プランには、「標準型」、「融資手数料型」の2種類があり、
固定金利指定型(固定3年、固定5年、固定10年)を選択した場合、横浜銀行の所定の審査により店頭金利から優遇割引を受けることができます。
標準型と融資手数料型の違いとしては、保証料と手数料です。標準型は保証料を一括で支払う方式ですが、融資手数料型の保証料は金利に含まれるため、毎月の返済に合算して支払う方式となります。
標準型、融資手数料型の保証料と手数料の違いについては下記のとおりです。
- 標準型
- 保証料:借入金額及び借入期間によって異なる
- 手数料:22,000円
- 融資手数料型
- 保証料:金利に含まれる
- 手数料:借入金額x2.2%
標準型、融資手数料型の店頭金利から最大割引を適用した場合の各金利(2020年4月)をまとめたものは下記表のとおりです。
変動金利 | 固定金利 | |||
---|---|---|---|---|
3年
|
5年
|
10年
|
||
店頭金利
|
2.475%
|
2.500%
|
2.550%
|
2.750%
|
標準型
|
0.600%
|
0.625%
|
0.675%
|
0.875%
|
融資手数料型
|
0.470%
|
0.495%
|
0.545%
|
0.745%
|
※:店頭金利は毎月見直されます。
詳しくは、横浜銀行の「住宅ローン(新築・購入)の金利」にて確認してみて下さい。
フラット35の金利
融資率が9割以下で利用するケースが一般的ですが、頭金などの自己資金を準備することが難しい場合には、9割超で利用することも可能です。ただし金利が高くなってしまうので注意が必要です。
フラット35の各プランの金利(2020年4月)は下記表のとおりです。
タイプ | 融資率 | 年数 | 金利(※1) |
---|---|---|---|
金利割引き下げタイプ
(手数料:借入額ⅹ2.2%) |
9割以下
|
20年以下
|
1.230%
|
21年以上
|
1.300%
|
||
9割超
|
20年以下
|
1.490%
|
|
21年以上
|
1.560%
|
||
金利標準タイプ
(手数料:33,000円) |
9割以下
|
20年以下
|
1.430%
|
21年以上
|
1.500%
|
||
9割超
|
20年以下
|
1.690%
|
|
21年以上
|
1.760%
|
※1:店頭金利は毎月見直されます。
※2:金利標準タイプは、金利引き下げタイプの金利に対し0.20%上乗せ
詳しくは、横浜銀行の「フラット35」にて確認してみて下さい。
また、神奈川県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にしてみて下さい。
横浜銀行の住宅ローンのメリットとデメリット
横浜銀行の住宅ローンにはどのようなメリット、デメリットがあるのか以下にまとめてみました。
5つのメリット
横浜銀行の住宅ローンのメリットとしては以下の5つが挙げられます。
- メガバンクに引けをとらない金利
- 条件を満たすと金利がさらにお得になる
- インターネットバンキングで一部繰上返済手数料が無料
- 電子契約サービスの利用が可能
- 優待サービス「Club Off」の特典付
メリット1:メガバンクに引けをとらない金利
横浜銀行の住宅ローン金利は、近隣の地銀やメガバンクと比較し、ほぼ同等かそれ以下の金利です。
以下にメガバンクとの金利(2020年4月)の比較表をまとめました。
銀行 | 変動金利 | 固定3年 | 固定5年 | 固定10年 |
---|---|---|---|---|
横浜銀行
(標準型) |
0.600%
|
0.625%
|
0.675%
|
0.875%
|
みずほ銀行
|
0.625%
|
0.700%
|
0.700%
|
0.800%
|
りそな銀行
(保証料一括前払) |
0.525%
|
1.050%
|
1.100%
|
1.350%
|
三菱UFJ銀行
|
0.625%
|
1.090%
|
1.450%
|
1.300%
|
三井住友銀行
|
0.575%
|
1.050%
|
1.150%
|
1.250%
|
※1:店頭金利は毎月見直されます。
※2:金利は最大割引後であり、審査結果により割引幅は変わります。
詳しくは、横浜銀行の「住宅ローンの金利」にて確認してみて下さい。
メリット2:条件を満たすと金利がさらにお得になる
横浜銀行では、下記5つの条件をすべて満たす方は、上記表の住宅ローンの金利をさらに0.03%引き下げてくれます。
- 借入時の年齢が満20歳以上の方
- 横浜銀行にて給与振込を利用している方
- 「はまぎんマイダイレクト」の契約者の方
- 「バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)を申込の方」
- 保証会社(横浜信用保証(株))の保証が受けられる方
詳しくは、横浜銀行の「さらにおトクな金利プラン」にて確認してみて下さい。
メリット3:インターネットバンキングで一部繰上返済手数料が無料
住宅ローン利用している最中、返済に余力が出来た場合、「繰上返済」をすることによって、総返済額を減らす効果が期待できます。
しかし、金融機関側の立場からすると、繰上返済をされることによって、得られる利息収入が減ることになってしまうので、繰上返済の手続きの際、手数料をとるケースが一般的です。
手数料は金融機関によってことなりますが、数千円~数万円かかります。
横浜銀行では、インターネットバンキング(はまぎんマイダイレクト)を利用して一部繰上返済を行う場合、金利種類や繰上返済金額に関わらず、手数料は無料です。
ただし、全額繰上返済はインターネットでは出来ないため、店頭での受付となります。
横浜銀行の繰上返済の手続きの違いについては下記の表を参考にして下さい。
項目 | インターネットバンキング | 窓口 |
---|---|---|
利用時間
|
原則24時間
|
AM9時~PM3時
|
一部繰上返済手数料
|
無料
|
変動金利:33,000円
|
固定金利:44,000円
|
||
全額繰上返済手数料
|
不可
|
変動金利:33,000円
|
固定金利:44,000円
|
||
金利種類変更手数料
|
無料
|
11,000円
|
詳しくは、横浜銀行の「インターネットバンキングでの便利なお手続き」にて確認してみて下さい。
メリット4:電子契約サービスの利用が可能
横浜銀行では、電子化された契約書への電子署名を行うことで、書面契約書への記入や実印の押印といった手続き負担が軽減されるだけでなく、収入印紙も不要となります。
書面契約では、複数の契約書ごとに記名や押印が必要です。これはかなり面倒臭い作業です。
しかし電子契約の場合、契約内容を確認した後、申込者の携帯電話に届く12桁の電子契約用PINコードを入力するだけで、契約手続きが完了できます。
また、書面による契約の場合、借入金額に応じた収入印紙が必要ですが、電子契約の場合、収入印紙は不要です。ただし、電子契約手数料として5,500円(税込)がかかります。
住宅ローン借入額 | 書面契約時の印紙税 | 電子契約時の手数料 |
---|---|---|
500万円超1千万円以下
|
1万円
|
一律 5,500円(税込)
|
1千万円超5千万円以下
|
2万円
|
|
5千万円超1億円以下
|
6万円
|
詳しくは、横浜銀行の「電子契約サービス」にて確認してみて下さい。
メリット5:優待サービス「Club Off」の特典付
横浜銀行では、住宅ローン利用の方が、宿泊、レジャー、グルメ、スポーツ、ライフサポート(家事代行、育児、介護、etc)などのサービスを優待価格で利用できる「Club Off」という特典を無料で提供しています。
- ハッピーエブリデー
- ロング・エスコート
⇒男性向けのサービス
⇒女性向けのサービス
詳しくは、横浜銀行の「優待サービス:Club Off」にて確認してみて下さい。
2つのデメリット
横浜銀行の住宅ローンのデメリットとしては以下の2つが挙げられます。
- 疾病保障は無料ではない
- 申込エリアが限定されている
デメリット1:疾病保障は無料ではない
横浜銀行では、万が一への備えとして、さまざま疾病保障が準備されています。
ネット銀行では、疾病保障を無料としている銀行も多いですが、横浜銀行の場合、通常の団信(団体信用生命保険※特約なし)の保険料は無料ですが、それ以外の疾病保障の保険料は無料でありません。
保障 | 住宅ローン残高が0円になる条件 | 保険料 (適用金利に上乗) |
---|---|---|
団信
|
死亡もしくは所定の高度障害状態に該当された場合
|
0円
|
ガン保障付住宅ローン
|
ガンと罹患したと診断された場合
|
年0.2%
|
3大疾病保障特約付
|
がんと診断された場合、もしくは急性心筋梗塞、脳卒中を原因とし60日以上所定の状態が続いたもしくは所定の手術を受けた場合など
|
年0.25%
|
8大疾病保障特約付
|
3大疾病保障の条件以外に、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎により所定の支払事由に該当した場合
|
年0.30%
|
ワイド団信
|
通常の団信同様、死亡もしくは所定の高度障害状態に該当された場合
|
年0.30%
|
デメリット2:申込エリアが限定されている
他の地銀も同様なのですが、住宅ローンを申し込みできる範囲が限られていることがほとんどです。
横浜銀行の場合、メガバンク並みの規模であり、神奈川県以外にも支店(東京都、群馬、愛知、大阪)があるのですが、申込出来る範囲は、神奈川県及び東京都(23区、都下17市)に物件の所在地がある場合に限られています。
もし東京都内の物件を購入する場合は、住宅ローン対象地域になっているか確認しておく必要があります。
詳しくは、横浜銀行の「東京都内で借入対象となる物件の所在地」にて確認してみて下さい。
また、神奈川県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にしてみて下さい。
横浜銀行の審査はどうなの?
横浜銀行の住宅ローンを利用できる条件
横浜銀行の住宅ローンを利用できる主な条件は以下の通りです。
項目 | 条件 |
---|---|
借入期間
|
35年以内
|
借入金額
|
~1億円
|
年齢
|
満20歳以上で完済時の年齢が満82歳未満
|
職業(雇用形態)
|
特に決まり無し
|
年収
|
400万円以上(超長期固定金利型利用時のみ)
|
勤続年数
|
特に決まり無し
|
健康状態
|
団体信用生命保険に加入が認められること
|
その他
|
横浜信用保証株式会社の保証を受けられる方
|
ネット銀行の場合、勤続1年以上・年収400万円以上といった条件があるケースが多いですが、横浜銀行では、超長期固定金利を利用するのでなければ、具体的な勤務年数や年収などの条件はありません。
ただし、横浜信用保証株式会社の保証を受けられる方という条件がありますので、職業(雇用形態)、年収が低い場合、勤続年数によっては、保証料が高めに設定されてしまう可能性がありますので注意が必要です。
審査に落ちた理由と対策について
住宅ローンの審査を申し込み、残念ながら審査に落ちてしまうこともあります。
なぜ落ちてしまったのか、金融機関が教えてくれることはありません。住宅ローンの審査は総合的に評価されるため、『一つの理由だけではなく、複数の理由で審査から落ちてしまった』と考える必要があります。
審査にて落ちる可能性のある理由
審査で落ちてしまう理由は、金融機関によっても異なりますし、どの項目でNGとなってしまったのかは定かではありません。
ただし、審査に落ちる理由として、他の金融機関と同様に、下記のような一般的な項目が横浜銀行でも当てはまっている可能性が高いです。
- 勤続年数が少ない
- 収入が安定していない
- 健康状態が良くない
- 住宅ローン以外の借入が多数ある、もしくは返済事故を起こしたことがある
審査に落ちたときの対策はどうする?
住宅ローンの審査は、決められた審査基準を元に行われます。そのため、申込者が何も改善せず、再度申し込んだとしても審査に通ることはまずありません。
上記の項目にて心当たりがあるものがあれば、その項目を改善してから再度申し込む必要があります。
- 勤続年数が少ないことが原因と考えられる場合
- 返済能力が低いことが原因と考えられる場合
- 健康状態が良くないことが原因と考えられる場合
- 住宅ローン以外の借入がある、返済事故経歴があることが原因と考えられる場合
⇒勤続年数に条件がないといっても、入社して間もないといったケースや、収入が不安定である場合には落ちてしまう可能性が大きいです。勤続年数を増やしたり、収入を安定させることが挙げられます。
⇒共働きにも関わらず、夫の収入のみで申し込んだ場合は、妻側の収入も加え、夫婦合算収入として世帯収入をアップさせることが挙げられます。
⇒健康状態が良くない状態で審査を申し込んでも、完済できる見込みがないと判断されてしまう可能性が高いので、やはり症状を改善することが最善策となります。
⇒住宅ローン以外の借入がある場合は、まずそちらの借入を完済させる必要があります。
⇒返済事故経歴がある場合には、信用を回復させる必要があります。事故内容もよりますが、5~10年程度は事故歴アリとしてブラックリストに載ってしまっていますので、その期間は審査に通りません。
ブラックリストに載っているかどうかは、個人信用情報機関に問い合わせることで確認することが出来ます。
しかし、何も改善できない場合には、横浜銀行は諦め、別の条件もしくは、審査基準が緩い金融機関にて住宅ローン審査を申し込むことも一つの対策となります。
横浜銀行の住宅ローンの評判
横浜銀行の住宅ローンの評判はどのようになっているのか調べてみたところ、価格.comの住宅ローンの評判レビューでは、総合満足度5点満点のうち、3.6点となっていました。
項目 | 評価 | 説明 |
---|---|---|
満足度
|
3.6
|
総合した満足度
|
金利
|
4.0
|
適用金利に対する満足度
|
返済
|
3.8
|
毎月の返済や繰上返済など、返済関連の利便性
|
借入手続き
|
3.4
|
手続きの進め方や審査スピード、対応など
|
借入費用
|
3.4
|
手数料/保証料/団信保険料などの諸費用
|
保険オプション
|
3.0
|
疾病保険など保険オプションの充実度
|
サポート
|
3.4
|
相談のしやすさ、問い合わせに対しての応対や安心感
|
(引用元:価格.com 「住宅ローン評判・レビュー」)
横浜銀行の住宅ローンを利用された方がどのような点に着目して選んだのか、またどのような感想を持っているのかについて、まとめてみましたので参考にしてみて下さい。
横浜銀行を選んだ理由
- 勤務先のメインバンクとなっている
- 店舗型の銀行の中で金利が安かった
- 地銀だがメガバンク並みの安心感がある
- 不動産会社の勧め
- フラット35の金利はどこもさほど差がないので、近くの横浜銀行を選択
横浜銀行を利用しての感想など
- 土日祝日もサポート (ローンプラザ:3店)があるので、便利
- 近くにATMや窓口があるので利便性が良い
- 手続きや審査が早かった
まとめ
横浜銀行の住宅ローンのメリットやデメリット、評判、そして審査はどうなのかについてについて紹介しました。
横浜銀行は、「Afresh(あなたに、あたらしく)」というブランドスローガンのもと、お客様一人一人に最適な形で、より良いものをあたらしくサービスすることを心掛けています。
メガバンクに匹敵する規模の地方銀行ですが、メガバンクに引けをとらない安心感があるだけでなく、メガバンクよりも安い金利が魅力な銀行です。
横浜銀行での住宅ローンのメリットやデメリットなどをしっかりと確認して、横浜銀行の住宅ローンを検討してみるもの良いでしょう。
金利・総支払額が安い住宅ローン
最後に、金利が安く、保障も充実した住宅ローンの紹介です。
トータルの支払金額を安くしたい場合には特におすすめとなっています。
ただし、他行よりも審査が厳しい傾向にありますので、仮審査は早めに行っておく必要があります。
また、審査の結果、金利が高くなることや、希望の金額から減額されることも少なくありません。
そのため、複数の銀行で審査しておくと安心です。
もちろん審査は無料ですし、1行あたり15分程度なので、審査を通った中から一番条件の良い銀行を選ぶのがおすすめです。
ネットでお得な変動・10年・35年固定住宅ローン
金利面でお得な住宅ローンとして人気があるのが三菱UFJ銀行の住宅ローンです。
固定期間終了後の金利が他行よりも低いのが特長で、当初金利と返済完了までの実質金利を安くしたい方にオススメとなっています。
三菱UFJ銀行(全国対応)
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、変動・10年・35年固定金利が安く、さらに固定期間終了後の金利が低いのがポイントです。
住宅ローン契約額は日本で第1位です。
ガンや糖尿病などの7大疾病保障にも対応しており、もしもの時も安心です。(住宅ローン残高がゼロ円になります。)
金利が安く抑えられており、支払い総額が他行に比べ数百万円お得になることもあります。
団体信用生命保険料・繰上返済手数料は無料となっています。
一番人気のフラット35 安心の最長35年固定住宅ローン
フラット35の中でも一番人気が高いのがARUHIのフラット35です。
フラット35の専門金融機関で、金利が最安水準で手数料が無料なのが特徴です。
ARUHI(全国対応)

ARUHI(アルヒ)はフラット35の国内シェアNo1の金融機関です。
フラット35の金利が最安水準で、審査が非常に速い(最短当日)のが特徴です。
頭金が多い場合は、さらに金利が安くなります。
WEB借換で事務手数料(税込)2.2%→1.1%、保証人不要、保証料・繰上返済手数料は無料。
借り換えのほか、つなぎ融資なども可能なため、土地購入からの新築住宅建築にも利用しやすくなっています。
35年間安い金利で返済できるため、経済的なのに金利の上昇が怖くないのがメリットです。
金利が上昇傾向なので選ぶ人が増えています。
保障が充実の変動金利住宅ローン
保障が充実した住宅ローンとして人気があるのがauじぶん銀行の住宅ローンです。
変動金利が最低水準、全疾病保障やガン保障が無料で付帯するのが特長です。
auじぶん銀行(全国対応)

auじぶん銀行の住宅ローンは、変動・10年固定の金利が安く、がんと診断されるだけでローン残高が2分の1になる保障(就業可能な状態でもOK)と全疾病保障が無料で付帯しています。
調査会社による住宅ローン人気ランキングで第1位を獲得しています。
ネット銀行のため金利が安く抑えられ、支払い総額が他行に比べ数百万円お得になることもあります(借り換えにも対応)。
保証料、一部繰り上げ返済手数料、印紙代まで無料となっています。
(※審査によって金利が変更になる場合があります。また、審査の結果、保証会社をご利用いただく場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途お支払いいただく保証料はございません。)
住宅ローンは、当初金利を比較するだけでなく、ローン終了までの総支払額を比較することが重要です。
また、審査基準は低くないため、事前審査は早めに行っておきましょう。
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