足利銀行住宅ローンメリットデメリット01このページはWEB広告を利用しています


足利銀行の新型コロナウイルス対応情報足利銀行住宅ローンの新型コロナウイルス対応状況については、下記リンクをご参照ください。住宅ローンの返済に関する条件の相談などを行うことができます。

収入減少や勤務先の破綻に伴う返済金の減額、返済期間の延長、金利の一時的な引き下げなど、状況に応じて対応してくれます。
>>足利銀行の新型コロナウイルス対応情報はこちら

このページでは、足利銀行の住宅ローンの金利、審査、保証料、そして口コミ評判、メリット・デメリットについてまとめてあります。

足利銀行は、栃木県宇都宮市に本店を置く地方銀行です。「あしぎん」と呼ばれ、栃木県全域をはじめ、関東エリア(東京都、埼玉県、群馬県、茨城県)、福島県に合計134店舗あります。

常陽銀行(茨城県)とともにめぶきフィナンシャルグループ傘下の銀行です。

足利銀行にて住宅ローンを検討中の方は参考にして下さい。

 

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足利銀行と他行の住宅ローン金利比較

まずは足利銀行と他行の住宅ローン金利を比較してみたいと思います。

足利銀行の住宅ローン最新金利一覧 

足利銀行の住宅ローン金利をネット申込型住宅ローンと一覧で比較しています。参考にしてみてください。
銀行名 変動 固定3年 固定10年 固定35年
足利銀行 年0.775%
ずーっと変わらないおトク
年1.350%
暮らし上手
年1.750%
暮らし上手
年1.610%
フラット35S
[あしぎんフラット35]
住信SBIネット銀行 年0.448%
所定の条件を満たした場合
年1.143%
所定の条件を満たした場合
年1.413%
所定の条件を満たした場合
年1.610%
フラット35S

[フラット35(機構買取型)]
(確認時現在の最安の優遇金利を掲載しています。※正確な金利は公式HPをご確認ください。)

足利銀行の金利は住信SBIネット銀行の金利に比べ、変動金利で +0.327%、3年固定で +0.207%、10年固定で +0.337%、35年固定で +0.567%の差があります。

これらの金利で、返済額にどれくらいの違いが出るのかを確認してみたいと思います。

足利銀行の住宅ローンシミュレーション 

上記に記載の「変動金利」で「返済期間35年」を選択した場合の、足利銀行の毎月の返済額と総返済額をシミュレーションし、ネット申込型ローンと比較した結果を下の表に示します。
借入額は「1500万円」、「3000万円」、「4500万円」で比較しています。
上段が毎月の返済額、下段が総返済額(緑文字)となっています。

【変動金利/返済期間35年の場合の返済額】
銀行名/支払差額 借入1500万円
毎月返済額
/総返済額
借入3000万円
毎月返済額
/総返済額
借入4500万円
毎月返済額
/総返済額
足利銀行 40,788
1,713万円
81,576
3,426万円
122,365
5,139万円
住信SBIネット銀行 38,594
1,621万円
77,188
3,242万円
115,782
4,863万円
上記2行の
返済額の差額
2,194
921,532
4,388
1,843,065
6,582
2,764,597

足利銀行と住信SBIネット銀行との比較では、1500万円の借入で約92万円、3000万円の借入で約184万円、4500万円の借入で約276万円足利銀行のほうが返済額が多くなるため、住信SBIネット銀行などの低金利な、ネット申込型住宅ローンに比べると損をしてしまう可能性があります。

当サイトでも人気の高いのは、住信SBIネット銀行となっていますので、下記の公式ページを参考にしてみてください。

>住信SBIネット銀行の公式ページ(実質金利が安い/変動・10年固定金利が最安水準)

また、栃木県で住宅ローンを借りられる金融機関の金利を全て比較したい場合は、下記の「栃木県版 金利比較ランキングページ」をご覧ください。


栃木県版 金利比較ランキング
新規
借換


足利銀行の住宅ローンの種類

足利銀行では、利用者のライフスタイル、ライフステージに見合った様々な住宅ローンや保障(保険)を提供しています。

 

  • 基本となる住宅ローン
  • 万が一に備えた保障
  • 様々なニーズに対応した住宅ローン
  • 住宅金融支援機構の住宅ローン(フラット35)

基本となる住宅ローン

足利銀行のメインの住宅ローンは、基本を備えた「暮らし上手」です。

主な金利の種類は下記の通りです。

 

  • 変動金利型
  • ⇒金利は半年ごとに見直し

  • 固定金利型
  • ⇒固定3年、固定5年、固定10年、固定20年、全期間固定の5種類で、固定金利指定期間中は、金利及び返済額が一定

万が一に備えた保障

万が一に備えた保障は、以下の5種類です。

 

  • 団体信用生命保険(団信)
  • 住宅ローン返済中に、万が一のこと(死亡・所定の高度障害状態)があった場合、保険により住宅ローン残高が全額返済されます。

  • 8つの疾病保障 ベーシック
  • 通常の団信の保障内容に加え、8疾病(ガン、脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)により所定の支払事由に該当された場合、住宅ローン残高が全額返済されます。

  • 8つの疾病保障 保障プラス50
  • 通常の団信の保障内容に加え、8疾病のうち6疾病(ガン、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)により所定の支払事由に該当された場合、住宅ローン残高が全額返済されます。残りの2疾病(脳卒中、急性心筋梗塞)により所定の支払事由に該当された場合、住宅ローン残高が半額返済されます。

  • 8つの疾病保障 保障プラス100
  • 通常の団信の保障内容に加え、がんと診断確定された場合または、7疾病(脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)により所定の支払事由に該当された場合、住宅ローン残高が全額返済されます。

  • 夫婦連生がん保障付団体信用生命保険
  • 夫婦で一緒に住宅ローンを利用(主債務者と連帯債務者)する際、夫婦どちらかが死亡または所定の高度障害状態になった場合、主債務者が8疾病により所定の支払事由に該当された場合、もしくは連帯債務者がガンと診断された場合、住宅ローン残高が全額返済されます。

様々なニーズに対応した住宅ローン

足利銀行では、様々なニーズに対応した住宅ローンがあります。

 

  • すまい・るパッケージ
  •  ⇒フラット35と併せて利用可能な住宅ローン(最大8,000万円、最長35年)

  • 建売住宅 WEB専用住宅ローン
  •  ⇒建売住宅購入用の住宅ローン(最大1億円、最長40年)

  • めぶきdeかりかえ
  •  ⇒借り換え専用の住宅ローン(最大5,000万円、最長40年)

  • 働く女性のための住宅ローン 暮らし上手
  •  ⇒働く女性を応援する特典を付帯した女性向け用住宅ローン(最大1億円、最長50年)

  • セカンドハウスローン
  •  ⇒自宅以外の別荘や土地の購入に利用可能な住宅ローン(最大5,000万円、最長35年)

  • リフォームローン(無担保)
  •  ⇒リフォーム、増改築、借換に利用可能なローン(最大1,000万円、最長20年)

  • 空き家対策ローン(無担保)
  •  ⇒空き家のリフォーム、増改築、解体などに利用可能なローン(最大500万円、最長10年)

  • あしぎんリ・バース60
  •  ⇒持ち家を担保にするリバースモーゲージ型のローン(最大8,000万円、終身)

 

 

これら住宅ローンの詳細については、足利銀行公式サイトの「住宅ローン」にて確認できます。

住宅金融支援機構の住宅ローン(フラット35)

「フラット35」は、民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する全期間固定金利(最長35年)です。通常の固定金利よりも長期的に安定した返済計画を立てやすいのが特長ですが、購入する住宅の技術基準を満たす必要があり、投資用の住宅購入には利用できないといった規定があります。

 

なお、当サイトで人気の高いフラット35は、ARUHIのフラット35です。
金利が安く、審査が速いのが特徴です。

ARUHIの公式ページはこちら

足利銀行の住宅ローンの金利

足利銀行住宅ローンメリットデメリット02

足利銀行の住宅ローンの金利は、「変動金利」、「固定金利」、「フラット35」の3種類です。

固定金利の数は5つ(3年、5年、10年、20年、全期間)で、他銀行と比べると選択肢は一般的です。

 

「変動金利」は、金利が景気によって変動するため、場合によっては固定金利よりもはるかに低い金利となることがあることが魅力です。金利上昇の影響を受けても返済出来る見通しがあり、返済期間が短いもしくは借入額が少ない方に向いています。

一方、「固定金利」や「フラット35」は、金利が固定されることにより、返済計画が立てやすく、金利上昇のリスクを負わないので、決まった返済計画を立てたい方に向いています。

変動金利と固定金利には、一長一短があります。それぞれの特徴及びメリット・デメリットについて簡単にまとめましたので、参考にして下さい。

固定金利 変動金利
特徴
  • 借入時から返済終了まで金利が一定
  • 利息を含めた総返済額は、契約時に確定
  • 変動金利と比較し、金利は高めのケースが多い
  • 金利は、半年ごとに見直し
  • 金利の変動に伴い、返済額も変更
  • 固定特約付変動金利に変更可能
メリット
  • 返済終了まで返済額が固定されているため、返済プランが立てやすい
  • 市場の金利上昇の影響を受けない
  • 固定金利と比較し、低金利のケースが多い
  • 低金利となった場合、返済額が減少
デメリット
  • 変動金利と比較し、金利が高いケースが多いため、総返済額が高くなる傾向
  • 低金利の局面でも契約時の金利にて返済
  • 金利変動により総返済額が不明確であり、返済プランが立てにくい
  • 金利が上昇すると、総返済額が増加

住宅ローンの金利

足利銀行の住宅ローン基準金利は、下記表のとおりです。

銀行が提示する金利引下げ条件項目を満たすことにより、基準金利から優遇された金利が適用されます。

 

【足利銀行の金利一覧】(2024/11/11更新)
住宅ローン商品名 区分 変動金利型(%) 固定金利期間選択型・固定金利型(%)
03年 05年 10年 15年 20年 25年 30年 35年
暮らし上手 標準 2.775 3.500 3.750 4.150 - 5.250 - - -
暮らし上手(全期間固定金利型) 標準 - 1.750 1.750 1.750 2.100 2.300 2.450 2.450 2.450
暮らし上手(はじめに大きなおトク) 優遇 - 1.350 1.500 1.800 - 2.400 - - -
暮らし上手(ずーっと変わらないおトク) 優遇 0.775 - - - - - - - -
あしぎんリ・バース60(担保掛目50%) 標準 2.625 - - - - - - - -
あしぎんリ・バース60(担保掛目60%) 標準 3.125 - - - - - - - -
(金利情報引用元:一般財団法人 住宅金融普及協会)

金利優遇を受けるための条件

銀行が提示する条件をすべて満たすことにより、引下げ金利が適用されます。

 

■条件

  • 給与振込
  • 足利銀行アプリもしくはインターネットバンキングの登録
  • 以下のうち2項目の取引
    1. あしぎんVisaデビットまたはGOODYカード保有
    2. カードローン契約
    3. めぶきde電気の契約

 

金利は毎月見直され、最新金利については公式サイトの「ローン金利一覧」にて確認できます。

フラット35の金利

融資率(借入割合)が9割以下で利用するケースが一般的ですが、頭金などの自己資金を準備することが難しい場合には、9割超で利用することも可能です。ただし金利が高くなってしまうので注意が必要です。

フラット35の金利は下記表のとおりです。

 

【足利銀行のフラット35金利一覧】(2024/11/11更新)
住宅ローン商品名 区分 固定金利型(%)
15年 20年 25年 30年 35年
フラット20定率新規・借換9割以下 標準 1.450 1.450 - - -
フラット20定率新規・借換9割超 標準 1.560 1.560 - - -
フラット35定率新規・借換9割以下 標準 - - 1.840 1.840 1.840
フラット35定率新規・借換9割超 標準 - - 1.950 1.950 1.950
(金利情報引用元:一般財団法人 住宅金融普及協会)

 

金利は毎月見直されます。

フラット35の金利詳細については、住宅金融支援機構の「フラット35」、足利銀行公式サイトの「あしぎんフラット35」にて確認できます。

住宅ローンシミュレーション

住宅ローンを利用する際、自身の年収から、いくらくらいの住宅ローンが組めるのか、毎月の返済額はどのくらいになるのかが気になるポイントだと思います。

店頭で返済シミュレーションをしてもらうことも可能ですが、多くの金融機関では、住宅ローンの返済シミュレーションを提供しています。

 

足利銀行では、公式サイトの「ローンシミュレーション」にて試算することができます。

 

また、栃木県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にして下さい。

足利銀行の住宅ローンのメリットとデメリット

足利銀行住宅ローンメリットデメリット03

足利銀行の住宅ローンのメリット、デメリットについてまとめました。

7つのメリット

足利銀行の住宅ローンのメリットとしては以下の7つが挙げられます。

  1. 電子契約サービスの利用が可能
  2. WEB契約による金利優遇
  3. 一部繰上返済手数料が無料
  4. フラット35の手数料が安い
  5. 疾病保障の種類が豊富
  6. 充実した相談体制
  7. 女性向け住宅ローン「暮らし上手」がある

メリット1:電子契約サービスの利用が可能

一般的には、住宅ローン契約の際、複数の紙の書類に署名及び捺印が必要です。

足利銀行では、従来の紙の契約書への署名及び捺印に代わり、PDFファイルなどに電子署名を行う「電子契約サービス」を提供しています。

電子署名により、書面契約書への署名及び捺印といった手続き負担が軽減されることにより契約時間が短縮され、さらに収入印紙代も不要となります。

 

ただし、電子契約の場合、「電子契約手数料」がかかりますが、書面契約時に必要な収入印紙代の差額分、費用負担軽減となります。

借入額 書面契約時の収入印紙代 電子契約手数料
100万円超500万円以下
2,000円
無料
500万円超1,000万円以下
10,000円
5,500円
1,000万円超5,000万円以下
20,000円
11,000円
5,000万円超1億円以下
60,000円

詳しくは、公式サイトの「あしぎん電子契約サービス」にて確認できます。

メリット2:WEB契約による金利優遇

足利銀行の住宅ローンは、「建売住宅購入」と「借換」に限り、WEBから申込できます。

WEBからの手続きにより、変動金利に限り優遇され、さらに、保証料とがん団信保険料が無料です。

 

詳しくは、公式サイトの「建売住宅のためのWEB専用住宅ローン」「住宅ローンのお借換えを検討されている方」にて確認できます。

メリット3:一部繰上返済手数料が無料

住宅ローン返済中に余力が出来た場合、「繰り上げ返済」をすることによって、総返済額を減らす効果が期待できます。

しかし、金融機関側の立場からすると、繰り上げ返済をされることによって、得られる利息収入が減ることになってしまうので、繰り上げ返済の手続きの際、手数料をとるケースが一般的です。

手数料は金融機関によってことなりますが、数千円~数万円かかります。

インターネットバンキングサービスを提供している金融機関では、ネットで一部繰上返済手続きができ、しかも手数料を無料としているケースが多いです。

 

足利銀行では、インターネットバンキングサービスにて一部繰上返済手続きが可能で、手数料は無料です。

 

足利銀行の住宅ローン関連手続きの手数料は下記表を参考にして下さい。

手続き 手数料(税込)
窓口
ネットバンキング
一部繰上返済
変動
5,500円
無料
固定
22,000円
全額繰上返済
変動
22,000円
手続き不可
固定
44,000円
固定金利選択
固定⇒固定
6,600円
無料

詳しくは、公式サイトの「ローン関係手数料一覧」にて確認できます。

メリット4:フラット35の手数料が安い

フラット35を利用する場合、事務手数料が必要です。

事務手数料は、「定額型」と「定率型」の2種類があり、金融機関が独自で設定します。

多くの金融機関の定率型手数料の利率は2.20%ですが、足利銀行の手数料は、低く設定されています。

種類 事務手数料(税込)
一般的な金融機関
足利銀行
定額型
55,000円
定率型
(融資額×利率)
2.20%
1.65%

詳しくは、公式サイトの「あしぎんフラット35」にて確認できます。

メリット5:疾病保障の種類が豊富

住宅ローンの利用する際、万が一の備えとして疾病保障に加入するケースは少なくなりません。

足利銀行では、一般団信以外にも4つの保険がラインナップされていますので、ライフプランに合わせて加入できます。

 

  • 8つの疾病保障 ベーシック
  • 8つの疾病保障 保障プラス50
  • 8つの疾病保障 保障プラス100
  • 夫婦連生がん保障付団体信用生命保険

 

詳しくは、公式サイトの「保障ラインナップ」にて確認できます。

メリット6:充実した相談体制

住宅ローンをはじめ各種保険などの相談は窓口でも対応していますが、足利銀行では土・日曜日そして祝日も営業を行っているローンセンターがあります。

事前予約で優先的に相談することも可能ですので、最寄りのローンセンターを利用ください。

 

■ローンセンター

  • 宇都宮西ローンセンター(栃木県宇都宮市)
  • 宇都宮東ローンセンター(栃木県宇都宮市)
  • インターパークローンセンター(栃木県宇都宮市)
  • 佐野ローンセンター(栃木県佐野市)
  • 小山ローンセンター(栃木県小山市)
  • 大田原ローンセンター(栃木県大田原市)
  • 東群馬ローンセンター(群馬県太田市)
  • 前橋ローンセンター(群馬県前橋市)
  • 高崎ローンセンター(群馬県高崎市)
  • つくばローンセンター(茨城県つくば市) ※平日のみ
  • 熊谷ローンセンター(埼玉県熊谷市) ※平日のみ
  • さいたまローンセンター(埼玉県さいたま市) ※平日のみ
  • 川越ローンセンター(埼玉県川越市) ※平日のみ

 

詳しくは、公式サイトの「店舗・ATM一覧」にて確認できます。

メリット7:女性向け住宅ローン「暮らし上手」がある

足利銀行は、女性向けの住宅ローン「暮らし上手」を提供しています。

働く女性を応援するため、以下の3つの特典が付帯しています。

 

■特典

  • 一部繰上返済手数料:無料
  • 女性専用団信(3大疾病∔入院保障)
  • 産休・育休中は最大2年間元金措置が可能

 

詳しくは、公式サイトの「働く女性のための住宅ローン 暮らし上手」にて確認できます。

4つのデメリット

足利銀行の住宅ローンのデメリットとしては以下の4つが挙げられます。

  1. 金利設定がやや高め
  2. 疾病保障が無料ではない
  3. 保証料が必要
  4. フラット35の事務手数料は定率型のみ

デメリット1:金利設定がやや高め

足利銀行の金利設定ですが、やや高めです。

ネット銀行の金利と比べ高いことは仕方のないことですが、隣県の群馬銀行や、対面店舗を有するイオン銀行と比較し、金利は高いです。

 

【足利銀行と他行の金利比較表】
銀行名
(更新日)
変動金利型(%) 固定金利期間選択型・固定金利型(%)
03年 05年 10年 15年 20年 25年 30年 35年
足利銀行(2024/11/11) 0.775 1.350 1.500 1.750 2.100 2.300 2.450 2.450 2.450
栃木銀行(2024/11/11) 0.875 1.350 1.450 1.650 4.700 5.250 - - -
群馬銀行(2024/11/11) 0.775 1.125 1.275 1.475 1.675 1.740 1.740 1.740 1.740
イオン銀行(2024/12/01) 0.53 0.93 1.01 1.3 - - - - -
(金利情報引用元:金融機関公式ホームページ及び一般財団法人住宅金融普及協会)

デメリット2:疾病保障が無料ではない

足利銀行では、万が一への備えとして、以下の疾病保障があります。

ネット銀行では、疾病保障を無料としている銀行も多いですが、足利銀行の場合、疾病保障は無料ではありません。

保障 住宅ローン残高が0円になる条件 保険料
(適用金利に上乗)
団体信用生命保険(団信)
死亡もしくは所定の高度障害状態に該当した場合
無料
8つの疾病保障 ベーシック
通常の団信の保障内容に加え、8疾病(ガン、脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)により所定の支払事由に該当された場合
窓口確認
8つの疾病保障 保障プラス50
通常の団信の保障内容に加え、8疾病のうち6疾病(ガン、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)により所定の支払事由に該当された場合 ※残りの2疾病(脳卒中、急性心筋梗塞)により所定の支払事由に該当された場合、住宅ローン残高が半額返済
窓口確認
8つの疾病保障 保障プラス100
通常の団信の保障内容に加え、がんと診断確定された場合または、7疾病(脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)により所定の支払事由に該当された場合
窓口確認
夫婦連生がん保障付団体信用生命保険
夫婦どちらかが死亡または所定の高度障害状態になった場合、主債務者が8疾病により所定の支払事由に該当された場合、もしくは連帯債務者がガンと診断された場合
窓口確認

詳しくは、公式サイトの「保障ラインナップ」にて確認できます。

デメリット3:保証料が必要

「事務取扱手数料」は、住宅ローンを利用する際の手数料で、一般的には『定率型』と『定額型』の2種類があり、ネット銀行の多くは定率型で、一般の銀行は定額型かどちらかを選択することが可能です。

足利銀行の手数料は下記表の通りです。

種類 手数料
定額型
55,000円
定率型

 

住宅ローンの「保証料」とは、銀行が融資したお金をきちんと回収するための保険です。

住宅ローンを貸した人(借用人)がなんらかの理由によって、住宅ローンの返済が出来なくなったとき、借用人に代わり保証会社が住宅ローンを肩代わりし、銀行に返済してもらうための掛け金です。

そのため、保証料は銀行ではなく、保証会社に支払うことになります。銀行によって保証料の設定は異なりますが、一般的には借入額の数%程度となります。

足利銀行が設定している保証料は、一括で支払う「一括前払方式」と融資金利に上乗せして支払う「金利内包方式」の2種類があり、借入金額の条件や審査結果により変動します。

借入額1,000万円の場合の保証料一例は、下記表の通りです。

支払方法 保証料(1,000万円)
10年
20年
30年
40年
50年
一括前払
元利均等返済型
最小
42,670円
74,080円
95,570円
108,590円
116,110円
最大
213,570円
370,820円
478,270円
543,690円
581,630円
元金均等返済型
最小
37,730円
61,070円
76,070円
86,040円
92,930円
最大
188,790円
305,810円
380,950円
431,000円
465,750円
金利内包
金利内包
融資金利に0.10~0.50%上乗せ

 

各銀行における事務手数料と保証料がどの程度なのかを比較するため、下記表にまとめました。

銀行 融資事務手数料 保証料
楽天銀行
330,000円
0円
住信SBIネット銀行
借入金額 x 2.20%
0円
PayPay銀行
借入金額 x 2.20%
0円
ソニー銀行
定率型
借入金額 x 2.20%
0円
定額型
44,000円
ARUHI(アルヒ)
借入金額 x 2.20%
0円
イオン銀行
定率型
借入金額 x 2.20%
0円
定額型
110,000円
0円
三菱UFJ銀行
借入金額 x 2.20%
0円
一括前払
55,000円
上記表
金利内包

ネット銀行では保証料を無料とし、融資事務手数料として借入金額の2.2%としている銀行が多く、借入金額が1,000万円の場合の手数料は、22万円です。

 

足利銀行では、借入額:1,000万円、借入期間:10~50年での保証料(元利均等返済型:一括前払)一例は、42,670円~581,630円、融資事務手数料が55,000円なので、諸費用の合計は、97,670円~636,630円となります。

ネット銀行と諸費用を比較した差額は、-122,330円~+416,630円となる計算です。

借入金額1,000万円の場合は、保証料が165,000円以下であれば、ネット銀行よりも諸費用が安くなります。

また、保証料の表の赤字となっている条件(借入年数、保証料)ではネット銀行よりも諸費用が安くなり、それ以外では高くなります。

ネット銀行では融資手数料は必要ですが保証料は無料であり、総合的に安く設定されているため、この点はデメリットと言えます。

住宅ローンの審査にて保証料が提示されますので、合計金額が、借入金額の2.2%以下なのかどうかで、保証料が安いのか高いのかを確認してみることをおすすめします。

デメリット4:フラット35の事務手数料は定率型のみ

フラット35を利用する場合、事務手数料が必要です。

事務手数料は、「定額型」と「定率型」の2種類があり、金融機関が独自で設定します。

多くの金融機関は定率型と定額型を取り扱っていますが、足利銀行では、定率型のみです。

種類 事務手数料(税込)
一般的な金融機関
足利銀行
定額型
55,000円
定率型
(融資額×利率)
2.20%
1.65%

詳しくは、公式サイトの「あしぎんフラット35」にて確認できます。

 

 

また、栃木県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にして下さい。

足利銀行の審査はどうなの?

足利銀行住宅ローンメリットデメリット04

住宅ローンの審査は、一般的に事前(仮)審査本審査の2段階となっています。

事前審査では、以下の内容について金融機関が重点的にチェックします。

  • 本人の収入状況に関するもの
  •  ⇒年齢、年収、雇用形態、勤続年数など

  • 借入金額に関するもの
  •  ⇒借入金額(融資可能額)、返済負担率など

  • 信用情報に関するもの
  •  ⇒他の債務状況や返済履歴など

 

本審査では、金融機関だけでなく、保証会社による審査も行われ、「健康状態」や「担保評価」なども細かくチェックされ、融資可能かどうかの判断が行われることになります。

事前(仮)審査及び本審査及びは、住宅ローン専門窓口だけでなく、インターネット上でも申請可能な金融機関が増えていますが、足利銀行の場合、仮審査申込はインターネットから行うことが可能です。

 

相談や審査申し込みについては、公式サイトの「かんたん仮審査お申込み」「ローンセンター」にて確認して下さい。

足利銀行の住宅ローンを利用できる条件

足利銀行の住宅ローンを利用できる主な条件は以下の通りです。

項目 条件
一般団信
疾病団信
借入期間
50年以内
借入金額
1億円以内
年齢(※)
満18歳以上満66歳未満で、完済時満80歳未満
満18歳以上満51歳未満で、完済時満80歳未満
職業(雇用形態)
継続して安定した収入がある方
年収
特になし
勤続年数
特になし
健康状態
団体信用生命保険に加入が認められること
保証
保証会社の保証が受けれらること
その他
足利銀行所定の融資条件を満たすこと

※疾病団信の種類によって加入年齢や完済時年齢が異なります。

 

ネット銀行の場合、「年収400万円以上かつ勤続2年以上」といった条件がありますが、足利銀行の住宅ローンは「年収:特になし」、「勤続年数:特になし」です。

職種については特にきまりはありませんが、「継続して安定した収入がある方」となっていますので、アルバイトやパートなどの場合、年収などの条件を満たしていても、事前(仮)審査が通らないか、通ったとしても保証金が高く設定されてしまう可能性が高いので注意が必要です。

審査に落ちた理由と対策について

住宅ローンの審査を申し込み、残念ながら審査に落ちてしまうこともあります。

なぜ落ちてしまったのか、金融機関が教えてくれることはありません。住宅ローンの審査は総合的に評価されるため、『一つの理由だけではなく、複数の理由で審査から落ちてしまった』と考える必要があります。

審査にて落ちる可能性のある理由

審査で落ちてしまう理由は、金融機関によっても異なりますし、どの項目でNGとなってしまったのかは定かではありません。

ただし、審査に落ちる理由として、他の金融機関と同様に、下記のような一般的な項目が足利銀行でも当てはまっている可能性が高いです。

  • 勤続年数が少ない
  • 収入が安定していない
  • 健康状態が良くない
  • 住宅ローン以外の借入が多数ある、もしくは返済事故を起こしたことがある

審査に落ちたときの対策はどうする?

住宅ローンの審査は、決められた審査基準を元に行われます。そのため、申込者が何も改善せず、再度申し込んだとしても審査に通ることはまずありません。

上記の項目にて心当たりがあるものがあれば、その項目を改善してから再度申し込む必要があります。

  • 勤続年数が少ないことが原因と考えられる場合
  • ⇒勤続年数が条件をギリギリ満たしていても、収入が不安定である場合には落ちてしまう可能性が大きいです。勤続年数を増やすか、収入を安定させることが挙げられます。

  • 返済能力が低いことが原因と考えられる場合
  • ⇒共働きにも関わらず、夫の収入のみで申し込んだ場合は、妻側の収入も加え、夫婦合算収入として世帯収入をアップさせることが挙げられます。

  • 健康状態が良くないことが原因と考えられる場合
  • ⇒健康状態が良くない状態で審査を申し込んでも、完済できる見込みがないと判断されてしまう可能性が高いので、やはり症状を改善することが最善策となります。

  • 住宅ローン以外の借入がある、返済事故経歴があることが原因と考えられる場合
  • ⇒住宅ローン以外の借入がある場合は、まずそちらの借入を完済させる必要があります。
    ⇒返済事故経歴がある場合には、信用を回復させる必要があります。事故内容もよりますが、5~10年程度は事故歴アリとしてブラックリストに載ってしまっていますので、その期間は審査に通りません。
    ブラックリストに載っているかどうかは、個人信用情報機関に問い合わせることで確認することが出来ます。

 

しかし、何も改善できない場合には、足利銀行は諦め、別の条件もしくは、審査基準が緩い金融機関にて住宅ローン審査を申し込むことも一つの対策となります。

足利銀行の住宅ローンの評判と口コミ

足利銀行住宅ローンメリットデメリット05

足利銀行の住宅ローンを利用された方がどのような点に着目して選んだのか、またどのような感想を持っているのかについて、まとめましたので参考にして下さい。

足利銀行を選んだ理由

  • 勤務先のメインバンクとなっている
  • ネット銀行で審査に落ちたが、足利銀行では通った
  • 住宅及びエクステリア、インテリア費用合算で住宅ローンが組めた
  • 夫婦共働き専用連生がん保障付住宅ローンに魅かれた
  • 働く女性のためのプランに魅かれた
  • 借換えでの金利が安かった

足利銀行を利用しての感想・評判など

  • 担当者の対応が親切
  • 手数料が思ったより高い
  • 支店が少ない

 

『オリコン顧客満足度』が提供する「住宅ローンの比較・口コミ」には、実際の利用者からの評判や口コミが掲載されています。

まとめ

足利銀行の住宅ローンの金利、審査、保証料、そして口コミ評判、メリット・デメリットについて紹介しました。

足利銀行は栃木県の第一地銀であり、「地域のためにできること」をスローガンに掲げ、地域に密着した経営を行っています。

足利銀行での住宅ローンのメリットやデメリットなどをしっかりと確認して、足利銀行の住宅ローンを検討してみるもの良いでしょう。

 

金利・総支払額が安い住宅ローン 

最後に、金利が安く保障も充実した住宅ローンの紹介です。

トータルの支払金額を安くしたい場合におすすめとなっています。

審査の結果金利が高くなることもあるので、仮審査は早めに行っておくと安心です。

銀行によって審査条件が違うので、審査を通った中から一番条件の良かった銀行を選ぶのがおすすめとなります。

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住宅ローンは、当初金利を比較するだけでなく、ローン終了までの総支払額を比較することが重要です。

また、審査基準は低くないため、事前審査は早めに行っておきましょう。


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