収入減少や勤務先の破綻に伴う返済金の減額、返済期間の延長、金利の一時的な引き下げなど、状況に応じて対応してくれます。
>>群馬銀行の新型コロナウイルス対応情報はこちら
このページでは、群馬銀行の住宅ローンの金利、審査、保証料、そして口コミ評判、メリット・デメリットについてまとめてあります。
群馬銀行は、県庁所在地である群馬県前橋市に本店を置く地方銀行です。「ぐんぎん」と呼ばれ、群馬県全域に支店があるのはもちろんのこと、栃木や埼玉、千葉、東京、神奈川、長野、大阪にも支店があります。
地方銀行(全64行)としては、全国12位ほどの規模となりますが、群馬県では圧倒的なシェアを占めています。
群馬銀行にて住宅ローンを検討中の方は是非一読してみて下さい。
年間35万人が利用する当サイトで一番申込数が多い住宅ローンは、三菱UFJ銀行の住宅ローンです。
人気の理由は、変動・10年・35年固定金利が安く、さらに固定期間終了後の金利まで低いこと。
支払い総額が他行に比べ数百万円お得になることもあります(借換にも対応)。
住宅ローン契約額は日本で第1位!、当サイト以外にも多くの人が利用しています。
群馬銀行と他行の住宅ローン金利比較
まずは群馬銀行と他行の住宅ローン金利を比較してみたいと思います。群馬銀行の住宅ローン最新金利一覧
群馬銀行の住宅ローン金利をネット申込型住宅ローンと一覧で比較しています。参考にしてみてください。銀行名 | 変動 | 固定3年 | 固定10年 | 固定35年 |
---|---|---|---|---|
群馬銀行 | 0.775% 全期間重視コース | 0.850% | 1.200% | 1.230% フラット35S |
三菱UFJ銀行 | 0.475% ネット対応住宅ローン | 0.590% ネット対応住宅ローン | 1.040% ネット対応住宅ローン | 1.350% 全期間固定/ネット対応住宅ローン |
群馬銀行の金利は三菱UFJ銀行の金利に比べ、変動金利で +0.300%、3年固定で +0.260%、10年固定で +0.160%、35年固定で -0.120%の差があります。
これらの金利で、返済額にどれくらいの違いが出るのかを確認してみたいと思います。
群馬銀行の住宅ローンシミュレーション
上記に記載の「変動金利」で「返済期間35年」を選択した場合の、群馬銀行の毎月の返済額と総返済額をシミュレーションし、ネット申込型ローンと比較した結果を下の表に示します。
借入額は「1500万円」、「3000万円」、「4500万円」で比較しています。
上段が毎月の返済額、下段が総返済額(緑文字)となっています。
銀行名/支払差額 | 借入1500万円 毎月返済額 /総返済額 |
借入3000万円 毎月返済額 /総返済額 |
借入4500万円 毎月返済額 /総返済額 |
---|---|---|---|
群馬銀行 | 40,788円 1,713万円 |
81,576円 3,426万円 |
122,365円 5,139万円 |
三菱UFJ銀行 | 38,772円 1,628万円 |
77,545円 3,257万円 |
116,317円 4,885万円 |
上記2行の 返済額の差額 |
2,016円 846,677円 |
4,032円 1,693,354円 |
6,048円 2,540,031円 |
群馬銀行と三菱UFJ銀行との比較では、1500万円の借入で約85万円、3000万円の借入で約169万円、4500万円の借入で約254万円、群馬銀行のほうが返済額が多くなるため、三菱UFJ銀行などの低金利な、ネット申込型住宅ローンに比べると損をしてしまう可能性があります。
当サイトで一番人気の高いのは、三菱UFJ銀行となっていますので、下記の公式ページを参考にしてみてください。
>三菱UFJ銀行の公式ページ(実質金利が安い/変動・10年・35年固定金利が最安水準)
また、群馬県で住宅ローンを借りられる金融機関の金利を全て比較したい場合は、下記の「群馬県版 金利比較ランキングページ」をご覧ください。
群馬銀行の住宅ローンの種類
群馬銀行では、利用者のライフスタイル、ライフステージに見合った様々な住宅ローンが準備されています。主な住宅ローンの種類は次の通りです。
- 基本となる住宅ローン
- 夫婦や親子で協力して返済する住宅ローン
- 保険が充実した住宅ローン
- 住宅金融支援機構の住宅ローン
基本となる住宅ローン
住宅ローンの基本を備えたベーシックな住宅ローンで、固定金利と変動金利を選択する「金利選択プラン」がメインです。
夫婦や親子で協力して返済する住宅ローン
群馬銀行が提供する夫婦や親子で協力して返済する住宅ローンは、以下の3種類です。
- 夫婦連生団信付住宅ローン
- 夫婦連帯債務型住宅ローン
- 親子二世代住宅ローン
夫婦二人が協力して一つの契約で借入する(連帯債務)ことができ、夫婦二人どちらか一方が死亡・高度障害状態になった場合、ローン残高が全額返済されます。
夫婦二人が協力して一つの契約で借入する(連帯債務)ことができ、各自が借入金全額について返済する義務を負い、借主の一方が借入金を完済すれば、他方の債務も消滅します。
親子二世代で、長期にわたる余裕のある返済が利用できます。
保障が充実した住宅ローン
群馬銀行が提供する保障付の住宅ローンは、以下の4種類です。
- ライフサポート団信付住宅ローン
- 「3大疾病プラス5」ワイド保証付住宅ローン
- ガン保障特約付住宅ローン
- ワイド団信付住宅ローン
死亡・高度障害保障に加え、がんと診断確定された場合、または急性心筋こうそく・脳卒中と診断され、所定の状態が60日以上継続した場合、または急性心筋こうそく・脳卒中の治療のための所定の手術を受けた場合、また、ケガや病気により、所定の就業不能状態が1年を超えて継続した場合、ローン残高が全額返済されます。
死亡・高度障害保障に加え、ガン・急性心筋梗塞・脳卒中と診断され、所定の事由に該当された場合、または5つの重度慢性疾患により、就業不能状態が1年を超えて継続した場合、ローン残高が全額返済されます。
死亡・高度障害保障に加えて「ガン」と診断された場合にも診断給付金でローン残高が全額返済されます。
健康上の理由(糖尿病、肝機能障害、高血圧症など)で通常の団体信用生命保険に加入できないケースにおいて、加入条件を緩和した団信です。
ただし、すべての方が加入できるわけではなく、所定の事前審査が必要です。
住宅金融支援機構の住宅ローン
群馬銀行と住宅金融支援機構がタッグを組んだ住宅ローンは、以下の3種類です。
- 機構証券化住宅ローン「フラット35」
- 機構協調住宅ローン「あわせ技」
- 金利ミックスプラン
住宅金融支援機構の証券化支援事業を活用した「長期・固定金利」の住宅ローンです。
住宅金融支援機構と協調してご融資する住宅ローンです。
「フラット35(全期間固定金利型)」の住宅ローンと「あわせ技(金利選択型)」の住宅ローンを組合せるローンです。
これら住宅ローンの詳細や、それ以外の住宅ローンについては、群馬銀行の「商品ラインアップ」にて確認して下さい。
群馬銀行の基本の住宅ローンの金利
群馬銀行の住宅ローンの金利は、他銀行と同様に「変動金利」、「固定金利(3年、5年、7年、10年、15年、20年)」、「フラット35」の3つが準備されています。
「変動金利」は、金利が景気によって変動するため、場合によっては固定金利よりもはるかに低い金利となることがあることが魅力です。金利上昇の影響を受けても返済出来る見通しがあり、返済期間が短いもしくは借入額が少ない方に向いています。
一方、「固定金利」や「フラット35」は、金利が固定されることにより、返済計画が立てやすく、金利上昇のリスクを負わないので、決まった返済計画を立てたい方に向いています。
「フラット35」は、民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する全期間の固定金利(最長35年)です。通常の固定金利よりも長期的に安定した返済計画を立てやすいのが特徴ですが、購入する住宅の技術基準を満たす必要があり、投資用の住宅購入には利用できないといった特徴があります。
変動金利と固定金利には、一長一短があります。それぞれの特徴及びメリット・デメリットについて簡単にまとめましたので、参考にしてみて下さい。
固定金利 | 変動金利 | |
---|---|---|
特徴
|
|
|
メリット
|
|
|
デメリット
|
|
|
また、群馬銀行の基本となる住宅ローンには、次の2つのプランが準備されており、固定金利の場合はどちらかのプランを選択して申し込むことが可能で、変動金利の場合は、「全期間重視コース」を申し込むことが可能です。
- 当初期間重視コース
- 全期間重視コース
プラン1:当初期間重視
当初期間重視コースは、借入時から固定金利期間終了時までの金利を重視しています。
はじめに選択した固定金利期間中は、「全期間重視コース」と比較し、店頭金利からの差し引く利率が大きくなっていることがメリットとなっています。
固定金利期間終了後は、完済するまで店頭金利から1.65%差し引いた金利となり、当初の差引幅よりも小さくなります。またコース終了後、変動金利を選択することはできないので、この点がデメリットとなります。
「当初期間重視コース」の金利(2020年4月)は以下の通りです。
※店頭金利は毎月見直されます。
当初適用金利 | 固定金利終了後の金利 | ||
---|---|---|---|
固定金利3年
|
年 0.85%
|
⇒
|
左記の固定金利期間終了後、完済まで店頭金利※から
|
固定金利5年
|
年 0.90%
|
||
固定金利7年
|
年 1.05%
|
||
固定金利10年
|
年 1.15%
|
年▲ 1.65%
|
|
固定金利15年
|
年 1.40%
|
||
固定金利20年
|
年 1.55%
|
プラン2:全期間重視
全期間重視コースは、借入時から完済までの全期間を重視しています。
このコースのメリットは、固定金利だけでなく、変動金利を選択することができ、期間中、店頭金利から1.95%差し引いた金利が適用されることです。デメリットとしては、「当初期間重視コース」と比較し、最初の金利の差引幅は小さいことが挙げられます。
「全期間重視コース」の金利(2020年4月)は以下の通りです。
※店頭金利は毎月見直されます。
全期間重視コースの金利 | 2019年10月に借入た場合の適用金利 | ||
---|---|---|---|
借入期間中、固定金利または変動金利を再選択しても店頭金利※から
|
⇒
|
変動金利
|
年 0.775%
|
固定金利3年
|
年 1.00%
|
||
固定金利5年
|
年 1.10%
|
||
固定金利7年
|
年 1.25%
|
||
年▲ 1.95%
|
固定金利10年
|
年 1.35%
|
|
固定金利15年
|
年 1.90%
|
||
固定金利20年
|
年 2.15%
|
詳しくは、群馬銀行の「選べる2つの金利コース(新築・増改築等)」にて確認してみて下さい。
また、群馬県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にしてみて下さい。
群馬銀行の住宅ローンのメリットとデメリット
群馬銀行の住宅ローン金利は、他の地銀やメガバンクと比較し、同等レベルの金利となっているため、一般的な金利水準となります。
群馬銀行の住宅ローンにはどのようなメリット、デメリットがあるのか以下にまとめました。
3つのメリット
群馬銀行の住宅ローンのメリットとしては以下の3つが挙げられます。
- 万が一への備えとした団信付住宅ローンが充実
- インターネットバンキングで一部繰上返済手数料が無料
- インターネット申込限定金利プランを実施中
メリット1:万が一への備えとした団信付住宅ローンが充実
住宅ローンは長期に渡り返済していくことになります。返済期間中、重度の病気になったり、交通事故で高度障害状態になったり、最悪の場合亡くなってしまうことも考えられます。
このなった場合、残された家族にとって住宅ローンの重責が重くのしかかり、生活に支障をきたすことは避けられない状況になります。
これを防ぐために、団体信用生命保険(団信:だんしん)と呼ばれる保障制度があり、住宅ローン返済中に万が一のことがあった場合、保険金によって残りの住宅ローンが完済されることになります。
団信といっても色々な保険内容がありますが、一般的には「3大疾病保障」や「ガン保障」などに加入することが一般的です。
群馬銀行の場合、それら以外にも、「ライフサポート団信付住宅ローン」と「夫婦連生団信付住宅ローン」を取り扱っており、団信付住宅ローンの種類が充実しています。
ライフサポート団信付住宅ローンは、死亡・高度障害状態に加え、3大疾病(がんと診断された場合、または脳卒中・急性心筋梗塞と診断され、所定の状態が60日以上継続した場合、または脳卒中・急性心筋梗塞の治療のための所定の手術を受けた場合)、さらには、精神障害を除く傷病(所定の就業不能状態が12ヶ月を超えた場合)に該当されると、住宅ローンの未返済分が完済されます。
ライフサポート団信付住宅ローンを利用する場合には、通常の金利に年0.3%上乗せする必要があります。
詳しくは、群馬銀行の「ライフサポート団信付住宅ローン」にて確認してみて下さい。
夫婦連生団信付住宅ローンは、一つの住宅ローンに対し、夫婦二人が借主となるため、連帯債務となる住宅ローンで、各自が借入金全額について返済をする義務を負いますが、借主の一方が借入金を完済すれば、他方の債務も消滅することになります。
夫婦で一つの契約となるため、保証取扱手数料や印紙代が1契約分で済みますし、借主が二人となることで、それぞれが住宅ローン減税の対象となることもメリットとなります。
そして、夫婦どちらかが、死亡もしくは所定の高度障害状態に該当された場合、保険金により残りの住宅ローンが完済されることになります。
夫婦連生団信付住宅ローンを利用する場合には、通常の金利に年0.2%上乗せする必要があります。
詳しくは、群馬銀行の「夫婦連生団信付住宅ローン」にて確認してみて下さい。
メリット2:インターネットバンキングで一部繰上返済手数料が無料
住宅ローン利用中、返済に余力が出来た場合、「繰上返済」することによって、総返済額を減らす効果が期待できます。
しかし、金融機関側の立場からすると、繰上返済されることによって、得られる利息収入が減ることになってしまうので、繰上返済の手続きの際、手数料をとるケースが一般的です。
手数料は金融機関によって異なりますが、数千円~数万円かかります。
群馬銀行の場合、繰上返済の手数料は以下の通りです。
金利選択 | 一部繰上返済 | 全額繰上返済 |
---|---|---|
固定金利期間中
|
22,000円(税込)
|
33,000円(税込)
|
変動金利期間中
|
5,500円(税込)
|
5,500円(税込)
|
固定金利を選択している場合、意外と高いですよね…。
ただし、
一部繰上返済に限り、インターネットバンキングを利用すると、手数料が無料となります。
詳しくは、群馬銀行の「ご返済について」にて確認してみて下さい。
メリット3:インターネット申込限定金利プランを実施中
群馬銀行では、定期的に他銀行からの借り換えした場合の特典プランを行っています。
2020年4月1日~2020年6月30日の期間中、インターネットから住宅ローン借り換えの「事前審査申し込み」または「相談予約サービス」を利用後、借換えを行った場合、通常の金利よりも安くなる特典金利プランを実施しています。
コース | 通常金利 | WEB借換限定金利 | |
---|---|---|---|
全期間重視
|
年▲1.950%
|
年▲2.125%
|
|
当初期間重視
|
固定金利10年
|
年1.15%
|
年0.85%
|
固定金利15年
|
年1.40%
|
年1.20%
|
|
固定金利20年
|
年1.55%
|
年1.35%
|
詳しくは、群馬銀行の「インターネット申込限定金利プラン」にて確認してみて下さい。
3つのデメリット
群馬銀行の住宅ローンのデメリットとしては以下の3つが挙げられます。
- ネット銀行と比較すると金利は高め
- 保証料が必要
- 疾病保障は無料ではない
デメリット1:ネット銀行と比較すると金利は高め
ネット銀行は店舗を持たず、人件費などがそれほどかからないため、メガバンクや地銀と比較すると金利は低いです。
ネット銀行の1つである楽天銀行と群馬銀行の金利の差は次のようになっています(2020年4月時)。これを見ると群馬銀行の金利が高いことが分かります。
群馬銀行 | 楽天銀行 (最大優遇後) |
差 | |
---|---|---|---|
変動金利
|
0.775%
|
0.527%
|
+0.248%
|
固定金利(10年)
|
1.350%
|
0.751%
|
+0.599%
|
デメリット2:保証料が必要
住宅ローンの「保証料」とは、銀行が融資したお金をきちんと回収するための保険です。
住宅ローンを貸した人(借用人)がなんらかの理由によって、住宅ローンの返済が出来なくなったとき、借用人に代わり保証会社が住宅ローンを肩代わりし、銀行に返済してもらうための掛け金です。
そのため、保証料は銀行ではなく、保証会社に支払うことになります。
銀行によって保証料の設定は異なりますが、一般的には借入額の数%程度となります。群馬銀行が設定している保証料は下記表の通りです。
融資金額 | 融資期間 | ||
---|---|---|---|
10年
|
20年
|
30年
|
|
100万円
|
4,272円 ~
21,362円 |
7,421円 ~
37,091円 |
9,567円 ~
47,848円 |
1,000万円
|
42,720円 ~
213,620円 |
74,210円 ~
370,910円 |
95,670円 ~
478,480円 |
2,000万円
|
85,440円 ~
427,240円 |
148,420円 ~
741,820円 |
191,340円 ~
956,960円 |
3,000万円
|
128,160円 ~
640,860円 |
222,630円 ~
1,112,730円 |
287,010円 ~
1,435,440円 |
しかも、保証会社の審査結果によって保証料が変わりますので、借入金額と借入期間によっては100万円を超えるケースもあり、高いことが分かります。
ネット銀行の多くは、保証料を無料としているので、この点はデメリットと言えます。
各銀行における事務手数料と保証料がどの程度なのかを比較するため、下記表にまとめました。
銀行 | 融資事務手数料 | 保証料 | |
---|---|---|---|
変動金利
|
330,000円
|
0円
|
|
全期間固定金利
|
借入金額 x 1.10%
|
0円
|
|
借入金額 x 2.20%
|
0円
|
||
借入金額 x 2.20%
|
0円
|
||
定率型
|
借入金額 x 2.20%
|
0円
|
|
定額型
|
110,000円
|
0円
|
|
33,000円
|
借入金額 x 2.20%
|
||
55,000円
|
上記の表
|
ネット銀行では保証料を無料とし、融資事務手数料として借入金額の2.2%としている銀行が多く、借入金額が1,000万円の場合の手数料は、22万円となります。
群馬銀行にて融資期間10年で1,000万円利用する場合、最大保証料は、213,620円で、融資事務手数料が55,000円なので、合計268,620円となり、48,620円も諸費用が高くなります。
住宅ローンの審査にて保証料が提示されますので、合計金額が、借入金額の2.2%以下なのかどうかで、保証料が安いのか高いのかを確認してみることをおすすめします。
詳しくは、群馬銀行の「住宅ローンに必要な諸費用」にて確認してみて下さい。
デメリット3:疾病保障は無料ではない
群馬銀行では、万が一への備えとして、各ニーズに合わせた下記5つのプランを提供しています。
- 夫婦連生団信付住宅ローン
- 夫婦連帯債務型住宅ローン
- ライフサポート団信付住宅ローン
- 「3大疾病プラス5」ワイド保証付住宅ローン
- ガン保証特約付住宅ローン
ネット銀行では、疾病保障を無料としている銀行も多いですが、群馬銀行の場合、無料ではありません。
夫婦連生団信付住宅ローン、ガン保証特約付住宅ローンの場合、住宅ローン金利に年0.2%上乗せとなりますし、ライフサポート団信付住宅ローン、「3大疾病プラス5」ワイド保証付住宅ローンの場合は、年0.3%の上乗せとなります。
また、群馬県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にしてみて下さい。
群馬銀行の審査はどうなの?
群馬銀行の住宅ローンを利用できる条件
群馬銀行の基本となる住宅ローンを利用できる主な条件は以下の通りです。
項目 | 条件 |
---|---|
借入期間
|
35年以内
|
借入金額
|
50万円~8,000万円
|
年齢
|
満20歳以上満65歳未満で、完済時の年齢が満81歳未満
|
職業、年収、勤続等
|
給与所得者:1年以上
会社役員・個人事業主:3年以上で安定した収入があること |
健康状態
|
団体信用生命保険に加入が認められること
|
ネット銀行の場合、年収が400万円以上とかの条件がありますが、群馬銀行では年収の条件は無いようです。しかし、年収が低い場合、保証料が高額になってしまう可能性があります。
審査に落ちた理由と対策について
住宅ローンの審査を申し込み、残念ながら審査に落ちてしまうこともあります。
なぜ落ちてしまったのか、金融機関が教えてくれることはありません。住宅ローンの審査は総合的に評価されるため、『一つの理由だけではなく、複数の理由で審査から落ちてしまった』と考える必要があります。
審査にて落ちる可能性のある理由
審査で落ちてしまう理由は、金融機関によっても異なりますし、どの項目でNGとなってしまったのかは定かではありません。
ただし、審査に落ちる理由として、他の金融機関と同様に、下記のような一般的な項目が群馬銀行でも当てはまっている可能性が高いです。
- 勤続年数が少ない
- 収入が安定していない
- 健康状態が良くない
- 住宅ローン以外の借入が多数ある、もしくは返済事故を起こしたことがある
審査に落ちたときの対策はどうする?
住宅ローンの審査は、決められた審査基準を元に行われます。そのため、申込者が何も改善せず、再度申し込んだとしても審査に通ることはまずありません。
上記の項目にて心当たりがあるものがあれば、その項目を改善してから再度申し込む必要があります。
- 勤続年数が少ないことが原因と考えられる場合
- 返済能力が低いことが原因と考えられる場合
- 健康状態が良くないことが原因と考えられる場合
- 住宅ローン以外の借入がある、返済事故経歴があることが原因と考えられる場合
⇒勤続年数が条件をギリギリ満たしていても、収入が不安定である場合には落ちてしまう可能性が大きいです。勤続年数を増やしたり、収入を安定させることが挙げられます。
⇒共働きにも関わらず、夫の収入のみで申し込んだ場合は、妻側の収入も加え、夫婦合算収入として世帯収入をアップさせることが挙げられます。
⇒健康状態が良くない状態で審査を申し込んでも、完済できる見込みがないと判断されてしまう可能性が高いので、やはり症状を改善することが最善策となります。
⇒住宅ローン以外の借入がある場合は、まずそちらの借入を完済させる必要があります。
⇒返済事故経歴がある場合には、信用を回復させる必要があります。事故内容もよりますが、5~10年程度は事故歴アリとしてブラックリストに載ってしまっていますので、その期間は審査に通りません。
ブラックリストに載っているかどうかは、個人信用情報機関に問い合わせることで確認することが出来ます。
しかし、何も改善できない場合には、群馬銀行は諦め、別の条件もしくは、審査基準が緩い金融機関にて住宅ローン審査を申し込むことも一つの対策となります。
群馬銀行の住宅ローンの評判と口コミ
群馬銀行の住宅ローンを利用された方がどのような点に着目して選んだのか、またどのような感想を持っているのかについて、群馬銀行の評判や口コミについてまとめてみましたので参考にしてみて下さい。
群馬銀行を選んだ理由
- 勤務先のメインバンクとなっている
- 他の地銀と比較し、金利が安かった
- ネット銀行で審査に落ちたが、群馬銀行では通った
- 不動産会社のすすめ
群馬銀行を利用しての感想・評判など
- 担当者の対応が親切
- ネット銀行と比較し、金利が高いことを伝えると、金利を下げてくれた
まとめ
群馬銀行の住宅ローンの金利、審査、保証料、そして口コミ評判、メリット・デメリットについて紹介しました。
群馬銀行は地域に根差し、地域に愛されている銀行で、万が一に備えた保証プランが充実しているのが魅力の1つでもあります。
群馬銀行での住宅ローンのメリットやデメリットなどをしっかりと確認して、群馬銀行の住宅ローンを検討してみるもの良いでしょう。
また、群馬県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にしてみて下さい。
金利・総支払額が安い住宅ローン
最後に、金利が安く、保障も充実した住宅ローンの紹介です。
トータルの支払金額を安くしたい場合には特におすすめとなっています。
ただし、他行よりも審査が厳しい傾向にありますので、仮審査は早めに行っておく必要があります。
また、審査の結果、金利が高くなることや、希望の金額から減額されることも少なくありません。
そのため、複数の銀行で審査しておくと安心です。
もちろん審査は無料ですし、1行あたり15分程度なので、審査を通った中から一番条件の良い銀行を選ぶのがおすすめです。
ネットでお得な変動・10年・35年固定住宅ローン
金利面でお得な住宅ローンとして人気があるのが三菱UFJ銀行の住宅ローンです。
固定期間終了後の金利が他行よりも低いのが特長で、当初金利と返済完了までの実質金利を安くしたい方にオススメとなっています。
三菱UFJ銀行(全国対応)
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、変動・10年・35年固定金利が安く、さらに固定期間終了後の金利が低いのがポイントです。
住宅ローン契約額は日本で第1位です。
ガンや糖尿病などの7大疾病保障にも対応しており、もしもの時も安心です。(住宅ローン残高がゼロ円になります。)
金利が安く抑えられており、支払い総額が他行に比べ数百万円お得になることもあります。
団体信用生命保険料・繰上返済手数料は無料となっています。
一番人気のフラット35 安心の最長35年固定住宅ローン
フラット35の中でも一番人気が高いのがARUHIのフラット35です。
フラット35の専門金融機関で、金利が最安水準で手数料が無料なのが特徴です。
ARUHI(全国対応)

ARUHI(アルヒ)はフラット35の国内シェアNo1の金融機関です。
フラット35の金利が最安水準で、審査が非常に速い(最短当日)のが特徴です。
頭金が多い場合は、さらに金利が安くなります。
WEB借換で事務手数料(税込)2.2%→1.1%、保証人不要、保証料・繰上返済手数料は無料。
借り換えのほか、つなぎ融資なども可能なため、土地購入からの新築住宅建築にも利用しやすくなっています。
35年間安い金利で返済できるため、経済的なのに金利の上昇が怖くないのがメリットです。
金利が上昇傾向なので選ぶ人が増えています。
保障が充実の変動金利住宅ローン
保障が充実した住宅ローンとして人気があるのがauじぶん銀行の住宅ローンです。
変動金利が最低水準、全疾病保障やガン保障が無料で付帯するのが特長です。
auじぶん銀行(全国対応)

auじぶん銀行の住宅ローンは、変動・10年固定の金利が安く、がんと診断されるだけでローン残高が2分の1になる保障(就業可能な状態でもOK)と全疾病保障が無料で付帯しています。
調査会社による住宅ローン人気ランキングで第1位を獲得しています。
ネット銀行のため金利が安く抑えられ、支払い総額が他行に比べ数百万円お得になることもあります(借り換えにも対応)。
保証料、一部繰り上げ返済手数料、印紙代まで無料となっています。
(※審査によって金利が変更になる場合があります。また、審査の結果、保証会社をご利用いただく場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途お支払いいただく保証料はございません。)
住宅ローンは、当初金利を比較するだけでなく、ローン終了までの総支払額を比較することが重要です。
また、審査基準は低くないため、事前審査は早めに行っておきましょう。
地域別 金利比較ランキング
お住まいの地域で利用可能な住宅ローンの金利をランキングにしています。
一番お得な住宅ローンを見つけるのにご利用ください。
10秒!おすすめ住宅ローンをシミュレーション比較!
住宅ローンのおすすめ記事一覧
【住宅ローン 都道府県別金融機関】
- 都道府県別 住宅ローンを借りられる金融機関と金利まとめ
★地域別に住宅ローンを借りられる金融機関と金利の情報をほとんどすべて掲載しています!
【住宅ローンの基礎知識】
- 住宅ローンの借り方 いつ?何を?どうすればいいの?
- 住宅ローン借換えの流れと手順 いつ?どこで?何をすればいいの?
- マイホームの新築購入で失敗しないための5つのポイント
- 住宅ローンで失敗する前に知っておきたいこと7選!
- 住宅ローンで破綻しない 借りる前に考える無理なく返すためのポイント10選!
- 住宅ローンで絶対に失敗しないためのポイント9選!
- 住宅ローンを借り換えるときに必要な費用っていくら?
【住宅ローンの疑問など】
- 住宅ローンの頭金の目安はどれくらい?諸費用なしでも審査は大丈夫?
- 住宅ローン仮審査は複数申込んでも大丈夫?気を付けるポイントは?
- 年収300万円でも住宅ローンは組める?審査落ちしないためには?
- 年収300万円で頭金なし!住宅ローンはいくらまで借りられる?!
- 住宅ローンの8大疾病保障やガン保障は必要?
- 住宅ローンに落ちた!再審査までにやるべきことまとめ!
- 住宅ローンで親から子供に援助する時に気を付けることまとめ
- 住宅ローンのシミュレーションに使えるサイトのランキング
- 住宅ローンの事前審査で落ちないためのチェックリスト!自分でできる仮審査の不安解消対策!
- 住宅ローンの仮審査が通っても本審査で落ちることはある?事前の注意点は?
- 住宅ローンの3大疾病保障は必要?カバーされる病気の範囲は?
- 住宅ローンの頭金の平均額はどのくらい? 無しでも大丈夫?
- 3000万円の住宅ローンを組むには年収はどれくらい必要?
- 住宅ローンつなぎ融資で失敗しない5大ポイント!
- 住宅ローンの全期間固定を選ぶ人が増えているって本当?その理由と人気の背景を解説
- 住宅ローンの優遇金利はいつまで続くの?期間が終了したらどうなるの?
- 住宅ローンの審査が緩い銀行ってあるの? 借りるのが厳しい人ってどんな人?
- 住宅ローン借り換えのデメリット! こんな人は借り換えしてはいけない!
- 住宅ローンを労金で借りるメリットはある? 審査や金利は?
- 住宅ローンのガン特約はお得? 保険会社で入るのとは違うの?
- うつ病や持病があっても住宅ローンは組める? 注意点は?
- 住宅ローンを多めに借りて他に使っても大丈夫? 何に使うならOK?
- 共同名義で住宅ローンを組んでひどい目に! 悲惨なリスク5選はこれ
- 住宅ローンの金利は今後どうなる?2019年以降を予想!
- 多めに借りた住宅ローンで車を買っても大丈夫?
- 生前贈与と住宅ローンを組み合わせて得する住宅購入方法
- 賃貸併用住宅を建てて賃料で住宅ローンを返済することは問題ないの?
- 住宅ローンの仮審査は準備が8割! 落ちないための事前チェック