不動産買取のトラブルと回避方法このページはWEB広告を利用しています

買取は不動産売買の手段の一つで、急いで現金化したいという時には便利な方法です。

しかし、買取を行う上で注意すべきことも多く、うっかりするとトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

不動産の買取について知識を深め、トラブル防止とその回避方法を身につけておきましょう。

メリットの多い買取

買取は、不動産売買の手段の一つです。

一般的な売却方法である仲介では、不動産会社の役割は仲介役です。売り手のために買い手を探し、双方の契約の仲介役となって契約のお手伝いをするというものです。

これに対し買取では、不動産会社が買い手となり依頼者から直接物件を購入します。

この買取にはいろいろなメリットがあります。

①早く現金化できる

買取では、買取査定額が決まれば即売却が可能です。不動産会社によっては、1週間で換金可能というところもあります。

不動産会社自身が買い手であるため、一般の買い手を探す必要もなく、その時間も手間もはぶくことができます。

現金化の目途がはっきりするため、資金計画が立てやすくなります。

②仲介手数料がかからない

買取りの場合、依頼者と不動産会社の関係は、売り手と買い手となるため、仲介手数料はかかりません。

③瑕疵担保責任がない

仲介で不動産を売却すると、売り手には「瑕疵担保責任」が科せられます。

売却後に物件に何等かの問題が発覚したとき、売り手が責任をとるというものです。瑕疵担保責任は、通常10年となっており、10年間は補償の責任がついて回ります。

これが買取となると、売り手に対する瑕疵担保責任はなくなりますので、売却後の面倒なトラブルの心配はなくなります。

④ご近所等に知られずらい

仲介と違い、買い手を探す必要のない買取では広告宣伝がされることがありません。

そのため、ご近所などの目に付くことなく、売却を完了することができます。

買取を行う上での注意点

このように、大変便利な買取という制度なのですが、注意すべきことが多いことも事実です。

買取を決める前に知識を深め、トラブルに巻き込まれないように注意しなければなりません。

買取を行う上での注意点は以下です。

①買取額が低い

買取での金額は仲介での売却価格よりも低くなります。市場価格と比べるとその約7割から8割ほどが一般的と言われています。

即金で現金化できるからと言って何も考えずに飛びつくと、その買取価格に驚くことになります。

物件を買い取りした不動産会社では、買い取った物件を転売することで利益を得ています。

転売時には、買取価格に修繕費などの諸経費と税金、さらに自社利益分を上乗せした価格で売り出しますが、売り出し価格には相場があり、極端に高くすることはできないため、どうしても買取価格に響いてきます。

②足元を見られる

買取を選ぶという時は、「どうしても早く売りたい」という理由があるものです。不動産会社もそれは承知ですし、売り手のそういった気持ちは見え隠れするものです。そのため、その弱みに付け込んで足元を見られる可能性があります。

下手をすると、適正価格よりも格段に低い金額を提示し、「この金額なら、即金買取しますよ」「この物件はどこに行ってこれ以上では売れませんよ」などという買い叩きにあってしまいます。

③引き渡し条件により追加費用あり

買取では、引き渡し時の条件が様々です。エアコンや照明、家具などを設置したままでOKというところも多いです。

しかし、会社によっては、引き渡し後にその処分費用を請求してくる場合があります。せっかく満足できる価格で買い取ってもらっても、後から諸費用を請求されてがっかりというケースもあります。

トラブル回避のためにやるべきことは?

買取を行う上では上記のようなトラブルが考えられますが、自分で防御線を張ることで回避することが可能です。

①誠実で信頼できる不動産会社を探す

トラブルに巻き込まれないようにするためには、不動産会社選びが第一です。

誠実で信頼性が高い会社であれば、依頼者の立場にたって親身な取引を行ってくれるものです。

逆に、「依頼者がトラブルに巻き込まれることに対し細心の注意を払うという親切さがない」「自分の利益だけ上がればよい」「悪く言えば依頼者をだますことになっても気にしない」というようなスタンスの不動産会社に依頼してしまうことが、すでにトラブルの始まりとなります。

そのため、信頼できる不動産会社を探すことが重要なのです。
 
信頼できる不動産会社を探すためには、一括査定サービスを利用すると便利です。複数の会社にまとめて査定を依頼し、その査定額を比較するとともに、担当者の説明や対応の仕方を観察し、信頼に値する知識と力量があるか、誠実さはあるかなどを見極めることができます。

リガイドの一括査定サービスはこちら

②相場を知る

一括査定サービスを利用して複数の会社に査定を依頼したら、各社の査定額を比較してみましょう。

もし数社が似通った金額を提示していれば、それが買取相場と考えることができます。

相場を知ることは不動産の売却を行う上で大変重要で、その後の交渉に役立ちます。なにぶん、買取の場合は「買い叩き」に合う可能性も高いことから、大きな力となりますので、しっかり準備したいところです。

例えば、満足できない金額を提示されて強気に出られた時には、こちらも相場を盾にして強気で対応することができます。

「相場は○○円くらいのはずだから、その金額では売らない」とはっきり言えるのです。しかし、相場も知らず右も左もわからない状態ではプロの不動産会社の言うことを鵜呑みにするしかありません。

まとめ

不動産の買取は、様々なメリットのある便利な取引方法です。

同時にデメリットや注意点も多いことから、利用する前にしっかり知識を深めてトラブルに巻き込まれないようにしたいものです。

 

買取を行う上でのよくあるトラブルは、

  • ①買取価格が低い
  • ②弱みに付け込まれて買いたたかれる
  • ③引き渡し後に設備処分費用などを請求される可能性がある

などです。

 

これらを回避するために、契約する前にしっかりと防御線を張っておく必要があります。

有効な回避方法は以下です。

  • ①信頼できる不動産会社を探す
  • ②相場を知る

 

信頼できる不動産会社であれば、依頼者の立場になり誠実に対応してくれるはずです。依頼者の知らないことは親切に教えてくれますし、だますようなことは決してしないでしょう。

また、相場を知っていれば、査定額が適正かどうかを見極めることができますし、相場を盾に強気で交渉することができます。

 

インターネット上の一括査定サービスを利用して複数の会社に査定を依頼し、査定額を比較しましょう。数社が似通った査定額を提示していれば、それが相場ということがわかります。

また、担当者の説明や対応の仕方を見ることで、その会社の力量や信頼性も見極めることができますので、必ず複数の会社から査定をとり、不動産会社選びに役立てましょう。

一括査定サービスについて詳しくは以下をお読みください。


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