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こんにちは、管理人のサトウです。
このページでは、不動産を売却するときに競合がいた場合にはどうすればよいのか、そしてその対処方法についてまとめてあります。
マンションや戸建てなどの不動産を売却するとき、自分の物件の周辺に競合物件が売り出されている場合があります。
競合物件の方が安い価格だったり、より好条件の物件だったりすると、購入者を取られて自分の物件が売れ残ってしまうのではないかと心配になりますよね。
マンションや戸建てなどの不動産の売却を検討されている方は是非一読してみて下さい。
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まずは競合の有無を確認しよう
まずは、自分が売却したい不動産と競合する物件があるかどうかを確認しておきましょう。
不動産売却の競合とは
不動産売却における「競合」とは、不動産の外観などが似ているという意味ではなく、下記1~4の条件が全て類似している物件のことを指します。
- 価格
- 立地
- 築年数
- 間取り
最近では物件を探す際に「不動産ポータルサイト」で検索する人が増えています。
上記1~4の条件が類似している物件は、不動産ポータルサイトで絞り込み検索をかけた際に出てきやすくなるため、競合物件とされています。
競合物件の簡単な確認方法
競合物件の最も簡単な確認方法は、民間企業の不動産ポータルサイトを利用し、自分で競合物件を検索してみることです。
不動産ポータルサイトの種類はたくさんありますが、まずは下記のような大手不動産ポータルサイトを利用してみるとよいでしょう。
不動産 ポータルサイト名 |
運営会社 | サイトの特徴 |
---|---|---|
株式会社LIFULL
|
総掲載物件数が多い
|
|
アットホーム株式会社
|
加盟・利用している不動産店数が多い
|
競合物件をしっかり確認する方法
競合物件をしっかり確認したい場合は、不動産仲介会社に「レインズ(REINS)」で確認してもらうという方法があります。
レインズ(REINS)とは、Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)の頭文字を取った呼び名で、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営しているシステムです。
「専任媒介契約」と「専属専任媒介契約」の物件については、「宅地建物取引業法」によりレインズへの登録が義務付けられています。そのため、レインズの物件情報量は民間企業の不動産ポータルサイトよりも圧倒的に多くなっています。
ただし、レインズは一般公開されておらず、不動産仲介会社だけが使えるシステムとなっているため、レインズでの確認は不動産仲介会社に依頼しましょう。
なお、「一般媒介契約」の場合も任意でレインズへの登録が可能です。もし自分の不動産を「一般媒介契約」で売却する場合は、不動産仲介会社にレインズへの登録を依頼しておきましょう。
競合がいた場合の対処方法
競合がいると不動産の売却が難しくなる可能性がありますが、焦りは禁物です。
競合がいた場合の対処方法についてご紹介します。
安易に値下げ競争に走らない
自分の不動産より競合物件の価格が低い場合でも、安易な値下げ競争はおすすめしません。
特に競合物件の価格が相場よりも極端に低い場合は、その売主がとにかく売却を急いでいたり、訳あり物件だったり、何らかのやむを得ない事情で値下げしているかもしれません。
まずは不動産仲介会社に、競合物件の価格が安い理由を探ってもらいましょう。競合物件が何らかのやむを得ない事情で価格を下げていた場合は、無理に価格で張り合う必要はありません。
焦って値下げせず、自分の不動産の価値を高める方向で対策を考えてみましょう。
内覧で好印象となるように工夫する
不動産の売却を成功させるためには、内覧を成功させることがとても重要です。内覧で競合物件よりも好印象を与えられれば、不動産の売却が成功する可能性も高くなります。
内覧を成功させるためには、以下のようなコツがあります。
- 不動産をできるだけ綺麗な状態にする
- 家の中をできるだけ明るく広く見せる
- 収納スペースも見せられるように整理しておく
- 草刈りをしておく
- 売りに出す理由を公開しておく
内覧を成功させるための「5つのコツ」をご紹介します。
【1】不動産をできるだけ綺麗な状態にする
売却する不動産をできるだけ綺麗な状態にしておけば、集客率を上げたり、内覧で好印象を与えたりする効果が期待できます。
特に購入者の多くが気にするのは玄関と水まわりです。
玄関やキッチン・お風呂・洗面所などの水まわりは毎日使用する場所であるため、物件の印象に大きく影響します。しっかりと綺麗にしておき、防臭剤なども活用して臭いにも気をつけましょう。
【2】家の中をできるだけ明るく広く見せる
内覧時、家の中が暗いと印象が悪くなります。古くて暗くなった電灯があれば明るいものに取り換えておきましょう。
また、売主がまだ住んでいる状態で売りに出す場合は家具などが置いてあるため、あまり乱雑になっていると家が狭く感じられてしまいます。
できるだけ不要な家具は置かず、家の中が広く見えるように家具などを整理しておきましょう。
【3】収納スペースも見せられるように整理しておく
押し入れやクローゼットなどの収納スペースは、普通ならば他人にはあまり見せたくない場所ですが、購入者にとって収納スペースはとても気になる場所です。
内覧時に収納スペースが見たいと言われた場合に備え、収納スペースも念のため整理しておきましょう。
【4】草刈りをしておく
草刈りをせずに野晒しの状態で売られている不動産を時々見かけると思いますが、草刈りがされている状態と野晒しの状態では、建物の見栄えまで変わってきます。
土地だけ売却する場合でも、草刈りがされていないと凹凸や傾斜などが確認しにくく、購入者に避けられてしまう可能性があります。
より多くの購入者を集めるためには、売りに出す前に草刈りもしっかりやっておきましょう。
【5】売りに出す理由を公開しておく
購入者にとっては不動産が売りに出された理由も気になるものです。
内覧時に売却する理由を問われることもあり、「収納が狭い」「台所が使いにくい」「ご近所トラブルが多い」などのネガティブな回答をすると、購入する意欲をそいでしまうかもしれません。
「職場の近くに引っ越したい」「子供の成長に合わせて広い家に住み替えたい」など売却の前向きな理由があるならば、安心して購入を検討してもらえるように理由を公開しておきましょう。
まとめ
不動産を売却するときに競合がいた場合にはどうすればよいのか、そしてその対処方法について紹介しました。
不動産売却における競合とは、①価格、②立地、③築年数、④間取り、の条件が全て類似している物件のことを指します。まずは民間の不動産ポータルサイトを利用して、自分で競合物件を検索してみましょう。
競合物件をしっかり確認したい場合は、不動産仲介会社に「レインズ(REINS)」での確認を依頼しましょう。もし自分の不動産を「一般媒介契約」で売却する場合は、不動産仲介会社にレインズへの登録を依頼しておきましょう。
自分の不動産より競合物件の価格が低い場合でも、安易な値下げはおすすめしません。まずは不動産仲介会社に理由を探ってもらい、何らかのやむを得ない事情で価格を下げていた場合は無理に価格で張り合わず、自分の不動産の価値を高める方向で対策を考えてみましょう。
また、不動産の売却を成功させるためには、内覧を成功させることがとても重要です。内覧を成功させるためのコツとして、下記5つのコツをご紹介しました。
- 不動産をできるだけ綺麗な状態にする
- 家の中をできるだけ明るく広く見せる
- 収納スペースも見せられるように整理しておく
- 草刈りをしておく
- 売りに出す理由を公開しておく
競合がいたら売却時期をずらすという方法もありますが、築年数が経つほど不動産の価値は下がるため、時期をずらしても売却価格が下がってしまう可能性があります。まずは売り出さなければ購入者も見つからないため、競合物件を気にし過ぎないようにすることも大切ではないでしょうか。
「なるべく高く」不動産を売りたい方へ
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そのため、査定を1社だけに任せると100万円以上の損をする可能性が高くなります。
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もちろん査定に納得できない場合は売却する必要もありません。
不動産の一括査定サービス
-
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