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南日本銀行の新型コロナウイルス対応情報南日本銀行住宅ローンの新型コロナウイルス対応状況については、下記リンクをご参照ください。住宅ローンの返済に関する条件の相談などを行うことができます。

収入減少や勤務先の破綻に伴う返済金の減額、返済期間の延長、金利の一時的な引き下げなど、状況に応じて対応してくれます。
>>南日本銀行の新型コロナウイルス対応情報はこちら

このページでは、南日本銀行の住宅ローンの金利、審査、保証料、そして口コミ評判、メリット・デメリットについてまとめてあります。

南日本銀行は、鹿児島県鹿児島市に本店を置く第二地方銀行です。「なんぎん」と呼ばれ、鹿児島県全域をはじめ、九州エリア(福岡県、熊本県、宮崎県)、そして東京都に合計64店舗あります。

地域の発展に役立ち、お客様のニーズに応え、堅実で信頼されることを経営理念に掲げた銀行です。

南日本銀行にて住宅ローンを検討中の方は参考にして下さい。

 

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南日本銀行と他行の住宅ローン金利比較

まずは南日本銀行と他行の住宅ローン金利を比較してみたいと思います。

南日本銀行の住宅ローン最新金利一覧 

南日本銀行の住宅ローン金利をネット申込型住宅ローンと一覧で比較しています。参考にしてみてください。
銀行名 変動 固定3年 固定10年 固定35年
南日本銀行 年0.950% 年1.700% 年1.570%
フラット35S
[なんぎんフラット35]
住信SBIネット銀行 年0.448%
所定の条件を満たした場合
年0.883%
所定の条件を満たした場合
年1.203%
所定の条件を満たした場合
年1.570%
フラット35S

[フラット35(機構買取型)]
(確認時現在の最安の優遇金利を掲載しています。※正確な金利は公式HPをご確認ください。)

南日本銀行の金利は住信SBIネット銀行の金利に比べ、変動金利で +0.502%、10年固定で +0.497%、の差があります。

これらの金利で、返済額にどれくらいの違いが出るのかを確認してみたいと思います。

南日本銀行の住宅ローンシミュレーション 

上記に記載の「変動金利」で「返済期間35年」を選択した場合の、南日本銀行の毎月の返済額と総返済額をシミュレーションし、ネット申込型ローンと比較した結果を下の表に示します。
借入額は「1500万円」、「3000万円」、「4500万円」で比較しています。
上段が毎月の返済額、下段が総返済額(緑文字)となっています。

【変動金利/返済期間35年の場合の返済額】
銀行名/支払差額 借入1500万円
毎月返済額
/総返済額
借入3000万円
毎月返済額
/総返済額
借入4500万円
毎月返済額
/総返済額
南日本銀行 41,994
1,764万円
83,988
3,528万円
125,983
5,291万円
住信SBIネット銀行 38,594
1,621万円
77,188
3,242万円
115,782
4,863万円
上記2行の
返済額の差額
3,400
1,428,059
6,800
2,856,119
10,200
4,284,178

南日本銀行と住信SBIネット銀行との比較では、1500万円の借入で約143万円、3000万円の借入で約286万円、4500万円の借入で約428万円南日本銀行のほうが返済額が多くなるため、住信SBIネット銀行などの低金利な、ネット申込型住宅ローンに比べると損をしてしまう可能性があります。

当サイトでも人気の高いのは、住信SBIネット銀行となっていますので、下記の公式ページを参考にしてみてください。

>住信SBIネット銀行の公式ページ(実質金利が安い/変動・10年固定金利が最安水準)

また、鹿児島県で住宅ローンを借りられる金融機関の金利を全て比較したい場合は、下記の「鹿児島県版 金利比較ランキングページ」をご覧ください。


鹿児島県版 金利比較ランキング
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南日本銀行の住宅ローンの種類

南日本銀行住宅ローン02

南日本銀行では、利用者のライフスタイル、ライフステージに見合った様々な住宅ローンや保障(保険)を提供しています。

 

  • 基本となる住宅ローン
  • 万が一に備えた保障
  • 様々なニーズに対応した住宅ローン
  • 住宅金融支援機構の住宅ローン(フラット35)

基本となる住宅ローン

南日本銀行のメインの住宅ローンは、基本を備えた「なんぎん住宅ローン」です。

主な金利の種類は下記の通りです。

 

  • 変動金利型
  • ⇒金利は半年ごとに見直し

  • 固定金利型
  • ⇒固定2年、固定5年、固定10年の3種類で、固定金利指定期間中は、金利及び返済額が一定

保障が充実した住宅ローン

万が一に備えた保障付の住宅ローンは、以下の4種類です。

 

  • 団体信用生命保険(団信)
  • 住宅ローン返済中に、万が一のこと(死亡・所定の高度障害状態)があった場合、保険により住宅ローン残高が全額返済されます。

  • がん100%保障付団体信用生命保険
  • 通常の団信の保障内容に加え、がんと診断確定された場合、保険により住宅ローン残高が全額返済されます。

  • 8大疾病保障特約付団体信用生命保険
  • 通常の団信の保障内容に加え、三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)や5つの重度慢性疾患(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)により所定の支払事由に該当された場合、保険により住宅ローン残高が全額返済されます。

  • 全疾病保障付団体信用生命保険
  • 8大疾病団信の保障内容に加え、その他の病気やケガにより所定の支払事由に該当された場合、保険により住宅ローン残高が全額返済されます。

様々なニーズに対応した住宅ローン

南日本銀行では、様々なニーズに対応した住宅ローンがあります。

 

  • なんぎん住宅ローン(保証型)
  •  ⇒保証料(一括支払型)が必要な住宅ローン(最大1億円、最長35年)

  • なんぎん住宅ローン(ジャンボローンS型、S型)
  •  ⇒保証料(金利上乗せ型)が必要な住宅ローン(最大1億円、最長35年)

  • 住まいるいちばんネクストV
  •  ⇒全国保証(株)を保証会社として利用する住宅ローン(最大1億円、最長35年)

  • 「分譲地・マンション」限定住宅ローン
  •  ⇒販売地域などが限定されている住宅ローン(最大5,000万円、最長35年)

  • なんぎん提携住宅ローン「一発快棟」
  •  ⇒なんぎんの提携住宅ローンで借換には利用不可(最大1億円、最長35年)

  • なんぎんリフォームローンA(無担保)
  •  ⇒住宅リフォーム関連に利用可能なローン(最大1,000万円、最長15年)

  • なんぎんリフォームローンA 空き家解体・活用(無担保)
  •  ⇒空き家の解体やリフォームなどに利用可能なローン(最大300万円、最長7年)

  • なんぎんリフォームローンB(無担保)
  •  ⇒賃貸物件向けの住宅リフォーム関連に利用可能なローン(最大1,500万円、最長15年)

 

 

これら住宅ローンの詳細については、南日本銀行公式サイトの「かりる」にて確認できます。

住宅金融支援機構の住宅ローン(フラット35)

「フラット35」は、民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する全期間固定金利(最長35年)です。通常の固定金利よりも長期的に安定した返済計画を立てやすいのが特長ですが、購入する住宅の技術基準を満たす必要があり、投資用の住宅購入には利用できないといった規定があります。

 

なお、当サイトで人気の高いフラット35は、ARUHIのフラット35です。
金利が安く、審査が速いのが特徴です。

ARUHIの公式ページはこちら

南日本銀行の住宅ローンの金利

南日本銀行住宅ローン03

南日本銀行の住宅ローンの金利は、「変動金利」、「固定金利」、「フラット35」の3種類です。

固定金利の数は3つ(2年、5年、10年)で、他銀行と比べると選択肢は少なめです。

 

「変動金利」は、金利が景気によって変動するため、場合によっては固定金利よりもはるかに低い金利となることがあることが魅力です。金利上昇の影響を受けても返済出来る見通しがあり、返済期間が短いもしくは借入額が少ない方に向いています。

一方、「固定金利」や「フラット35」は、金利が固定されることにより、返済計画が立てやすく、金利上昇のリスクを負わないので、決まった返済計画を立てたい方に向いています。

変動金利と固定金利には、一長一短があります。それぞれの特徴及びメリット・デメリットについて簡単にまとめましたので、参考にして下さい。

固定金利 変動金利
特徴
  • 借入時から返済終了まで金利が一定
  • 利息を含めた総返済額は、契約時に確定
  • 変動金利と比較し、金利は高めのケースが多い
  • 金利は、半年ごとに見直し
  • 金利の変動に伴い、返済額も変更
  • 固定特約付変動金利に変更可能
メリット
  • 返済終了まで返済額が固定されているため、返済プランが立てやすい
  • 市場の金利上昇の影響を受けない
  • 固定金利と比較し、低金利のケースが多い
  • 低金利となった場合、返済額が減少
デメリット
  • 変動金利と比較し、金利が高いケースが多いため、総返済額が高くなる傾向
  • 低金利の局面でも契約時の金利にて返済
  • 金利変動により総返済額が不明確であり、返済プランが立てにくい
  • 金利が上昇すると、総返済額が増加

住宅ローンの金利

南日本銀行の住宅ローン基準金利は、下記表のとおりです。

銀行の審査基準を満たすことにより、基準金利から優遇された金利が適用されます。

 

【南日本銀行の金利一覧】(2024/09/09更新)
住宅ローン商品名 区分 変動金利型(%) 固定金利期間選択型・固定金利型(%)
03年 05年 10年 15年 20年 25年 30年 35年
基準金利 標準 3.250 - 3.000 3.450 - - - - -
新規実行最大割引金利 優遇 0.950 - 1.400 1.700 - - - - -
住宅ローンP-S型 優遇 0.950 - - 1.700 - - - - -
(金利情報引用元:一般財団法人 住宅金融普及協会)

 

金利は毎月見直され、最新金利については公式サイトの「金利ボード 住宅ローン」にて確認できます。

フラット35の金利

融資率(借入割合)が9割以下で利用するケースが一般的ですが、頭金などの自己資金を準備することが難しい場合には、9割超で利用することも可能です。ただし金利が高くなってしまうので注意が必要です。

フラット35の金利は下記表のとおりです。

 

【南日本銀行のフラット35金利一覧】(2024/09/09更新)
住宅ローン商品名 区分 固定金利型(%)
15年 20年 25年 30年 35年
フラット20定率新規・借換9割以下 標準 1.430 1.430 - - -
フラット20定率新規・借換9割超 標準 1.540 1.540 - - -
フラット35定率新規・借換9割以下 標準 - - 1.820 1.820 1.820
フラット35定率新規・借換9割超 標準 - - 1.930 1.930 1.930
(金利情報引用元:一般財団法人 住宅金融普及協会)

 

金利は毎月見直されます。

フラット35の金利詳細については、住宅金融支援機構の「フラット35」、南日本銀行公式サイトの「フラット35」にて確認できます。

住宅ローンシミュレーション

住宅ローンを利用する際、自身の年収から、いくらくらいの住宅ローンが組めるのか、毎月の返済額はどのくらいになるのかが気になるポイントだと思います。

店頭で返済シミュレーションをしてもらうことも可能ですが、多くの金融機関では、住宅ローンの返済シミュレーションを提供しています。

 

南日本銀行では、公式サイトの「ローンシミュレーション 住宅ローン」にて試算することができます。

 

また、鹿児島県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にして下さい。

南日本銀行の住宅ローンのメリットとデメリット

南日本銀行住宅ローン04

南日本銀行の住宅ローンのメリット、デメリットについてまとめました。

4つのメリット

南日本銀行の住宅ローンのメリットとしては以下の4つが挙げられます。

  1. さらなる金利優遇
  2. 保証料不要プランがある
  3. フラット35の手数料が安い
  4. 疾病保障の種類が豊富

メリット1:さらなる金利優遇

南日本銀行の住宅ローンは、審査結果により基準金利から優遇金利(新規実行金利)が適用されます。

下記条件を満たす場合、新規実行最大割引金利が適用されます。

 

■新規実行最大割引適用項目

  • 年金振込
  • 口座振替3件以上
  • なんぎんクレジットカード
  • 個人ローン
  • iDeCo

 

詳しくは、公式サイトの「住宅ローン カンタン説明」にて確認できます。

メリット2:保証料不要プランがある

住宅ローンの「保証料」とは、銀行が融資したお金をきちんと回収するための保険です。

住宅ローンを貸した人(借用人)がなんらかの理由によって、住宅ローンの返済が出来なくなったとき、借用人に代わり保証会社が住宅ローンを肩代わりし、銀行に返済してもらうための掛け金です。

そのため、保証料は銀行ではなく、保証会社に支払うことになります。銀行によって保証料の設定は異なりますが、一般的には借入額の数%程度となります。

多くの銀行では、保証料が必要なプランのみの取り扱いですが、南日本銀行の場合、保証料不要のプランも提供しています。

利用条件は厳しくなりますが、「なんぎん住宅ローン(P・S型)」では保証料が不要です。

※「なんぎん住宅ローン(保証型)」、「なんぎん住宅ローン(S型、ジャンボローンS型)」、「住まいるいちばんネクスト」では保証料が必要

利用条件 P・S型 保証型、S型
申込年齢
満20歳以上満55歳未満
満20歳以上満70歳以下
年収
300万円以上
150万円以上
勤続年数
3年以上
1年以上

 

各銀行における事務手数料と保証料がどの程度なのかを比較するため、下記表にまとめました。

銀行 融資事務手数料 保証料
楽天銀行
330,000円
0円
住信SBIネット銀行
借入金額 x 2.20%
0円
PayPay銀行
借入金額 x 2.20%
0円
ソニー銀行
定率型
借入金額 x 2.20%
0円
定額型
44,000円
ARUHI(アルヒ)
借入金額 x 2.20%
0円
イオン銀行
定率型
借入金額 x 2.20%
0円
定額型
110,000円
0円
三菱UFJ銀行
借入金額 x 2.20%
0円
P・S型
55,000円
0円

借入金1,000万円を借入期間10~35年で利用する場合の保証料は、およそ8~22万円です。保証料が不要となるのは大きなメリットです。

保証料(有、無)についての選択については、金利や借入金額の条件、審査結果を踏まえて検討することをおすすめします。

メリット3:フラット35の手数料が安い

フラット35を利用する場合、事務手数料が必要です。

事務手数料は、「定額型」と「定率型」の2種類があり、金融機関が独自で設定します。

多くの金融機関の定率型手数料の利率は2.20%ですが、南日本銀行の手数料は、低く設定されています。

種類 事務手数料(税込)
一般的な金融機関
南日本銀行
定額型
55,000円
定率型
(融資額×利率)
2.20%
1.50%

さらに、期間限定で「手数料割引キャンペーン」を実施しており、下記条件を満たすことにより最大0.7%手数料が割引されます。

 

■手数料割引適用条件

  • カードローン「WAZZECA」契約:必須
  • 下記条件を満たすことにより最大0.7%割引
    1. 給与振込(毎月10万円以上):▲0.5%
    2. 年金:▲0.2%
    3. なんぎんクレジット契約:▲0.1%
    4. 口座振替契約3口以上:▲0.1%

 

詳しくは、公式サイトの「なんぎん90 フラット35」「なんぎん100 フラット35」にて確認できます。

メリット4:疾病保障の種類が豊富

住宅ローンの利用する際、万が一の備えとして疾病保障に加入するケースは少なくなりません。

南日本銀行では、一般団信以外にも3つの保険がラインナップされていますので、ライフプランに合わせて加入できます。

しかも「がん保障付団体信用生命保険」の保険料は、申込時の年齢が55歳未満であれば、無料です。

 

  • がん100%保障付団体信用生命保険
  • 8大疾病保障特約付団体信用生命保険
  • 全疾病保障付団体信用生命保険

 

詳しくは、公式サイトの「団体信用生命保険」にて確認できます。

5つのデメリット

南日本銀行の住宅ローンのデメリットとしては以下の5つが挙げられます。

  1. 一部繰上返済手数料が有料
  2. 疾病保障が無料ではない
  3. 保証料が必要
  4. フラット35の事務手数料は定率型のみ
  5. 相談方法が少ない

デメリット1:一部繰上返済手数料が有料

住宅ローン返済中に余力が出来た場合、「繰り上げ返済」をすることによって、総返済額を減らす効果が期待できます。

しかし、金融機関側の立場からすると、繰り上げ返済をされることによって、得られる利息収入が減ることになってしまうので、繰り上げ返済の手続きの際、手数料をとるケースが一般的です。

手数料は金融機関によってことなりますが、数千円~数万円かかります。

インターネットバンキングサービスを提供している金融機関では、ネットで一部繰上返済手続きができ、しかも手数料を無料としているケースが多いです。

 

南日本銀行では、インターネットバンキングサービスがありますが、一部繰上返済の手続きはできず、店頭での手続きとなり、手数料は有料です。

 

南日本銀行の住宅ローン関連手続きの手数料は下記表を参考にして下さい。

手続き 手数料(税込)
一部繰上返済
変動
3,300円
固定
22,000円
一括繰上返済
変動
3年以内
3,300円
5年以内
2,200円
7年以内
1,100円
7年超
無料
固定
33,000円
条件変更
固定金利再選択
5,500円

詳しくは、公式サイトの「ローン手数料一覧」 にて確認できます。

デメリット2:疾病保障が無料ではない

南日本銀行では、万が一への備えとして、以下の疾病保障があります。

ネット銀行では、疾病保障を無料としている銀行も多いですが、南日本銀行の場合、「がん保障付」以外の疾病保障は無料ではありません。

保障 住宅ローン残高が0円になる条件 保険料
(適用金利に上乗)
団体信用生命保険(団信)
死亡もしくは所定の高度障害状態に該当した場合
無料
がん100%保障付団体信用生命保険
通常の団信の保障内容に加え、がんと診断確定された場合
無料
8大疾病保障特約付団体信用生命保険
通常の団信の保障内容に加え、三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)や5つの重度慢性疾患(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)により所定の支払事由に該当された場合
年0.2%
(55歳未満)
全疾病保障付団体信用生命保険
8大疾病団信の保障内容に加え、その他の病気やケガにより所定の支払事由に該当された場合
年0.3%
(55歳未満)

詳しくは、公式サイトの「団体信用生命保険」にて確認できます。

デメリット3:保証料が必要

「事務取扱手数料」は、住宅ローンを利用する際の手数料で、一般的には『定率型』と『定額型』の2種類があり、ネット銀行の多くは定率型で、一般の銀行は定額型かどちらかを選択することが可能です。

南日本銀行の手数料は下記表の通りです。

種類 手数料
定額型
55,000円
定率型

 

保証料が不要なプラン(P・S型)もありますが、利用条件を満たさない場合、保証料が必要な「なんぎん住宅ローン(S型、ジャンボローンS型)」が選択肢となります。

南日本銀行が設定している保証料は、一括で支払う「一括払型」と融資金利に上乗せして支払う「分割払型」の2種類があり、借入金額の条件や審査結果により変動します。

借入額1,000万円の場合の保証料一例は、下記表の通りです。

支払方法 保証料(1,000万円)
10年
20年
25年
30年
35年
一括
79,510円
144,330円
170,090円
193,670円
212,920円
分割
融資金利に0.1~0.4%上乗せ

 

各銀行における事務手数料と保証料がどの程度なのかを比較するため、下記表にまとめました。

銀行 融資事務手数料 保証料
楽天銀行
330,000円
0円
住信SBIネット銀行
借入金額 x 2.20%
0円
PayPay銀行
借入金額 x 2.20%
0円
ソニー銀行
定率型
借入金額 x 2.20%
0円
定額型
44,000円
ARUHI(アルヒ)
借入金額 x 2.20%
0円
イオン銀行
定率型
借入金額 x 2.20%
0円
定額型
110,000円
0円
三菱UFJ銀行
借入金額 x 2.20%
0円
S型
55,000円
上記表

ネット銀行では保証料を無料とし、融資事務手数料として借入金額の2.2%としている銀行が多く、借入金額が1,000万円の場合の手数料は、22万円です。

 

南日本銀行(保証料必要な住宅ローン)では、借入額:1,000万円、借入期間:10~35年での保証料(一括払型)一例は、79,510円~212,920円、融資事務手数料が55,000円なので、諸費用の合計は、134,510円~267,920円となります。

ネット銀行と諸費用を比較した差額は、-85,490円~+47,920円となる計算です。

借入金額1,000万円の場合は、保証料が165,000円以下であれば、ネット銀行よりも諸費用が安くなります。

また、保証料の表の赤字となっている条件(借入年数、保証料)ではネット銀行よりも諸費用が安くなり、それ以外では高くなります。

ネット銀行では融資手数料は必要ですが保証料は無料であり、総合的に安く設定されているため、この点はデメリットと言えます。

住宅ローンの審査にて保証料が提示されますので、合計金額が、借入金額の2.2%以下なのかどうかで、保証料が安いのか高いのかを確認してみることをおすすめします。

デメリット4:フラット35の事務手数料は定率型のみ

フラット35を利用する場合、事務手数料が必要です。

事務手数料は、「定額型」と「定率型」の2種類があり、金融機関が独自で設定します。

多くの金融機関は定率型と定額型を取り扱っていますが、南日本銀行では、定率型のみです。

種類 事務手数料(税込)
一般的な金融機関
南日本銀行
定額型
55,000円
定率型
(融資額×利率)
2.20%
1.50%

詳しくは、公式サイトの「なんぎん90 フラット35」「なんぎん100 フラット35」にて確認できます。

デメリット5:相談方法が少ない

住宅ローン利用の際、色々と分からないことばかりで、相談したいことがあるかと思います。

多くの金融機関では通常の窓口だけではなく、相談にのってくれるローン専門の窓口を設けており、平日だけでなく、土日、さらには祝日も対応してくれるケースも少なくありません。

南日本銀行の場合、平日は窓口のみでの対応、土・日曜日は『373net住宅ローンセンター』にて「ローン相談会」を実施していますが、開催日は限定されています。

 

詳しくは、公式サイトの「住宅ローン相談」にて確認できます。

 

 

また、鹿児島県にて住宅ローンを扱っている金融機関の「金利比較ランキング」について、別記事にて詳細をまとめていますので、金融機関を選択する参考にして下さい。

南日本銀行の審査はどうなの?

南日本銀行住宅ローン05

住宅ローンの審査は、一般的に事前(仮)審査本審査の2段階となっています。

事前審査では、以下の内容について金融機関が重点的にチェックします。

  • 本人の収入状況に関するもの
  •  ⇒年齢、年収、雇用形態、勤続年数など

  • 借入金額に関するもの
  •  ⇒借入金額(融資可能額)、返済負担率など

  • 信用情報に関するもの
  •  ⇒他の債務状況や返済履歴など

 

本審査では、金融機関だけでなく、保証会社による審査も行われ、「健康状態」や「担保評価」なども細かくチェックされ、融資可能かどうかの判断が行われることになります。

事前(仮)審査及び本審査及びは、住宅ローン専門窓口だけでなく、インターネット上でも申請可能な金融機関が増えていますが、南日本銀行の場合、仮審査申込はインターネットから行うことが可能です。

 

相談や事前審査申し込みについては、公式サイトの「住宅ローン事前審査申込み」「住宅ローン相談予約」にて確認して下さい。

南日本銀行の住宅ローンを利用できる条件

南日本銀行の住宅ローンを利用できる主な条件は以下の通りです。

項目 プラン
P・S型
ジャンボS型、S型
借入期間
40年以内
35 or 40年以内
借入金額
5,000万円以内
1億円以内
年齢(※)
満20歳以上満55歳未満で、完済時満82歳未満
満20歳以上満70歳以下で、完済時満82歳未満
職業(雇用形態)
継続して安定した収入がある方
年収
300万円以上
150万円以上
勤続年数
3年以上
1年以上
健康状態
団体信用生命保険に加入が認められること
保証
なし
保証会社の保証が受けれらること
その他
南日本銀行所定の融資条件を満たすこと

※疾病団信の種類によって加入年齢や完済時年齢が異なります。

 

ネット銀行の場合、「年収400万円以上かつ勤続2年以上」といった条件がありますが、南日本銀行の住宅ローン(保証料有)は「年収150万円以上」、「勤続年数1年以上」です。

職種については特にきまりはありませんが、「継続して安定した収入がある方」となっていますので、アルバイトやパートなどの場合、年収などの条件を満たしていても、事前(仮)審査が通らないか、通ったとしても保証金が高く設定されてしまう可能性が高いので注意が必要です。

審査に落ちた理由と対策について

住宅ローンの審査を申し込み、残念ながら審査に落ちてしまうこともあります。

なぜ落ちてしまったのか、金融機関が教えてくれることはありません。住宅ローンの審査は総合的に評価されるため、『一つの理由だけではなく、複数の理由で審査から落ちてしまった』と考える必要があります。

審査にて落ちる可能性のある理由

審査で落ちてしまう理由は、金融機関によっても異なりますし、どの項目でNGとなってしまったのかは定かではありません。

ただし、審査に落ちる理由として、他の金融機関と同様に、下記のような一般的な項目が南日本銀行でも当てはまっている可能性が高いです。

  • 勤続年数が少ない
  • 収入が安定していない
  • 健康状態が良くない
  • 住宅ローン以外の借入が多数ある、もしくは返済事故を起こしたことがある

審査に落ちたときの対策はどうする?

住宅ローンの審査は、決められた審査基準を元に行われます。そのため、申込者が何も改善せず、再度申し込んだとしても審査に通ることはまずありません。

上記の項目にて心当たりがあるものがあれば、その項目を改善してから再度申し込む必要があります。

  • 勤続年数が少ないことが原因と考えられる場合
  • ⇒勤続年数に条件がないといっても、入社して間もないといったケースや、収入が不安定である場合には落ちてしまう可能性が大きいです。勤続年数を増やしたり、収入を安定させたりすることが挙げられます。

  • 返済能力が低いことが原因と考えられる場合
  • ⇒共働きにも関わらず、夫の収入のみで申し込んだ場合は、妻側の収入も加え、夫婦合算収入として世帯収入をアップさせることが挙げられます。

  • 健康状態が良くないことが原因と考えられる場合
  • ⇒健康状態が良くない状態で審査を申し込んでも、完済できる見込みがないと判断されてしまう可能性が高いので、やはり症状を改善することが最善策となります。

  • 住宅ローン以外の借入がある、返済事故経歴があることが原因と考えられる場合
  • ⇒住宅ローン以外の借入がある場合は、まずそちらの借入を完済させる必要があります。
    ⇒返済事故経歴がある場合には、信用を回復させる必要があります。事故内容もよりますが、5~10年程度は事故歴アリとしてブラックリストに載ってしまっていますので、その期間は審査に通りません。
    ブラックリストに載っているかどうかは、個人信用情報機関に問い合わせることで確認することが出来ます。

 

しかし、何も改善できない場合には、南日本銀行は諦め、別の条件もしくは、審査基準が緩い金融機関にて住宅ローン審査を申し込むことも一つの対策となります。

南日本銀行の住宅ローンの評判

南日本銀行住宅ローン06

南日本銀行の住宅ローンを利用された方がどのような点に着目して選んだのか、またどのような感想を持っているのかについて、まとめましたので参考にして下さい。

南日本銀行を選んだ理由

  • 勤務先のメインバンクとなっている
  • 疾病保障の保険料が比較的安い(がん:無料、8大疾病:0.2%)
  • 金利が比較的安い

南日本銀行を利用しての感想など

  • ネットバンキングで繰上返済手続きが出来ないのが不便
  • ATM手数料がかからないなどの特典があると嬉しい

まとめ

南日本銀行の住宅ローンのメリットやデメリット、評判、そして審査はどうなのかについてについて紹介しました。

南日本銀行の住宅ローン(P・S型)は、最大融資金額は大きくありませんが、保証料が不要であり、疾病保障の保険料が比較的低めです。

南日本銀行での住宅ローンのメリットやデメリットなどをしっかりと確認して、南日本銀行の住宅ローンを検討してみるのも良いでしょう。

 

金利・総支払額が安い住宅ローン 

最後に、金利が安く保障も充実した住宅ローンの紹介です。

トータルの支払金額を安くしたい場合におすすめとなっています。

審査の結果金利が高くなることもあるので、仮審査は早めに行っておくと安心です。

銀行によって審査条件が違うので、審査を通った中から一番条件の良かった銀行を選ぶのがおすすめとなります。

ネットでお得な変動・10年・長期固定住宅ローン 

低金利と充実保障でお得な住宅ローンとして人気があるのが住信SBIネット銀行銀行の住宅ローンです。

住信SBIネット銀行(対応) 

住信SBIネット銀行



住信SBIネット銀行のローンは、変動金利・10年固定金利が最低水準で、他行には無い全疾病に対応した保障、さらに障害補償まで無料で付帯しています。

地方銀行やメガバンクなどに比べて金利が安く、支払い総額が数百万円安くなることもあります。

もちろん、保証料、一部繰り上げ返済手数料も無料とお得になっています。(での利用に対応しています。)

住信SBIネット銀行の公式ページはこちら


実質金利でお得な住宅ローンとして人気があるのが三菱UFJ銀行の住宅ローンです。

固定期間終了後の金利が他行よりも低いのが特長で、当初金利と返済完了までの実質金利を安くしたい方にオススメとなっています。

三菱UFJ銀行(全国対応) 



メガバンクの三菱UFJ銀行の住宅ローンです。

三菱UFJ銀行の住宅ローンは、変動・10年・長期固定金利が安く、さらに固定期間終了後の金利が低いのがポイントです。

ガンや糖尿病などの7大疾病保障にも対応しており、もしもの時も安心です。(住宅ローン残高がゼロ円になります。)

金利が安く抑えられており、支払い総額が他行に比べ数百万円お得になることもあります。

団体信用生命保険料無料・WEB手続きで一部繰上返済手数料無料となっています。

三菱UFJ銀行の公式ページはこちら

保障が充実の変動金利住宅ローン 

保障が充実した住宅ローンとして人気があるのが住信SBIネット銀行の住宅ローンです。
全疾病保障が無料で付帯するのが特長です。


住宅ローンは、当初金利を比較するだけでなく、ローン終了までの総支払額を比較することが重要です。

また、審査基準は低くないため、事前審査は早めに行っておきましょう。

>>住信SBIネット銀行の住宅ローン詳細

>>三菱UFJ銀行の住宅ローン詳細


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