【リフォーム体験談】築37年の一戸建てをライフステージに合わせてリノベーションこのページはWEB広告を利用しています
こんにちは、管理人のサトウです。
今回は、築37年の一戸建てを2回リノベーションされた方の体験談です。子供の成長や自分の老後のことを考えるとライフステージによって家に求められる機能も異なってきますよね。

 

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1回目のリフォームは長男長女を自立させるため

私は65歳無職の男性です。住まいは愛知県名古屋市の昭和30年代に開発された住宅地です。

両親がその住宅地の一角に80坪の土地を買ってくれていました。

私が就職して6年目、28歳の時にローンを借りて家を建てました。昭和54年のことです。今住んでいる家は建築してから37年経ちます。

30年で借りた住宅ローンもすでに完済しました。  

長男が小学校に入った年に第一回目の増築とリフォームをしました。長男長女にゆったりした部屋を持たせて自立の精神を植え付けるのが目的でした。増築をお願いした大工さんは近所に住む人でした。 

2回目のリフォームは老後のため

そのリフォームから10年後にこれから詳しくお話しする第2回のリフォームをしました。

トイレ、お風呂そして台所が古くなって今の生活様式に合わなくなってきたからです。私が40歳台半ばのころです。

今回の増築とリフームは一部二階建てにするかなり大掛かりなものでした。

工事を依頼した業者は最初私が家を建てた業者と同じでした。建物の事情がよく分かってしいるとの理由で仕事を依頼しました。  

増改築には私の考えをかなり取り入れました。建築雑誌などで勉強して住みやすい住まいにすることに重点を置きました。業者から見ればうるさい施主だったと思います。

リフォームへのこだわり

トイレは家の北側から西側に移しました。3畳ほどの広さのトイレにしました。後日飲みすぎたときトイレで横になって眠ってしまったこともありました。

広くしたのは高齢になった時のことを考えてのことです。車いすに座ったままトイレに入ることができます。 

お風呂場はタイルを使いました。同一系統の色のタイルですが濃い、薄い色を使い分けて冬場に温かく感じるようにしました。

浴室内暖房・乾燥機は冷え性の妻の要望でつけました。ここにも高齢時の対応をしました。湯船には入りやすく、洗い場は広くしました。人の手を介しての入浴も考えました。  

台所は対面式にしました。セット物でなく大工さんに誂えてもらいました。部屋の中心に洗い場があります。熱の出るコンロなどは窓側に置きました。

熱がこもらないように天井は50センチ高くしました。床下点検口も作りました。台所から居間は別々の部屋ですが仕切りの戸をスライドさせると1つの部屋になります。居間は板張りですが、洋間用の畳を置いて、櫓こたつを使っています。  

これから増改築を考えている方は業者の言いなりになるのではなく、自分や家族の意見を反映させ、高齢になった時のことも考えるべきでしょう。

業者と話をする前にどのようにしたいか自分の考えをまとめておくことがとても大切です。業者ペースの改築は仕上がりがきれいになりますが、住民にとってベストとは言えない場合があります。

(体験談は以上です)

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