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こんにちは、管理人のサトウです。

今回はリフォームした店舗兼自宅に欠陥があり、最終的に裁判まで起こして解決した事例です。

世の中にはひどい業者もいるようですので、自衛策を取っておかないと大変な思いをするはめになりそうです。

顔見知りにリフォームを頼んだら大変なことに、、、

私は愛知県犬山市に住む女性です。職業は自営業です。

長年、住み慣れた2階建ての店舗兼住宅を、祖父母が、家族みんなで住めるようにと思い切って4階建てに建て替えることになり、顔見知りの青年会議所や商工会議所で親しくしている会社に依頼しました。

仲間ですから、きちんとした建物にしてくれると思い込んだことから、間違いでした。

散々格闘したあげく、売却するはめになったので、祖父母の終の棲家となるはずだった、老後も考え、思い切って設置したエレベーターも無意味なものになりました。

欠陥のオンパレードに悪びれない厚顔無恥な顔見知りの業者

力を入れないと開かないドア、設置位置がおかしい台所、住む人間を考えない過剰な照明と空調の数々。

お風呂が大好きな祖父母の為の、ジェットバスの見積もりのお風呂は標準モデルでしたが、大理石風のパネルを大理石だと説明したり、高齢者をだますようなことばかりしてました。

家族が言うまで、「もうすぐ、泡が出る」とさえ言ってました。

人が良い、機械にうとい祖父母だけなら、それで通すつもりだったようです。

特に、酷かったのが水道関係で、お風呂のある4階の水量は1階の半分程度、さらに、朝はいつも赤水が出ます。

それも、「新築だから、仕方ない、すぐに戻る」と放置されていました。

公的機関は何もしてくれません

保健所に訴えても

「近所では、何もないから建物内での異常です」

と言われ、大腸菌が出ても、われ関せずといった感じでとても困りました。

市役所は市役所で、

「業者が動いているので」

と、われ関せずです。

結局は裁判に
それでも、らちが明かないので結局は、裁判を起こしました。

そのために、新築の家の壁は穴だらけ、真新しい店舗の床を掘り起こしました。

結論から言えば、配管が設計図通りでは無く、水道管は野ざらしにされていた廃品同然のものを使用していたようです。

大腸菌は、店舗のトイレの配管が漏れていたことが原因でした。

業者の施工ミスなのに自分たちがクレーマー扱い、、、

判決が出て、修理はしてもらいましたが、ご近所や商工会議所などでは、欠陥住宅を建てられた私達がクレーマー扱いでした。
結局、祖父が自宅に入れたのは、お葬式の時だけでした。
祖母は、商売をやる気がなったようで、そのまま廃業し、4階建てのビルは、かかった費用の半分にもならない金額で売り払いました。

「友人」「ご近所」「恩人」などに依頼しないほうが無難

その前も、後も、建物は建てましたが、失敗したのは、すべて「友人」「ご近所」「恩人」などのりしがらみがあった場合です。
金額は高額、品質底辺、修理もしてくれないということのオンパレードです。

逆に、自分で調べて、3社以上見積もりを取って、建築中に、何度も何度も現場に行って、写真を取ったり作業員に差し入れしたり仲良くした物件は、老朽化による修理しかありません。

写真は、土台から必ず撮っておいたほうがいいです。

悪徳業者という事だけでなく、いざという時の、修理などにも、役に立ちます。

地元だから、悪いというわけでもありません。30年たっても問題ない地元業者もあります。

テレビCМが派手でも、5年持たない屋根の家を作る有名会社もあります。

数パーセントの費用を出しても、設計士に管理を頼むのも、安心です。

価格だけで選ぶのも、失敗の元です。

良い住宅は、それなりの価格なのですから、、

(体験談は以上です)

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