【欠陥住宅体験談】欠陥住宅かどうか判断の難しい建売住宅は、専門家を入れるのがおすすめ

こんにちは管理人のサトウです。

今回は建売住宅を購入したが、断熱材とジュラク壁の欠陥がある体験談です。分譲住宅は、欠陥住宅かどうか見分けるのが難しいですね。建築中に見に行ったり、専門家にチェックしてもらうなど、資産や健康面にも後々影響しては大変なので、後悔しないためにも欠陥住宅の知識を知ることも大事ですね。

30年前に購入した建売住宅は、壁の中がスカスカの様子

私は、京都市在住の40歳の男性で、自営業です。

30年前、両親が建売住宅を購入した。
当時、わたしが喘息気味だったので、空気のよいところで探していたら、山裾のよい住宅団地をみつけた。両親が購入したときは、まだ周りに1軒しか家がなく、市内を一望できるぐらい見晴らしがよかった。
そのロケーションも気に入り購入したと聞いている。

その家の欠陥は、壁に断熱材が入っていないか、あるいはズレ落ちているようだということだ。また、ジュラク壁が落ちてきていた。
欠陥住宅だと気づいたきっかけは、壁の中に蜂が巣を作ったらしく、ブーンと音が鳴っていたことだ。飛び回る音も聞こえ始めたので、これは中がスカスカだなと思った。

また、冬場には壁の結露が激しく、化粧合板みたいな仕上げ材の表面をよくみると、うっすらカビが生えている。下地の胴縁のラインだけカビが生えていない。
やはり、壁体内がスカスカでまったく断熱できていないところだけカビが生えたのだと思った。さらに、ジュラクはボロボロとこぼれ落ちはじめ、下地があらわになった。

断熱材を止める施工の不良の可能性が…リフォームで対応

もし断熱材が入っていないなら手抜き工事。ズレ落ちたなら施工不良だが、一昔前の物件ではよくある話。さすがに断熱材を入れていないということは無いと思いたいので、グラスウールの断熱材をタッカーで止める施工の不良だと思う。
ジュラクはよくわからないが、左官の不良かな?と思う。塗り直してもらったら落ちてないので、下地の不良ではないと思う。

その後、ジュラクは、クレームを入れて塗り直してもらった。購入後、間もなかったので直ぐ対応してくれた。
断熱材は最近気づいたので、分譲会社には何も言っていない。リビングだけリフォームして、壁をめくらずにコンパネと吸湿タイルを上貼りした。

建築中に見に行くだけでも、職人さんの緊張感が変わる

正直、分譲住宅の場合は欠陥住宅かどうか見分けるのが難しいと思う。しいて何か対策するのであれば、建築士かホームインスペクターに頼んで契約前にチェックするぐらいだと思う。

欠陥住宅を買ってしまうと、そのあと資産的にも健康的にも大変なので、お金を使っても専門家にチェックしてもらう意義はあると思う。分譲住宅は同じ団地内でも当たりハズレがあるので、住宅会社が誠実かどうかだけでは判断できない。だから、チェックが大事。

もし、建てる前に家を買えたら、または注文住宅であれば、建築中に何度も見に行くべき。「現場見たってわからない」と思うかもしれないけど、現場に行くだけで職人さんの緊張感が変わると思う。

さらに、100%防げるわけではないが、有名ハウスメーカーの分譲住宅を買えばある程度リスクを下げられるかもしれない。有名ハウスメーカーであれば施工レベルは一定以上なので、不動産屋やパワービルダーの家より欠陥が少ないと思う。

(体験談は以上です)

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