こんにちは、管理人のサトウです。今回は築15年目にして欠陥だったことが判明した方の体験談です。白アリの発生で欠陥に気がついたそうです。
白蟻発生! でも床下に通路が無い!? 基礎コンクリートをぶち抜きました
私は埼玉県に住む30代後半の男性です。仕事は在宅で勤務をしています。
私の経験した欠陥住宅は、他界した父親が先祖の土地に立てた家にまつわるものでした。
築15年目くらいで、白アリが発生しました。ここまでは、仕方のないことかもしれませんが、駆除の薬剤を散布することになったとき、床下がコンクリート壁によって分断されており、他の部屋の床下へ入っての作業をすることができない構造であることが分かりました。
施工業者が下見をした段階で気付きました。自宅ではダイニングから床下へ入ることができましたが、室内からは他に床下に出入りする口がなかったので、事実上の欠陥だと思います。
誰も気が付かなかった床下の欠陥
住宅の設計段階で施工業者側で、床下作業用の通り道を確保することを考えていなかったのだと思います。
基礎の隙間をあけておらず、しかも床下へ出入りする入り口が一か所しかなかったことで問題になりました。家を新築した時に、業者の人も両親も誰も気づかなかったようです。
とりあえずその時は白アリのコロニーが一か所で見つかっていたので、早急に全体のシロアリ駆除をしなければいけませんでした。
どうしても床下からの作業が必要だったので、基礎コンクリートの一部を破壊して、人が通れる通路を確保するということになりました。
通路は一か所だけ壊せば良いということでした。
工事業者がやってきて、ガリガリバリバリと基礎を破壊する工事を始めました。その工事の後に、シロアリ業者が入り床下全体に殺虫剤を散布していきました。それでなんとかシロアリの脅威から家が守られたというわけです。
欠陥は買った時には分からない
誰も自分の家が欠陥住宅だとは考えたりしないかと思います。結果的に欠陥住宅だったということは、購入した後になって年月が経過してからわかってくるものです。
そのため建築する当初から、購入する最初の段階で気づくことは難しいことだと思います。特に床下などは見る機会はほとんどありません。
目立った欠陥であれば発見できるかもしれませんが、それでも全ての欠陥は見抜けないとは思います。
購入するときに、施工会社との間で、欠陥が発生した場合の保証などをしっかり決めておくことなども必要かと思います。それから欠陥が合った場合には修理できるように、予算を十分確保しておくことも大事かと思います。
欠陥住宅体験談まとめ
今回は床下に通路が無かった、という体験談でした。私も自宅を建てましたが、床下の奥まではまだ行ったことがありません。
中古住宅を購入する場合などは、床下の通路のチェックは難しいと思いますが、建築時の図面などがある場合は、確認させてもらうというのも重要なポイントかもしれませんね。
(体験談は以上です)
【不動産売却のおすすめ記事一覧】
【不動産売却の基礎知識】
- 不動産を売りたい時にやることリスト集!家・マンション・一戸建て・土地まで!
- 家やマンションを早く売りたいなら、不動産の「買取」と「仲介」の違いを知ろう
- 空き家を高く売るには?早く確実に売却する方法を解説!
- 自宅の相場の調べ方!家や土地を高く売るための方法
- 不動産を売るメリットを分かりやすく解説します
- 【基礎知識】家・マンション・土地等の不動産を売るときの流れと売却で失敗しないためのポイント
- 【基礎知識】家やマンション、土地等の不動産を売るときの手順と方法まとめ
- 【基礎知識】不動産売却媒介契約の種類と違い、メリットとデメリットから選び方のポイントまで
- 【基礎知識】戸建住宅やマンション・土地などの不動産売却時にかかる費用まとめ
- 【基礎知識】戸建住宅やマンション・土地などの不動産売却時に必要な書類と取得方法まとめ
- 【基礎知識】住宅や土地などの不動産売却時にかかる税金、受けられる控除と確定申告の方法まとめ
- 【基礎知識】家やマンションなどの住宅を売却する際の不動産業者の選び方まとめ★完全版★
- 中古住宅の売却方法はたったの2つ、その違いを解説!
- 戸建やマンションなどの持ち家 売る場合と貸す場合に発生する費用の比較
【不動産売却のコツ】
- これだけは知っておきたい! 居住中の不動産を売却する時の注意点
- 値引きさせない不動産売却前のハウスクリーニングのポイント!
- 売却前に必読! 不動産を値引かずに高値で売却するための方法
- マンションの売却査定で損をしない! 3大ポイントを徹底解説!
- 家や戸建て住宅の売却査定で損をしない! 3大ポイントを徹底解説!
- 土地の売却査定で損をしない! 3大ポイントを徹底解説!
- 不動産の売却査定で損をしない! 3大ポイントを徹底解説!
- マンションを売りたいと思った時にやることリスト! 高く売るための方法
- 家を売る時にやることリスト5つ!高く売るために必須の方法!
- 土地を売りたいと思った時にやることリスト6選! 高く売るための方法!
- 不動産を業者に即金で高く買取してもらうためのコツ
- マンションを売るのはどこがいい?買取や売却の専門業者を口コミで調べる方法!
- 不動産の査定後の断り方!気負いなく断るためのポイント6選!
- 知って得する! 家やマンションなどの住宅を高く売る3つのコツ
- 簡単に分かる! 家やマンションなどの住宅売却時の相場の調べ方
- 戸建やマンションなどの住宅、売却か賃貸か選択する際の判断材料はコレ!
- これだけは知っておきたい 不動産売却にかかる時間と高く早く売るためのコツ
- 不動産を任意売却した後に買戻しする方法~成功に導く2つのカギ~
- 知らないと損する!不動産を売却して老人ホームに入居する際の注意点
- 不動産を分割払いで売却することは可能?またその際の注意点
- 住み替え・買い替えの重要ポイントを徹底解説!不動産売却のコツは?
- 不動産を高く売却するには、隣地の所有者や隣人に声をかけるのがポイント
- マンションから戸建てに買い替える際のポイントは?
- スーモを使って不動産売却や査定をする際に注意すべきこととは?
【不動産売却の疑問】
- 不動産売却は複数社に依頼したほうがお得?
- マンションの相場はいつ上がる?季節やタイミングで高く売れる!?
- マンションや家の不動産売却査定は匿名でも可能?
- 路線価から不動産の査定価格を簡単に調べる方法!家・土地などの評価はどうやる?
- 土地を高く査定してもらうためのポイントってあるの?
- 一戸建て住宅やマンションを売却するタイミングはいつがいい?
- 戸建やマンションなどの持ち家、売るのと貸すのはどちらがお得?
- 不動産売却の報酬って何?金額は?下げることって可能なの?
- 不動産売却で値下げは必要? 値引きのタイミングと適切な金額とは
- 不動産を売りたい理由は2タイプ 値引きが必要なのはどんな場合?
- ピタットハウスに不動産売却するメリットってどんなものがあるの?
- 転職を機に、住宅ローンが残る不動産は売却する?賃貸に出す?それとも・・・
- 不動産を売却するときに競合がいた場合にはどうする?
- マンション売却、高く売るならオリンピック前?後?相場は予測可能?
- 不動産売却時の手付金は必要?相場はいくら?注意点はこの4つ!
- マンション売却の期間?3ケ月が目標?売れない場合の対策方法
- マンション売却時、壁紙の張り替えは必要?張り替えのメリットと費用は?
- 不動産売却で注意したい瑕疵担保責任とは?
【相続した不動産売却】
- 相続で得た不動産は売却した方がお得?
- 相続した不動産の価値はどうやって決まるの?
- 相続した不動産を売却する流れを分かりやすく紹介します
- 相続で得た不動産を売却するための相談はどこにする?
- 空き家を相続した場合の3000万円特別控除とは?
- 相続で得た不動産や家を売却する場合の手続きと費用は?
- 親の土地を売却するためにはどうすればよい?
- 相続した不動産を売却するなら3年以内がおすすめなワケ
【不動産買取りのおすすめ記事一覧】
【不動産買取について】