欠陥住宅を購入しないためには家を急いで決めないことが大切

こんにちは、管理人のサトウです。今回は両親が欠陥住宅を購入してしまった方の体験談です。

両親の購入した家がカビの発生しやすい欠陥住宅でした

私は21歳の学生です。欠陥住宅は北海道の札幌市中央区にあります。
両親が札幌市中央区に物件を探していた時の話です。その時は物件がなかなか見つからなかったそうです。母親が妊娠中であったこともあり物件探しを急いでいた上に、その状況で見つけた物件が母親の実家に近かったため、その家を購入することに決めたそうです。

購入した家には欠陥がいくつもありました

まず換気口が内側に傾いていたことです。そのせいで雨の日は家の中に水が入ってくることがよくありました。

また、購入直後に床裏がしけっていることもありました。そのため、家全体の湿度が非常に高くなっていました。更に、家の間取りは奥まった部分が非常に多く、湿気がたまりやすい構造になっていました。しかし、それに対する換気の仕組みもないため、その状況を改善することが難しいものでした。

それらの構造的な欠陥による結露で、部屋の湿度が非常に高くなり、カビがかなり発生しやすい状況になっていました。実際カビが和室の畳裏や部屋と部屋を仕切る戸の裏二はもちろん、家財道具や窓枠にも発生し、いくら除去してもなかなか根絶できない状況になってしまっていました。

また、それとは別の欠陥があり、窓の立て付けが非常に悪く、窓がきっちりと閉まらず、冷気が流れ込んでくることがままありました。

これらの欠陥は、両親がこの家を購入してから数年、私が生まれて間もないころに気づいたそうです。

引っ越しをしたらアレルギーも消えました

購入して大して期間の長くない物件ということもあり、私が小学校を卒業するまでの間、そこで暮らしていました。それまでの間、私自身も両親と一緒にカビの除去をしていましたが、私と母のカビアレルギーが治る様子もなく、家にいるときには毎日のようにくしゃみや鼻水の症状に襲われていました。

私の中学への進学に伴い、このような環境を改善するために引っ越しをしました。新居ではこのような鼻水やくしゃみの症状もなく、これらの症状が問題の住まいのカビとその発生しやすい状況にあることがわかりました。

欠陥住宅を購入しないためには家を急いで決めないことが大切

欠陥住宅を購入しないためには、まず家を急いで決めないことが大事です。私の両親は、急いで住まいを決定したため、見た目が割とよかったこの家を選んでしまいました。自分の住む家はいろいろなところを吟味してゆっくりと考えて決めなければならないと、このことから学びました。特に家の中には何回か立ち入って自分の目でしっかりと見て決めることが重要です。

(体験談は以上です)

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