欠陥住宅

こんにちは管理人のサトウです。今回は自宅を売却した後に、その物件に欠陥が見つかってしまったという方の体験談です。売る側も欠陥についてしっかりと考えておかないと、後々大変な目にあってしまうというお話です。

欠陥住宅を売りつけられたと怒る売却相手

私は40歳女性、現在主婦です。
京都に所有の土地があったため、工務店でお願いして三階建てを建てました。

風呂、トイレ、キッチンなど水回りを二階にもってきて、生活の中心が二階となるよう設計して頂きました。

自宅を売り出し中に、天井から落ちてきた水滴

線路沿いの家だったため、静かな所へ転居しようと思い、建てて5年ほどで売りに出しました。
ちょうど売りに出すのと同時期、一階の和室(真上は風呂)の天井から水が2、3滴落ちてきました。

キッチンで作業もしておらず、トイレも流してない、お風呂も入ってない時間にどうして? と思っていると、水が落ちてこなくなり様子を見ることに。

とりあえず工務店には状況を説明し見に来て頂いたのですが、外壁も天井もキレイなので問題ないだろうとの返答。
売りに出している矢先なので心配でしたが、何とか売却相手も見つかり、手続き完了となりました。

売却相手からの苦情で、担当工務店に連絡したところ…

しかし、1ヶ月も経たないうちに、和室から水がジャージャー漏れると売却相手より苦情がありました。

すぐ工務店に連絡し状況説明して、「以前の様子が悪化したのではないか、やはり欠陥があったはずだ!」と問い詰めました。

でないと、こちらが欠陥を隠して売却したことになり、修理代もろもろ全て支払わなくてはならなくなります。

前兆があって工務店に報告し確認して頂いた上で問題ないと言われた限り、こちらもそれを信用して欠陥なしと伝えていますので、正直驚きました。

売却相手は相当怒っていて、どうして良いのか悩んだ挙げ句、建ててもらった工務店に相談することにしました。

すると、びっくりするような甘えた声で、「お願いしますよ~」と、修理代を私達に被れとお願いしてきたのです。

さすがにこちらも腹を立て、最後まで首を縦には振りませんでした。

明らかになった配管の欠陥

結局、しぶしぶ工務店が修理することとなったのですが、天井を開けてみると浴槽から流れる水の配管に欠陥があったようで…。

天井も表面の見た目はキレイなままですが、水がしみて内側がブヨブヨになっていたそうです。

「天井から滴り落ちた水が畳を直撃するので、畳にカビが生えたらどうするんだ!」という、売却相手の言い分も通り、畳も全て張り替え、天井も総替え、配管やり直しとなりました。

欠陥住宅は見た目では分かりません。

どんなにシッカリ建てて頂いても、内壁と外壁の間が見られないのと同じように、下階の天井と上階の床の間もどうなっているのかわかりません。

所詮、人の造るものです。いつも完璧とは限りません。

購入前から欠陥かも…と思うより、明らかな欠陥がない限り気に入った物件があるなら購入していいと思います。

ただ、気を付けることがただひとつ。先程も書いたように人が造ったものです。

不備もあるでしょう。ならば、相手の不動産業者なり工務店なりが真摯に対応してくれるかどうかを見極めること。

お互いが、「売った!」「買った!」「さよなら」ではいけません。立て付けの悪い部分の修理、年数が建てば防蟻施工など、何でも相談に乗ってくれるお相手を探される事が欠陥で泣きを見ないための近道だと思います。
(体験談は以上です)

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